2か月が経ち、ようやく

西日本、とりわけ熊本は無慈悲な酷暑に襲われているというのに、東京は例年とは比べ物にならないくらい涼しい変な夏な8月末のある日、母の居る施設から電話がかかってきた。うわ、またなんか暴れてんのか?と恐る恐る出ると、

「なんか裁判所から封書が届いたんですけど」

とのことだった。

6月の末に裁判所に申立てをしてから既に2か月、ようやく待ちに待った一報が届いたようだ。それにしてもなんで申立人のこっちじゃなく母親に送ってんだよ?と最初は思ったが、

翌日東京にも届いた。どうやら本人(母親)、申立人(ワタシ)、監督人の3者にこの「審判書」というのが送られてくるもんなんだと、AIが教えてくれた。

で、肝心なのは監督人が誰になったのか?ということだ。おそるおそる封を切って審判書を引っ張り出して見ると、「主文」というドキっとする言葉の下に札幌の弁護士さんの名前が書いてある。

早速ネットで検索してみると、そのセンセイの事務所のHPに一発で辿り着いた。うん、見た目はシュッとしていてなかなかの切れ者風だ。経歴からすると現在41歳かそこらだな。あとはクチコミだ。グーグルを見ると、なんといいことばかり書いてあるでないの。

「他で80万と言われたの案件を20万でやってもらってありがとうございました」

的なコメントまであった。これはまさに庶民の味方でねーの。家庭裁判所調査官〇木〇子に「人権派のいい人プリーズ」と泣きながら懇願した甲斐があったかもしれない。

晴れて監督人も選任されたところで、お次はなんだ?というと「初めまして」の面談だ。待ってりゃ監督人からコンタクトしてくるとAIは言うが、その通りその翌日に電話がかかってきた。札幌と東京なのでもちろんFace to FaceではなくZoomでOKと言ってくれ、その二日後にリモート面談と相成った。

Zoomを通して現れたセンセイは、HPの営業スマイルも無く、かなりお堅い印象だった。かと言って偉そうな雰囲気は微塵も無く、なんとなくこの先上手くやっていけそうな気がする。

この面談で決まったことは、

1.取り急ぎ、母の通帳の直近1年分のページのスキャンデータの提出

2.11月末に一回目の定期報告を後見人から監督人へ行う。内容は締結済みの委任後見契約に基づき収支報告、領収書類の提出等々。その後も3か月後毎に定期報告を行う。

3.半年に一度は後見人として母の様子を実際に見に行き、その際は監督人に通帳の原本を見せる。

という3つだ。今後は母に何か起きない限り、半年に一度の札幌行きが続くことになった。しかしながら任意後見も大事だが車中泊旅も大事。上手く両立できるようなスケジュールを組みたいものだ。それもセンセイにご相談の上だが、多少の融通は利くのでは?と今は甘く考えている。札幌行きはやっぱ、毎年1月中旬と7月中旬かな?となると冬靴買わねーとな。

そして監督人には母の金から報酬が支払われるルールになっている。相場は1~3万円/月らしいが、具体的にはどうやって決まるのか?AIに聞くと、監督人が「この後見人の面倒を見るのにこれだけ手間がかかった」、といずれ裁判所に申立てをし、最終的には裁判所が額を決めるらしい。年間12万なのか36万なのかじゃえらい違いだ。なんとしてでも12万に抑えたい。「12万に抑えるにはどうすりゃいいの?」とまたまたAIに聞くと、要するに「提出する資料や報告をぐうの音も出ないくらいのカンペキなものにして監督人の手間を徹底的に減らす」ことらしい。1年間大した手間もかからなければ裁判所も最低報酬の12万円にしてくれるというのだ。

ふふん、なんだそんなことでいいのか。こちとら長年事務作業に従事してたんだ。アドミ処理ならお手のもんよ。手始めは最初の「母の通帳の直近1年分のページのスキャンデータの提出」からだ。もう10年以上使っている自宅のポンコツ複合機で母の3冊の通帳をカンペキにスキャンしてさくっとドライブに貼りつけた。しかもセンセイから言われた期限よりも大幅前倒しで。どうだい?弁護士センセイさんよ。おいら仕事が出来るだろ?だから月1万円でなんとかお願いしますよ。

ところが、カンペキだと思っていたのはポンコツ後見人のみで、その後「あれがない、これが抜けてる」と何回もメールが送られてきた。やべー。最初っからこんなに監督人に手間かけてたら月額3万円コース必至だ。ちょいと気合を入れなおさないとな。。

そんな中、我が家のワンどもはというと、

なんでもないある日、エルと違って好きに触れるブレアをいつものようにいじくりまくっていると、左の腿の上の方で丸いものが指に触れ、一気に血の気が失せた。ブレア!!お前もか!?

こ、これは・・・

見ると黒くて見るからに嫌な感じのするイボで、エルが手術して取った奴と似ているような気もする。善は急げと、ソッコーでかかりつけ医の元へ駆けつけた。先生いわく、「そんな悪いものじゃない気がするなあ」と。。「でも気になるなら部分麻酔して取っちゃって病理にまわすんでもいいけど」とも。うーーん、どうしたらいいもんか。。エルも最初は悪いもんじゃないとの見立てだったのに徐々に大きくなって結果癌だったということもあるしなあ。。ほんの数秒だが激しく悩んでいると、

「あれ?取れちゃった」

先生がちょっといじっているとポロっと取れたのだ。何が起きたか最初よくわからなかった。もしかしてダニだった??とも思ったが、違うと。「こんな簡単に取れるんなら悪いモノじゃなさそうだし、その後同じところにまたイボが出来たらまた考えましょう」ということでこの日はお暇した。

それから2週間が経過したが、イボが出来たところはすっかりキレイになって後発も無い。はー、良かった。異母兄弟ならぬ”イボ姉妹”かと、肝を冷やした2026年夏だった。

最後までお読み頂き、有難うございました。もしよろしければ、最後にポチっと押して頂けると幸いです。↓

にほんブログ村 旅行ブログ ペット同伴車中泊の旅へ にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ にほんブログ村 犬ブログ 元捨て犬・元保護犬へ