自動水やり装置計画は断念し、今回はアウトソーシングを試してみる

もうじき北海道に向けて旅立とうとしているところだが、留守中の毎度毎度の気がかりは我が家の大事な植物たちの水やりだ。昨年秋の山陰山陽紀伊半島旅、今年春の九州一周旅ともに自慢の自動水やり装置は途中から機能せず結果的に無残にも失敗し、長老のスパティフィラムのスパ子と相棒のアジサイを酷い目にあわせてしまった。

水やりが失敗し瀕死のスパ子

さて今回はどうするかとあれこれ考えてみたが、抜本的な策は見つからないでいる。

こうなりゃペットホテルのようにどこか預かってくれるところは無いものか、と色々ネットを探しまくること数日。ついに「これだ!」と思えるところを見つけた。「グリーンドクター」といういかにも頼りになりそうな会社だ。

預り料金は鉢のサイズで決まり、我が家の場合スパ子がLサイズで2,000円、アジサイはMで1,000円で一か月預かってくれるという。ただ家まで取りに来てもらうとなると、出張料金で往復30,000円も取られるそうな。たけーなと腰が一瞬ガクっと引けたが、自分で持ち込めば持ち込み料金の3,000円で済むとのことで迷わずそちらをチョイスすることにした。ただ、場所が千葉の印西市とまあまあ遠いが、我が家の近場には同じサービスをしているところを一軒も見つけられなかったので、致し方ない。

というわけで早速予約を取り、ダンボールにスパ子とアジサイを突っ込んでコンパスに乗っけて印西市に向けて出発した。

首都高に乗ってから東関道に出て千葉北で下り、16号をしばらく走ってからようやく印西市に入ってやがてグリーンドクターさんに到着した。いやーけっこう遠かった。

二人とも元気でなー いい子にしてんだぞー

早速ダンボールを降ろし、何か所も蚊に食われながらのドクターの診察が始まった。スパ子は特に何も言われなかったが、アジサイの方が茎が枯れかかっているので、悪い所から切って土に差してみるというちょっとしたオペが必要と聞いてちょっと驚いた。色々と話を聞いていると、やはり昨年秋と今年春に与えたダメージのせいではないかとなった。スパ子も、毎年春から初夏にかけて十輪以上咲くのだが今年は二つしか咲かなかったのもそのダメージのせいかもしれない。大事な家族の一員なのに悪いことをしちまったなあ、と反省した。

気兼ねなく旅が出来るよう念のため2か月の預りでお願いした。とりあえず今日のところは一か月分と持ち込み代で計6,600円(税込)を支払ってグリーンドクターさんを後にした。

無事スパ子を預けたので安心して昼飯でもと、ちょっと走ったところにある「道の駅しょうなん」に寄ってみた。

駐車場ではうちのすぐ前に入ったベンツのでかいSUVが四つ葉マークの軽と何やら揉めていた。ベンツの方はサンドウィッチマン伊達風のガラの悪そうなヤツで、白昼堂々でかい声を張り上げて軽の爺さんに怒鳴っていたが、爺さんもなかなかのツワモノのようで一歩も引かずに怒鳴りあっていた。おそらく「俺が先に入ろうとしたスペースに入りやがってこの野郎」とかそういう類の話だと思うが、暑いのによーやるわ。ああ、実にくだらない。

異様に気味の悪いキャラ

最近リニューアルされたのか広々として建物もキレイな駅なのでこりゃ美味い物が食えそうだと期待してレストランに行ってみた。

思ったより選択肢が少なく、色々悩んだ挙句「しょうなんのごちそう食堂」のチャーシュー麺とタルタルがてんこ盛りの唐揚げ定食にした。まあ美味かったが、やはり首都圏よりも地方の道の駅の方が満足度が高い気がする。

だがレストランには外席がいっぱい用意されていて手賀沼を眺めながら犬連れで食事が出来る。今回はエルブレを連れてこなかったが、ここは連れてまた訪れてもよいかもしれない。通りを渡ったすぐのところに立ち寄り湯もあるし。

ピーナッツソフト
売店の戦利品

旅の間の最大の懸念であった植物たちの心配もこれで無くなったので、後は線状降水帯を避けながら風の向くまま放浪旅に出るだけだ。

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