3月22日(日)
「道の駅織部の里もとす」の朝が来た。

今朝の気温は、

なんとマイナス3℃。

そこまでではないと思うが。

朝散歩は道の駅の裏手にある無人駅へとやって来た。

鉄オタでもなんでもないが、無人駅というのは何故かそそられる。

何とも言えない旅情を感じるからだろうか。

ここは無人駅の他にも、

歩けるところがたくさんあって良い。
朝食は、

「TSUKIAKARI」さんのパンを頂く。

ハード系の高級なパンで実に味が良かった。柑橘は道中持ち歩いている紅八朔を久々に剥いてみたが、まだまだみずみずしさをキープ出来ていた。
三連休も無事今日で終わりだが、水曜からは広い範囲で雨と言っている。火曜の夜には高速に乗り、水曜の早いうちに帰宅しよう。この旅も残り少なくなってきた。
インスタントコーヒーを啜りながらコンパス内でまったり過ごし、

10時になったので、いざ出陣じゃ。

織部グリーンの美しい看板をくぐって入ったのは、織部展示館だ。
2年前に訪れた時はタイミング悪く定休日で入れなかった。昨夜から楽しみにしていたので、若干前のめり気味に入館した。
ここ本巣で生まれた古田織部こと古田重然は、戦国武将でありながら茶人でもあるという言わば二刀流の人だ。武将としては信長・秀吉・家康の三英傑に仕えて数々の戦に出てはいるが正直地味で、戦国を題材にした大河ドラマでもほとんど出番は無く、あったとしてもほんのチョイ役程度だ。しかし茶人としては話が別だ。超が付くほどの偉人であり、千利休の弟子にしてその後継者であり、茶の湯の弟子は二代将軍徳川秀忠をはじめ、伊達政宗、佐竹義宣、島津義弘、小早川秀秋などの全国の大名や皇族に高僧など錚々たる面々が並ぶ。その織部が生涯で特に心血を注いだのが、茶器や壺に皿などの焼き物だ。中でも自らが祖である織部焼は、美術品としての陶器の始まりとも言われる。その何とも言えない緑色に、遊び心満点の形や柄。まさに「へうげもの」だ。

織部展示館は入場無料なのでさほど期待はしていなかったのだが、中へ入ってみると織部の生涯の紹介から始まり、想像以上に織部焼をはじめとした焼き物が展示してあって見応えがあった。残念なことに写真撮影が禁止だったので、織部焼のあの何とも言えないキレイなグリーンや利休の渋い黒を一生懸命脳裏に焼き付けないといけなかった。




自分では収集しようなどとはこれっぽちも思わないが、いいモノを見せて頂いて目の保養になった。
この古田織部という人、おそらく多くの日本人からの認知度は低いであろう。かく言うワタシも現役を引退してヒマになった時に配信のマンガ「へうげもの」を何気に読み始めて知ったくらいだが、すっかり虜になって2,3回読み直した。色々と難しいかもしれないが、是非とも大河ドラマで実写化して欲しいと真剣に願っている。認知度は低いかもしれないがかなりの波乱万丈な生涯だし美の世界も描けるので、絵的にもイケると思うのだが。「蔦重」でもあれだけ面白く出来たのだから、織部ならもっとウケそうな気がする。出来ることなら原作に忠実に織部が名物を表現する「みひゃああ」とか「みゅきゅん」などの擬音をそのままでやって欲しいが、それだと大河にならんというのであればただ単に古田織部を主役に取り上げてくれるだけでもいい。三谷幸喜さんのオリジナル脚本でやってくれたりなんかした日にゃ、もう何も言うことはない。NHKさん、なんとかご検討下さるようお願い致します。
オヤジがそんなしょうもない妄想にふけっている間に、

奥さんとエルブレの女子チームは、ダメ押し散歩に出ていたようだ。

なんかオヤジと一緒の時よりもいい顔してんじゃん。


家族全員思い残すことが無くなったところで、お世話になった道の駅を発ったが、

6分後にはもう昼食だ。

やって来たのは、「和食処日本泉」さんだ。

法事の会食で親戚一同と来るような雰囲気の店だ。お得感のある日替わりを頼んでしばし待つ。

全体的に味が濃いめだったがどれも美味い。そして味噌汁が赤だしに変わった。東海に入ったんだなと実感した。
良いお店だった。夜も飲みに来てみたい。

腹も満たされたところで、岐阜方面を目指して東へと走る。

20分ほどで岐阜市内に入り、レク散歩のためにやって来たのは、

「長良公園」だ。

やはり2年前にも訪れているので今回は違うところに連れてってやりたかったのだが、これといういい場所が見つけられず再訪となった。

ここも充分素晴らしい公園なのだ。

ドッグランもあるのでワンコがたくさん訪れていた。

いいところだということを思い出したのか、ご機嫌に歩くエルだった。


ほんと、いいところだね。


笑ってんねー。

山の上には、

岐阜城が誇らしげにそびえていた。

こういうところをのんびりと散歩するのが一番だね。

花粉で鼻がムズムズしながらものんびりと散歩をした後は、

さらに東を目指して岐阜県内を走る。

奥さんが行きたいという各務原のお菓子屋さんにお連れし、

ちょっと戻ってスーパーへ行った後で、

さらに東へと向かう。
やがて到着したのは、

可児市にある「湯の華アイランド」だ。
温泉あり、市場あり、キャンプ場ありの大施設で、RVパークもやっている。事前に電話すると余裕で空いているようだったので、先ずは現地で見てここに泊まるかどうか決めようとやって来たのだ。

広大な駐車場があり、RVパークは広さや場所に応じて2,000円、3,000円、5,000円とある。コンパスで場内をゆっくりと周って下見してみたのだが、、、なんか落ち着かない感じ。

RVパークのすぐ脇の本来車中泊禁止となっているところに堂々と泊まり、RVパーク利用者専用のトイレもシレっと使う輩が多いというクチコミもある。ならばと、ちょっと離れたところにある登山者用の無料駐車場も見てみたが、トイレも微妙で蠅や蚊も飛んでいる。。
やっぱやーめたと市場だけ寄ってから北上し、

やって来たのは、

「道の駅みのかも」だ。

2年前に2泊お世話になったこちらで結局今夜もご厄介になることにした。今日は長良公園といい、ここといい、2年前のリピート連発だな。

早速併設の「里山の湯」へひとっ風呂浴びに行く。以前はあったJAF割が残念ながら廃止になり、ひとり720円だ。温泉ではないみたいだが相変わらずキレイで気持ちいい。日曜なのに空いていてサイコーだった。
さてお待ちかねの夕食は、

ピアゴ各務原店で買ったねぎ焼きに、

鯛とカレイの塩焼きに、

さっき湯の華市場で買った”けいちゃん”というラインナップだ。

ねぎ焼きは味濃いめだったが、魚はともに美味かった。期待していた名物けいちゃんは、まあまあというレベルどまり。

酒は「美濃天狗」の純米吟醸なま酒をチョイスしてみたが、これまた濃い味だった。もうちょいサッパリ系が個人的には好みだ。

暗くなると相変わらず静かだし今宵はあったかいので屋根裏寝しちまおうか?と思ったが、天気予報を見ると夜中ちょっと雨が降るらしいのでやめとこう。今回は一度も上寝が出来そうにないな。
本日の走行距離:73km

