九州旅も終わりヒマになったので久々に管釣りにでも行くことにした。
場所は最寄りのアホみたいに混んでいる王禅寺ではなく、大好きな「リヴァスポット早戸」にした。長い冬シーズンも終わってこの時期は19:30まで営業しているので、午後から行っても思う存分楽しめるのだ。
コンパスに乗り替えてから初めての早戸川だが、最後の細くクネクネの林道はやはりヘビー級にはしんどかった。
正午前に無事着いてみると、いつものように清らかな流れがお出迎えしてくれたが、平日にしてはけっこう混んでいた。駐車場で火を使うなとアナウンスが流れている割には、堂々とBBQしている若者たちも何故か居た。とくにお咎めは無いようで、おおらかな釣り場である。
ここは私が一番好きな釣り場で、なぜかというと魚たちがとにかく活きが良くて、他の釣り場じゃ見向きもしてくれない下手くそな私のルアーを夢中で追っかけてくれるからだ。
先ずはここでいつも頼りになるBF0.9gを投げる。ここは水深が無いので特にカウントを取らずに投げて巻くだけでいつも釣れてしまうところも楽で好きだ。
開始3投目くらいでヒレピンのキレイなレインボーが釣れてくれた。これは今日も楽しませてくれそうだ。
だが後が続かなく、色を変えて投げてもダメだった。それではとクランクはどうかな?と、かつては永遠に釣れ続けてくれたこともあったこしアンのカフェコークを投げてみた。釣れたことは釣れたが、連発とはいかない。これはいつもと違うぞ。
それではミノーはどうだ?とこれもかつて永遠に釣れ続けた思い出のザッガーを投げた。釣れることは釣れるのだが、これも連発には程遠い。やはりいつもの早戸じゃないようだ。
やはりクランクかと色々試したら、ミニグラスホッパーでようやく連発してくれた。そうか、今日はバッタなんだなとグラスホッパーをカラーを変えて投げる続けると、どれもヒットがあった。
そうこうしているうちに13時半ころに待ってましたの放流タイムがやってきた。いつもならBF0.9gのゴールドを投げて巻いていれば、魚の方から大はしゃぎで勝手に追いかけてきてひったくるように咥えてくれる。清流なので猛然と追いかけてきてパクっとする瞬間が丸見えなのもアホみたいに楽しいのだ。
本当はロデオクラフトのレギュラーカラーの#1ゴールドだけ投げていればいいのだが、昨年ここでロストしたっきりなので、2017シグネイチャーの松本ハンマードゴールドを投げた。だが、いつものような10連荘とかには程遠く、5匹程度とどうもいつもと違う。いつもより人が多くてプレッシャーが強いせいなのか。
その後もポツポツとは釣れたがやがて釣れなくなった。あれこれ試行錯誤しているうちに魚が跳ねはじめたのでデカミッツ作戦に移ると連発してくれた。やはり魚が浮いた時にはこれに限る。
だんだん疲れてきたのでコンパスに戻ってしばらく休憩し、次のボーナスタイムである日没後を待った。暗くなればいつもなら黒かグローのスプーンを投げとけば一投一撃なのだ。
陽が長くなってきたのでなかなか暗くならなかったが再び釣り場に出動し黒やグローのスプーンを投げまくったが、まるでいつものような連発にはならなかった。やがて飽きてきて集中力も切れたので、まだ閉店まで1時間もある18:30で納竿とした。
いつも午後いっぱいやれば60匹くらいはいけるのだが、今日は30という体たらく。やはり何も考えずに投げて巻いているだけじゃきっとダメなのだろう。
いつもなら圏央から中央を走って帰るところだが、今日はここから30分ほど走った場所でひとりで泊まらせてもらうことになっている。
神奈川県唯一の村である清川村にある「道の駅清川」が本日お世話になる停泊地だ。村とはいえ神奈川だけに混んでいるのかなと思ったが、結局この夜はお仲間は10台程度だった。
近隣に店は無いので、今宵はファミリーマートで調達した二品をつまみに一杯やらせてもらった。
噂では頭文字Dのような走り屋たちが立ち寄ると聞いたのだが、幸いこの夜はそのような珍客も大型さんも来ない静かなものだった。
またしばらくしたら早戸に行って今日のリベンジを果たし、もうちょっと気の利いたつまみを用意してこの駅へ来よう。