3月19日(木)
「旅籠屋」たつの店の朝が来た。

久々のベッドでゆっくりと眠れたが、エアコンのせいで部屋が物凄い乾燥していてもうちょっとで喉がやられそうだった。

外に出たらもうほとんど雨は止んでいた。

朝の龍野の町を歩いてみる。


眼科の個人医院が大駐車場完備で驚いた。そんなに患者が多いのだろうか。

マックスバリュの脇に歩けそうな道があるから、ちょっと行ってみよう。

そこにはなんとも昭和な商店街があった。

その名も「龍野ショッピング」だ。


この商店街に入っているのは飲食店というよりかは、

手芸店や衣料品店にガラス屋に楽器店と、より生活に密着したような店が多いという印象だった。

そろそろ宿に戻って朝ごはんにしようかね。
もうこれが最後の旅籠屋になるかもしれないので、

無料の朝食サービスを意地汚くも思い切り頂く。

薄いながらも久々のレギュラーコーヒーが沁みた。
さて今日はどこまで行こうか。厄介なことに明日から3連休だ。東へ向かうには向かうのだが、連休に神戸だの大阪だの京都だのにはなるべくなら居たくない。となると今日頑張ってそれらの大都市圏をスルーしてしまう必要がある。本来なら旅はのんびり下道を走りたいが、今日は止む無く高速を使って滋賀あたりまで一気に行ってしまおう。
そうと決まれば、最後に朝風呂も頂いてから宿をチェックアウトし、

近所の「森下製パン」さんで明日の朝食を買い、

龍野ICから山陽道に乗った。

過去の経験上、京都あたりで確実に渋滞にハマる。その前にちょいとレク散歩をしておきたいところだ。
龍野から30分弱走ったところの権現湖PAに入り休憩しようと思ったら、何やら高速上に居ながらにして行ける公園があるような矢印があったので従ってみると、

「権現総合公園」というところに辿り着いた。

キレイな公園なのに、無人だった。

高速側からも一般車側からもアクセスできるという今時な公園だ。

ゴージャスな遊具があるので、きっと明日からの連休には子供連れでそれなりには賑わうのかな。

昨日の雨のせいか、芝生広場はところどころがカジュアルウォーターになっていた。

多少は気晴らしになったかな?

レクを終えて再び高速へと戻ると、

あちこちで渋滞にハマった。

しかもノロノロというよりは、けっこうピタっと止まる。

それでも時間がかかりつつも神戸を過ぎ、

大阪を越え、

京都を越えて京滋バイパスに入り、

ようやく瀬田東ICで高速を下りられた。いやー、ここまでけっこう長かったなー。
先ずはランチでもと草津市中心部へ向かうと、道端のガソリンスタンドで”165円”と出ていて驚いた。滋賀、安!!ははーーん、いつも給油している草津PAが安いのはそういうところかと、この時理解した。
草津駅近のお目当ての店の付近へ行くと、道が激狭で駐車場を探すのも大変そうだったので諦め、

琵琶湖方面へと向かった。
メシの前に軽くレク散歩しようと先ずは烏丸半島というところに行ってみた。烏丸といえばせつこだよなあ、なんてしょーもないことを考えながら半島に入り水生植物公園に行ってみると、なんと犬NGだった。
ま、しゃーねーなと半島を出て、すぐ右手にある、

「湖岸緑地津田江-3」に来てみた。

無料のキャンプ場でもあるようだが、

ここも昨日の雨のせいでグチョグチョだった。
琵琶湖といえばのバスフィッシャーが数名釣りをしていたが、

バスやブルーギルなどの外来種はリリース禁止で、釣りあげたら持ち帰るか、もしくは湖畔の回収箱に入れなければいけないらしい。

向こうに見えるのは何だろう?

閘門という、舟を通す門のようだ。



渋い社会科見学をした気分だ。
レク散歩もこの辺で切り上げさせてもらって、いざ昼飯とやって来たのは、

「道の駅草津」の中の食堂だ。

シンプルなおにぎりランチを頂く。小鉢はしょぼいが、近江米のおにぎりは美味かった。古古古米とか騒いでいたのはもう遠い昔のようだ。

ランチも終わったので草津を後にし、大津へと入る。

@165円で給油した後は、

近江大橋を渡って、お初となる琵琶湖西岸エリアに入る。

草津はクルマが多くてあちこちで渋滞していたが、大津は流れていた。

さらに交通量が少なくなってきたあたりに本日最後のレク場がある。

それがこちら、

「坂本城跡」だ。

なぜか5頭身にデフォルメされた城主の明智光秀公がお出迎えしてくれた。

この坂本城は宣教師のルイス・フロイス曰く「安土城に次ぐ天下第二の城」とまで言われるほど豪華絢爛だったそうだが、今では城っぽさは何も残っていない。

到着した時から、脳内では「麒麟がくる」のテーマ曲がずっと流れていた。

資料が乏しくていまだに謎が多い光秀だが、この地から琵琶湖越しに信長の安土城や秀吉の長浜城を望み、何を思っていたのだろうか。中途入社で初めのうちは調子良かったが、やがてモーレツパワハラ社長からキツイいじめを受けるようになり日々思い悩んでいたか。はたまた新卒叩き上げの超有能な後輩君の目覚ましい出世ぶりに内心焦っていたか。

「豊臣兄弟!」でもいよいよ本能寺の変が近づいてきている。大河にしては演出や描写にキャスティングが軽くてイマイチ不満だが、はたしてどのように描かれることやら。
本日最後のレクも終わり、後は宿場へと向かうだけ。
とその前に、ここまで夕食が買えていないのでどこかで調達しないと。

やって来たのは、「生鮮館げんさん」だ。

中に入ってその充実ぶりに驚いた。みかんや肉系の試食をつまみながら、何を買おうか目移りがすごい。

夕食の心配も無事無くなり、こんどこそ宿場へと向かうだけだ。

もうひと踏ん張りだ。

ようやく見えてきた。

到着したのは高島市にある「道の駅藤樹の里あどがわ」だ。

日本陽明学の祖である中江藤樹さんの生誕の地ということらしいが、正直何一つピンとこない。おそらくその世界では神のようなお人なのだろうが、ドラマや映画の題材には、、、取り上げられることは無いんだろうな。。
この道の駅だが、周囲には平和堂&バローとスーパーが二つにホームセンター、すき家にマックに丸亀製麺とやたらと便利そうなところだ。道中で何も買えずとも、ここに来れば食いっぱぐれる心配は無さそうだ。
さて夕食は、先ほど「生鮮館げんさん」で調達した、

滋賀と言えばの近江牛コロッケに、

赤カレイの唐揚げに、

豚バラあぶり焼きに、

人気ランキング堂々1位のポテサラというラインナップだ。

近江牛のコロッケもポテサラもスーパーとは思えない高級な味で、もはやデパ地下のレベルだ。豚バラあぶり焼きもいいお味。カレイはもしかしたら骨まで食えるかな?と思っていたが、ダメだった。しかし身はふっくらと申し分のない美味さだ。いやー、いいスーパーだ。また機会があれば是非とも寄りたい。

夜になると一気に冷えてきた。湖北地方、実はバリバリの雪国だというのがよくわかる寒さだった。
本日の走行距離:239km


