3月7日(土)
「道の駅いたの」の朝が来た。

とても静かな夜だったが夜中に何度も目が覚めた。これも加齢のせいなのだろう。

エルブレはぐっすり眠れたようで、
朝っぱらから元気一杯であった。ただ、一本やりたいのはエルだけで、ブレアはノリがイマイチ悪かったが。

こちらの駅は新しくてキレイなのは素晴らしいのだが、アスファルトだらけで草や土があまり無い。

こりゃ早々にエルの気に入りそうな散歩場へ移動しないとだな。
さて今朝の食い物は、

昨日の夕方に大好きな半額シールに意地汚く飛びついた明太トルティーヤに

同じく半額の粒あん食パンと玉子サンドという豪華なラインナップだ。

明太トルティーヤはパリパリと美味い。ほぼスナックだ。サンドイッチもパンがしっとりしていて味が良く、粒あん食パンもアンコがぎっしりと詰まっていて素晴らしかった。

今朝のヨーグルトの供は本来イチゴ農家さんである「過保護フルーツパーラー」さんのイチゴと、

これまた昨日夕方にここの物販で買った温州みかんだ。

イチゴはさすがは本職、なかなかの美味だったが、みかんの方はちとハズレだった。昨年の秋旅では堪能した温州みかんだが、やはりもう時季じゃないのだろう。ヘンだとはちょっと思ったのだが、井出さんの魅力的かつ派手なコピーのポップにまんまと騙された。ま、この先柑橘王国に入るのだから、きっちりとリベンジしたるわ。
昨日のWBC台湾戦は13-0と派手にコールド勝ちしたようだ。今回どうしようかと迷ったが、旅の真っ最中で観てるヒマも無さそうなので結局ネトフリ加入は見送った。それにしても今回のWBCもそうだが井上尚弥もしかり、いよいよテレビが滅亡する日も近いのだろうか。
お世話になった道の駅を後にし、

7分ほど走って本日最初のレクにとやって来たのは、

「桜づつみ公園」だ。

常識を外れない限り、犬を連れて散歩しても問題無さそうだ。

こじんまりとした公園のようだ。

陽射しが無く風も冷たい。


水の流れが止められているが、あれに見えるは滝らしい。

滝の裏側がトンネルになっていて歩けるようなので入ってみよう。


こういうのには普段はビビるブレが珍しく先導していた。

きれいなバーベキュー広場もあったが、

犬はNGだ。
あっという間に一周したが、まあまあ満足して頂けた様子だった。
さてと次へ行こうかと駐車場へ戻ると、

白いポストが目に入った。いまひとつピンと来ないが、ここに入るモノは誰がどのような経緯で入手したモノなのだろうか?ワタシの子供時代のように空き地の片隅に何故かその手の本が捨てられていてしかも雨ざらしで波打っている、などという時代でもなかろうに。自動販売機ももう絶滅しただろうから、ここでいう本やビデオは、青少年が書店やコンビニ、はたまた通販で必死に入手したものの、運悪く母親や先生に無慈悲に没収された宝物たち、ということなのだろうか。うーん、いと哀し。

本日最初のレクを無事に終え、西へと走り始めた。

六番~十番と次々と札所の案内が目に飛び込んで来て、否が応でも四国感が高まる。

お、次のレクの場所が近づいて来たぞ。

ここの道の駅にコンパスを停めて、、と思いきや、満車で停められず。そうか土曜だもんな、今日。

案内に従ってちょっと戻った所にある「美馬市地域交流センター(ミライズ)」に停め、

レク第二弾にいざ出発!

やって来たのは、

通称「うだつの町並み」だ。

現役時代はついぞ出世というものに縁が無かったワタクシ、

ここに来ればうだつの上がる立派な男になれるのやもと、藁にも縋る思いでやって来たのだ。

ここが昔ながらの「うだつ」が今も残っているというレトロタウンなのだが、ところで「うだつ」って何だっけか?

うだつというのは、

屋根に乗っかっているこのパーツのことらしい。なんでも、隣家からの火災の類焼を防ぐ目的で屋根の両端に設けられた漆喰塗の防火壁だそうな。

これを設置するには多額の費用がかかるため、うだつを上げられる男はリッチマンの証明だったってことから、反面甲斐性なしのダメ男を「うだつの上がらないヤツ」と呼ぶようになったとさ。


それにしてもこの町並み、

もうちょっと広いのかとばかり思っていたが、あっという間に端から端まで歩けてしまった。しかも土曜というのに閑散としていた。あの道の駅のクルマたちはどこに来ているのだ?

