ヒマなので久しぶりに真面目に甲子園を毎日チェックしているが、最近は坊主じゃない学校もあればユニフォームがド派手なところもあって刺激的だ。その派手ユニの代表格とも言える下関国際は往年のヤクルトを彷彿させ、私の世代はきっと松岡弘や安田猛を思い出してノスタルジックな気分に浸っていることだろう。
そんな中、世間ではすっかりお盆休みも終わり残暑厳しい毎日だが、我が家はそのクソ暑さから逃げるべく北へ旅立つことにした。
例によって朝早く食べさせたご飯が胃の中で落ち着くのを待ってからの出発となるので、自宅を出たのは10時半だった。
都内を抜けて東北道に乗るまでに1時間くらいを覚悟していたらとんでもない、王子のあたりから激しい渋滞にやられ、結局川口まで1時間45分くらいかかってしまった。毎回先ず首都圏を抜けるまでに体力を消耗させられる。
しかもブレアさん、まさかの二回リバース。渋滞のストップ&ゴーが嫌いなのはわかるが、しつこいくらいに旅の初日に必ず吐く。頑固なヤツだ。
川口からは順調に進み、先ずは上川内SAでランチ休憩とした。
フードコートのメニューはごく普通のラインナップで、その中からスタミナ豚丼とネギ味噌豚丼をチョイスした。味もまあ普通で、漬物が一番美味かったかもしれない。まあこれからアレやコレやと美味い物が食えるはずなので良しとした。
味はアレだが、ここは外席がたくさんあって犬連れには嬉しい。
さて今回フェリーは三日後の8/21の14:20を予約した。余裕を見てその二日前に出発とし、初日の目的地を安達太良SAに設定していたがここ上川内から1時間半くらいで着くとグーグルは言う。それじゃあもうちょっと頑張るべかと、二日目を楽にすべく初日の目的地を宮城県は長者原SAに上方修正した。
そうと決まれば後は走るだけと、ひたすら東北道を北上する。
栃木を抜けて福島を越え、宮城に入る頃にはもうヘトヘトになっていた。先代犬と北海道へ行っていた頃にはまだ暗い早朝に東京を出て14:20のフェリーに乗り、その日の夜には函館に入っていたのが今となっては信じられない。今よりも10歳も若かったのが何よりも大きいが、クルマも快適なツーリングワゴンだったのも大きい。
宮城に入ると気温が夢のような26℃と出ていた。これは今夜は無理なく眠れそうだ。
ようやく長者原SAに着いた頃には17:30を越えていた。今日はここまでということにしよう。
とホっとしたのもつかの間、ここでちょっとしたトラブルを起こしてしまい、1時間ほどそれに費やしてしまった。全ては自分のポンコツぶりが引き起こしたことで、初日からかなりへこむ。相手のご家族にも迷惑をかけ申し訳ないことをした。
その間ずっとクルマの中で待たせていたエルブレをドッグランに連れていった。疲れもあってか、草を食うばかりでまるで走らず。
遅い昼食の豚丼と、トラブルのへこみのせいであまり腹が減っていなかったので、夜はSAの売店で買った笹かまぼこと牛タンコショウをつまんでゴールドスターで流す程度にしておいた。
旅の初日から先が思いやられる夜となった。明日から気を引き締めて旅に挑みます。
本日の走行距離:421㎞