昨年夏の北海道旅の前に千葉は印西の「グリーンドクター」さんに預けっぱなしになっていた我が家の大事な植物たちはどうなったのか?昨年末にようやく引き取りに行ってきた。
首都高から東関道で千葉北を目指すのだが、年の瀬も迫る金曜のこの日はやたらと道が混んでいた。お台場のあたりで先ず詰まり、葛西から幕張に至るまで断続的に渋滞が起きて早くも萎えてきた。一体全体どうなってんだ?と思ったが、どうやらこの日は強風だかでアクララインが通行止めでその分湾岸に流れて来ていたせいで空前絶後の渋滞となった模様。千葉北のはるか手前から、左側の車線に宮野木JCTから京葉道に入りたいクルマがピクリとも動かずまるで立ち往生しているかのごとく長蛇の列をなしていた。
やっとことで千葉北で下り16号をひたすら北上し、印西を目指し田舎道に入る。
ようやくグリーンガーデンさんに到着した頃は、家を出て2時間半近く経過していた。有り得ない時間だ。
コンパスを停めて事務所の方に歩き、ホースで水やりをしていた年配のスタッフと思しき親爺さんに「植物引き取りに来ましたー」と声をかけた。「???」という様子の親爺さんは事務所に入って色々探していたが、どうやら今日我が家が引き取りに来るという情報が全く引き継がれていなかったようだ。
まあそれでもここに居るのは明白なので、親爺さんたちが慌てて引き渡しの準備をしているのをしばらく待つだけだった。やがて預けていたスパティフィラムのスパ子とアジサイが4か月ぶりにその姿を現し、たまげた。
8月に預ける前はこんなだったのが、
こんなんなって現れたのだ。明らかにジャングルのように鬱蒼としている!すんごい剛毛。フッサフサだ。うらやましい。
アジサイの方も8月はこんなショボイ姿だったが、
これまたこんなフッサフサで現れた。いやー、よくしてもらっていたんだなあ。スパ子は温室、アジサイはアウトドアで過ごしていたらしいが、共に周りには同じく預けられた植物たちに囲まれていたようできっとワイワイと楽しく暮らしていたんだろうと思う。
いざ引き渡し、の前にはスパ子だけ葉っぱを新聞紙でくるんでもくれた。温室でヌクヌク暮らしていたのに外に出ると気温差で葉っぱが茶色くなるからだとおっしゃっていた。大事にされてて良かったなあ。
預かりの代金もよくわからないロジックで、思っていたよりも遥かに安くて恐縮した。印西は遠いが、これならまたお願いしてもいいかと思った。
だがこの後、取手方面でヤボ用をこなし、高速代をケチって水戸街道を通って帰ったが3時間近くかかってしまった。大した距離でもないのに毎回これだとさすがに厳しいので、やっぱり次回はもうちょっと近くにいい預け場所を何とか探したいと思った。