今日はかなりの強風でのぼり旗やらビニールやら色々なものがやたらとバタバタひらひらして、そういうのが大嫌いなエルのシッポは下がり、テンションもだだ下がりでちっとも楽しそうじゃなかったので、

適当なところで切り上げて駐車場へ戻ることにした。

帰り際に目に飛び込んで来たのは、

何とも味わい深いレトロな劇場だ。

三谷幸喜物の舞台になりそうだなと思いきや、山田洋次映画(虹をつかむ男)でとっくに使われてたようだ。知らなんだ。
さて腹も減ったので近くで何か無いかと検索してやって来たのは、

「セルフうどん和ぁさん」だ。うどんを食うには未だ徳島県だが、評価が4.2だったので来てみた。土曜の昼間ということもあり、そこそこたくさんのクルマが停まっていた。

なんとテラス席も用意されているが、強風のため断念。


香川で食うよりはうどんに腰が無いが、東京で食うよりは格段に美味かった。サービスの柑橘もうれしい。

レシートに併設のパン屋の割引券をそっと印字し、食後はパンを買わせようと誘う戦略がちょっと憎いがもちろんまんまとその術中にはまる。

食後はいくつか道の駅を冷やかして夕食になりそうなものを物色し、

ドッグランがあるというので「道の駅みま」にも寄ってみたが、まさかの有料だった。

走ったとしてもせいぜい5分程度のエルブレを有料に入れるのはあまりにも勿体無いので、外から冷やかすだけにしておいた。

さてそろそろ本日の宿場へと向かうかと走っていると、やたらと「池田」という文字が出てくるようになった。徳島で池田ってもしかして、あの??
せっかくだから寄ってみっかとナビをセットし、最後はやたらと細い道を走らされて辿り着いた丘の上に、

「徳島県立池田高校」はあった。

ワタシが中学高校の頃に甲子園で暴れまくっていた野球部はここで練習してたんかと思うと、感慨深い。こんな田舎の公立高校が筋トレと金属バットを武器に、当時一回の表から送りバントばっかしてた私立の名門高を粉砕するのが痛快でたまらなかった。

ふと横を見ると同い年くらいのオッサンも校舎の写真を撮っていた。おそらくワタシと同じクチだろう。

ノスタルジックな観光を終え、あとは宿場へと向かうだけ。

国道32号を北上して香川に入り、ちょっとすると、

本日ご厄介になる「道の駅たからだの里さいた」に到着した。

静かで良さそうなとこだね。

やたらと広い草っぱらもあるし。

おやコリーさんとは珍しい。ちょいとご挨拶させて頂いた。
落ちついた後は、

ちょっと坂を上ったところにある「環の湯」へひとっ風呂浴びに行く。570円と安いが、靴を脱ぐ前に払った立ち寄り湯はここが初めてかもしれない。

風呂の後に夕食に寄ろうと思っていた「日だまり」さんだが、テイクアウトもやっているとのことなので適当にみつくろって後で寄りますと言い残し、風呂へと向かった。
土曜というだけあってそこそこ混んでいたが、とりあえずサッパリ出来た。
テイクアウトをピックアップして外に出ると、まさかの小雨が降り出していた。

「道の駅いたの」で買ったお徳用パックの海苔をつまみにゴールドスターで喉を濡らし、奥さんの戻りを待つ。至福の瞬間だ。

エルブレは大好きなコンパスの女子部屋で伸び伸びと気持ち良さそうに寝ている。

テイクアウトしてきた今宵のメニューは、肉じゃが、玉子焼き、カレイの煮付けに茄子の煮浸しというメンツだ。カレイと玉子焼きはグッドだったが茄子はちょい濃く、肉じゃがは激濃だった。あまりの味の濃さに肉じゃがはほとんど廃棄処分となった。
また今夜も20時頃に雨降りとなり、止むのを待ってえいや!とラスト散歩に出て何とか凌いだ。

我が家はクチコミを読んで裏手の駐車場に陣取ったおかげで今のところ静寂そのものだが、表側はアイドリングのオーケストラ隊が盛大に演奏会を催していた。
この道の駅、裏が正解だ。
本日の走行距離:88km

