2021 山陰山陽旅 第八日 ついにフェリーで島に初上陸

道の駅 みやま公園」の朝が来た。

予報通り昨夜から降り出した。早朝はまだ小雨というレベルだったが、9時くらいには本格的な降りになった。

犬連れにとって雨は大敵である。散歩が過酷なものになるし、雨の中で足拭きをしないといけなくなる。

カッパを着ての散歩

朝食は安定のお茶漬けだ。素朴に染みる。

それにしてもここみやま公園はこれまでの旅で一番静かに夜を過ごせた。幸いにして朝までトナラーが来なかったのも大きい。また、夜中から雨予報であったためいつもの屋根裏部屋での就寝ではなく、初めてポップアップを閉めて2nd & 3rdシート展開ベッドで寝たのも防音に効果大だった。

ここの道の駅はトイレは大したことないが、物販が充実している。ガチの魚屋さんにパン屋、弁当コーナーなどどれも非常に美味そうだった。

立派なモンゴイカも売っていた

もともと午前中いっぱいは雨をやり過ごすためにここに居るつもりだったので、ランチもここでお金を落として調達して車内で済ませた。

深山名物の焼きあなご、ままかりずし、赤飯というラインナップだ。焼きあなごは尾頭付きという東京ではまず見ないビジュアルで、蒲焼きで香ばしくて美味かった。ままかりずしもいい感じの酢加減で赤飯と共にボリューミーでグッドだった。こういうアイテムが買えるのが道の駅の醍醐味であろう。欲を言えば、どの道の駅もせめて19時くらいまでは営業して欲しいものだ。16時CLOSEとかはいくらなんでも早すぎる。

ランチを食べながら本日の予定をあれこれと会議した。昨日まではここから近い倉敷でも観光しようかなどと思っていたのだが、ちょっと待てよと。地図を見ていると小豆島へ渡るのもいいんじゃないかと思い始めた。滅多に行けるところじゃないだろうし、フェリーにコンパスを乗っけて島へ渡るなんて考えるだけでワクワクしてくるではないか。そもそもの山陰旅がどこかに吹っ飛んで大幅な予定変更だが、それも気ままな旅ならではだ。

そうと決まったら、島はガソリンが高そうだから岡山側で給油を済ませ(161円/l)、

宇野港のフェリー乗り場へ到着した。

宇野から土庄(小豆島)への運賃は、クルマが8,750円でプラス大人1名分が1,260円のトータル10,010円だった。1時間半の船旅だがやはりクルマを乗せるとけっこうかかる。

いざ乗船開始。

エルブレは客室へは連れていけないため、航海中は皆でコンパス内で過ごした。この日は全くと言っていいほど船が揺れなかったせいか、初のフェリーでもエルブレは落ち着いていられた。

小豆島へ着く前に豊島の二つの港に寄ってようやく目的地の土庄港へ到着した。

いざ小豆島へ上陸

上陸後は近くのスーパー「マルナカ新土庄店」によって夕食を買い、停泊地の「道の駅 小豆島オリーブ公園」に着く頃には完全に日が暮れていた。

併設された天然温泉「サン・オリーブ」で先ずお風呂を頂いた。浴室に入った途端、面食らった。あんなに煌々と明るい風呂は初めてだったからだ。やはり大浴場は薄暗い方が色々なモノが見えなくていいし雰囲気もあって好きだ。お湯はグッドでした。

こちらの駅は、メインの建物の中にトイレがあってそれが建物の営業終了とともに閉まって使えなくなるため第一駐車場は夜は使えない。必然的に下の第三駐車場を使うしかないようだ。真っ暗の中で平らなところを見つけて停め、ようやく落ち着いた。

今宵はマルナカで仕入れた、ハリイカ、オリーブハマチ、オリーブマダイの豪華刺し盛りに舌鼓を打ち、気分よく酔っ払いながら夜も更けていったのだった。

本日の走行距離:19.1km フェリー 24.1㎞

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