3月9日(月)
「道の駅小松オアシス」の朝が来た。

静かな夜だった。アイドリングトラックのせいだとはいえ、結果的に空いてる駐車場にも関わらずバリバリのトナラーになってしまい、お隣のキャブコンさんには申し訳なかった。

今朝の気温は2℃。3月の西日本ってこんなに寒かったっけな。


ここは一応、西条市小松中央公園の一部ということになるらしい。

こんな広場がすぐにあるのが犬連れには有難い。

エルブレは今のところ元気一杯で食欲も旺盛、腹の調子も絶好調だ。

朝食は、昨日「道の駅たからだの里さいた」で買った一切れ玉子サンドに、スーパー「ハローズ」で買った一個128円の安パンという組み合わせだ。玉子サンドはパンも具もかなりのハイレベルで美味かった。対して安パンはというと、これはこれでなかなかどうして必要にして充分な美味さだった。

WBC日本代表の東京ドームラウンドは絶好調のようだが、まあ当たり前か。本番はアメリカに行ってからだろう。アメリカやドミニカは物凄いメンバーだし。最初の頃の他所の国は「仕方なく参加してる」感がプンプンして全く本気じゃなかったのを考えると、信じられない意欲が感じられる。
さて今日はこの旅も六日目を迎えるので、あまり溜まらないうちに一発洗濯をしておきたい。

お世話になったハイウェイオアシスから坂を下りて下界へと向かう。

7分ほど走ったところにある「コインランドリー抗菌王」さんの洗濯機に洗濯物をぶち込む。
ここはスーパー「マルナカ」さんの一画にあり、ペットボトルや牛乳パックを捨てられ、

しかも嬉しいことにすぐ隣にキレイなトイレまである。普通コインランドリー単体だとまずトイレは無いので、ここはなかなか貴重だ。
洗濯機が働いてくれている間にちょろっと散歩にでも行こうかと地図を見ると、

線路を渡った向こうに何やら二つほど古墳があるではないか。

こりゃ行かない手は無いだろうと、いざ出発。


いかにも六角精児さんが歩いてそうな長閑な予讃線の単線の踏切を越え、

一歩踏み込んだ途端に「変な服着た犬連れたよそ者が侵入した!」と連絡網で情報がまわり、既に全員が知ってそうな長閑な集落をのんびりと歩く。


さすがは柑橘王国、美味そうな色をした実が惜しげも無くボロボロと地面に落ちてほったらかしにされている。
お、あの辺にあるのが古墳だなと、

とりあえず一人で偵察に行ってみる。



西大塚古墳というらしいが、、

説明書の類の立て看板などがどこにも無く、

歴史的価値等々、何もわからなかった。
このすぐ傍にも東大塚古墳ってのがあるみたいだが、、、

どう見てもこの民家の向こう側っぽい。これじゃ人の土地にズカズカ入らないと行けそうにないな。アメリカなら撃たれるぞ。
東大塚の方はあっさり諦め、そろそろ洗濯も終わってる頃なので帰り道だ。

こんなんでもエルは満足そうに歩いていた。知らない初めての場所は大好物だしね。

洗濯後はいつもDAISOの突っ張り棒を引っ張り出し、

コンパスの天井に設置して洗濯物を干す。
さて洗濯もレクも無事に終わったところでそろそろ昼飯のことを考える頃だが、奥さんが今治B級グルメの焼豚玉子飯を食ってみたいと言い出した。なるほどなかなかそそられるでねーのと二つ返事でOKし、今治の白楽天なる有名店を目指して国道196号を北上した。

4、50分走ってお目当ての店に来てみると、なんと行列が出来ていて駐車場も停められないクルマが通路にまで溢れているという信じられない光景を目の当たりにした。月曜なのに!?
こりゃダメだと即断念し、代案の店を目指してさらに北上する。

やがて辿り着いたのは、

しまなみ海道は来島海峡SAの下道側の一般車駐車場だ。

ここのSAのレストランでも今治B級グルメが食えて評判もそこそこいいらしいので、坂を登って行ってみる。
お、ここにも、

地名ロゴモニュメントがあった。

そういやここのSAは、今までまともに歩いたことが無かったな。

レストランはあっちだな。

外席があった。日陰でちと寒いがここに陣取ろう。



夢にまで見たB級グルメに釜揚げしらす真鯛丼をチョイスしてみた。果たしてどうか?

