東京のど真ん中にて後見登録ひとまず完了

任意後見の日々が始まってちょっと経ったある日、東京法務局から待ちに待ったものがついに届いた。登記事項証明書だ。これは、任意後見人であるワタシの名と監督人の弁護士センセイの名が刻まれた法務局お墨付きの証明書で、これさえあれば何でも出来る印籠みたいなモンだ。(注:あくまで公正証書に書かれていることしか代理で行使できません)

早速この印籠を握りしめて先ずはゆうちょ銀行へ駆け込み、母の口座の後見人登録ってヤツをし、さらに滞っていたかんぽ生命の入院保険金の申請をしてやった。

ゆうちょ銀行は以前からこのテの話にはかなり融通を利かしてくれるので、なんだかんだで二時間以上かかったけど無事全て終了した。

問題は北洋だ。ご当地北海道では無敵で石を投げれば北洋のATMにぶつかるくらいのポゼッション率だが、一歩道外に出れば無力だ。だがちょうどいいことに唯一の道外支店が東京にあるのだ。ちなみに弁護士センセイも東京支店があるということを知らず、軽く驚いていた。

そんなこんなで、

花の都大東京のど真ん中、大手町はサンケイビルの24Fにある、

北洋銀行東京支店へとやって来た。

前に一度、ここのATMには来たことがあったが、店の方は始めてだ。どうせ出張所みたいなチンケな店構えだろと思っていたが、

かなり立派な店舗だった。さすがは大手町。

久々の大都会に目がクラクラ

こんな島流しみたいな店舗に居るヤツはきっと道内での出世レースから外れて飛ばされたしょぼくれたオヤジばかりだと思い込んで来てみたが、若めの女子や銀行のくせにネクタイもしてないTシャツジャケパンのしゅっとした男子なんかが溌剌と働いていてこれまたビックリ。この唯一の道外店舗はいったいどんなミッションを与えられているのやら。

で、肝心の後見人登録だが、ゆうちょ銀行では求められなかった実印なんかも押さされたり、同じような書類を何枚も書かされたりとなかなかめんどくさかった。対応してくれた女子は裏手とこちらを何往復もしていたが、おそらく裏に居る課長あたりに言われているのか、最後には申し訳なさそうに「本人確認書類、何かありますでしょうか・・」と言う。いやいや、本人札幌だし何もないわと。「それではご本人にお電話して・・・」いやいや、もう電話したってまず気づかんしつながったとしても難しいこと言われたってキョトンとするだけだわ。なんだよ、この印籠があるのにダメなんかよ。

何度も何度も裏手に消えて、最後には次回札幌に行った時に保険証か何かをどっかの道内支店に持って行く、という話で落ち着いた。北洋、やっぱりめんどくせー。

極めつけは、最後にATMで母のおむつ代を同じ北洋の業者に振り込もうとしたら、エラーになった。なんとこの通帳から二年以上振込してないからだと言う。と、それ以前に目を疑ったのは、”手数料 220円”とあったことだ。「・・・もしかして北洋って北洋同士なのに振込手数料取るの?」とおそるおそる聞いてみると、「はい、そうなんですよ」・・・。

そんな銀行、聞いたことねーーー。馬鹿々々しいので振込はキャンセルして家でネットバンキングで払おう。

全て終了して支店を後にし、「出来ることなら北洋は全て解約してゆうちょ銀行に一本化したろかな」、なんて考えながらさっさと帰った。やっぱ都心は疲れるわ。定期的にここに通帳記帳のためだけにこれからも来ないといけないとは。。

 

その数日後、札幌家庭裁判所からまた封書が届いた。もう後見も始まったのに、まだ何かあんのか?

軽くドキドキしながら封を切ると、

要するに「切手を返します」ってことだった。任意後見監督人申立ての時に払った3,240円分の切手から、

結局1,010円分しか使わず、残りの2,230円を送り返してきたのだ。しかし、そちらは「余ったんで返す」で終わりかもしんないけど、

返された方は現金に替えることも出来ないし、郵便局でハガキとかレターパックに替えるんでも手数料取るらしいじゃん。普通に切手として使えばいいじゃんって言いたいのかもしんないけど、500円切手なんて何に使うのよ。

しかも、

「受け取ったら受領書送れや」ってか。返してきた切手から110円貼ってか。ギャグか、それ。ファックスでもいいって言ってるけど、それだってコンビニとかで金かかるんですけど。

競合他社の居ない親方日の丸ってのはホントいいよねえ。食物連鎖の頂点だな。でも令和の時代にこの昭和オペレーション、いい加減なんとかならんのかね?こんなの台湾とかシンガポールとかの人に話したら、「ウソ!?(笑)」ってゲラゲラ笑われるんでない??