チャーシューが柔らかくて美味い。そして巷で言われているほどタレの味が濃くなくてGoodだった。ノーマルの焼豚玉子飯が890円に対してこちらの【極】は1150円とプレミアムだが、たった260円の差ならば断然こちらの方がいい気がする。しかも1150円って、SAにしては安いな。
釜揚げしらす真鯛丼の方は、悪くはないが真鯛が3枚しか乗っていなかったのがちと残念。そして桃屋の江戸むらさき的な海苔が乗っているが、これは甘くて邪魔で不要に思えた。

食後は奥さんが売店を物色しに行っている間に、ベンチに座ってぼーっと目の前の愛媛県観光案内図を眺める。

さてこれからどっちへ向かおうか?このまま大好きなしまなみ海道に乗って大三島で泊り、翌日は行ったことない大崎上島にでも渡ってみるか?はたまたこのまま四国を南下し、これまた行ったことのない宿毛方面にでも行くか?それとも、、、

寛いでる背中に向かって「また九州にでも行くか?」と声をかけると、クルっと瞬時にこちらを同時に振り返ったエルブレ。決まりだ。また佐賀関へ行くフェリーに乗ろう。

右手に瀬戸内を眺めつつ国道196号を南下する。
今宵は松山あたりで泊ろうかと色々宿場を物色していると、「せっかくだから道後温泉に入ってみたい」と奥さんが言う。うーむ。

道後温泉かー。あそこ混んでそうだしなー。。インバウンドだらけだろうし。。でも月曜ならそうでもないんかなー。。

そう言ってる間に松山市内がどんどん近づいてくる。

まぁ、いっぺん行っとくのもいいか。なーんてこの時は軽く考えていた。それが大間違いだったと後で痛感することになるとも知らず。。

ついに問題の道後温泉が見えてきた。お、なんだやっぱり大して並んでないやん。

先ずは今宵お世話になる道後温泉駐車場へチェックインだ。


今宵の寝床も確保出来たところで、先ずはこの超有名な温泉街を散歩してみようではないの。

うん、まだ温泉はほとんど並んでないね。


この温泉街、

全国どこの温泉街でもありがちな「廃れ」感というか「寂れ」感というものがどこにも感じられない。

さすがは屈指のメジャー温泉、

羽振りが良さそうだ。

レク散歩も無事終わり、いざひとっ風呂浴びさせてもらいに行きましょう。

げげ!!

さっきと打って変わってすげー並んでる!!
スタッフのお姉さんが言うには次の17時の組には入れると言うが。。
なんかまだ10代と思しき若者の団体がいくつも前に並んでいるが、卒業旅行か何かだろうか。それにしてもこの若者たち、誰一人マスクをしていないのは何故だろう?最近の子供たちって幼少期からバリバリの花粉症だったり菌に弱かったりなんじゃなかったっけ?なんならもう糖尿や老眼まで居るって言ってたような。こいつら舌下なんちゃらとかってヤツをばっちり施してんのかな?
なんてことを考えているうちに窓口の番になる。事前にホームページで読んだが料金システムが複雑すぎてよくわからない。最後までよくわからなかったが要するに単純に風呂に入るだけなら700円らしいので払い、いざ中へ。

この大人数を飲み込むんだからそれなりに広いんだろうなと思いつつ脱衣所に入った瞬間、嘘でしょ?ってくらいの過密ぶりにたまげた。そしてそれは浴室でもシメの脱衣所でも最後まで続いた。おそらく熱狂的なファンが日本中におられるのだろうから自粛するが、、一言で言うなら、あずましくなさの極致。いくらなんでも人数入れすぎやて。

さて気を取り直して今夜は温泉街でぱーっと行こうか。

狸小路的なアーケードをちょっと歩き、

やって来たのは「一進丸」さんだ。
予約無しで来てみたが、もう席はほとんど埋まっていた。やっぱ道後温泉、栄えてますね。

先ずはグイっとプレモルで喉を濡らす。

初っ端はやはり枝豆だ。

シャキシャキと新鮮で美味し。そしてこのお通し、ひじき豆で350円も取るのかーと最初は思ったが、食ってみるとこれがかなり美味かった。これだけで店のレベルが窺えるってもんだ。

次に一人前の刺身を頼んでみたが、どのネタも新鮮で素晴らしい。
刺身とくれば、

若いギャルソンが見事な表面張力で注いでくれた愛媛の地酒(たしか川亀特別純米?)を頂く。爽やかでフルーティな味わいは絶品だった。

たこ天を追加する。実にジューシィーで美味かった。

さらにこの店ご自慢の鯛の藁焼きを追加する。カツオじゃなく鯛というのは初めて見た。香ばしくて最高だった。
一進丸さん、いい店でした。

今宵の駐車場は夜中はクルマが入って来ないので静かなことは確実だ。これぞ屋根裏寝の絶好のチャンスだが、夜中にポツポツ降るのと風もちょい強めとの予報が出ている。うーーん、残念。
本日の走行距離:82km

