6月23日(火)
悪名高い換気扇が一晩中轟音を響かせていたようだが、耳栓のおかげでよく眠れた。

オヤジが居なくてもエルブレは元気に散歩に行ったようで何より。

さて朝食は、

みんな大好きセコマのガッツリめのサンドイッチを頂く。しかし残念なことに、部屋にはコーヒーカップも電気ケトルも揃っているのに、肝心のスティックインスタントコーヒーが見当たらない。

仕方なく水で流し込む。今日どっかでコーヒーを買ってこよう。
ちなみにコーヒーは置いていないくせに、

このようなモノたちは揃っており、

こんな設備まであるという、よくわからないホテルだ。
さて二日目の今日の予定は、午前中1軒、午後に2軒の施設見学だ。天気予報が怪しいので、折りたたみ傘を持ってホテルを出発した。
午前に見学する施設は昨日見学したような有料老人ホームやグループホームではなく、「介護老人保健施設(老健)」というところだ。昨日今日の見学対象のホームやグルホは現在全て満床のため、それらが空くまでのワンクッションとしてこの老健に移るのがほぼ決まりの状況なのだ。この老健というのは本来は退院後に自宅へと戻る準備のためのリハビリ施設らしいが、母のように施設が決まるまでの繋ぎで入所する人も多々おられるとのこと。
対応してくれた方はガタイが良くまだまだギラギラしているお兄さんで、イメージとしては、

俳優の勝矢さん的な方だった。
この老健というのは公的施設になるらしく、月々の料金は年金の範囲内でなんとかなりそうだ。だが昨日衝撃を受けた外部通院の付き添いについて聞いてみると、やはりここも「原則、ご家族が対応」という返事で「ああ、やっぱそうか・・」という感じ。やはり自腹で付き添いヘルパーを雇う必要ありだ。しかし、そんな融通の利かないことがいつまで続くのだろう?これからお一人様老人だらけの世の中になるのは必至なのに、「ご家族の対応で」なんて言ってらんないだろうに。
とりあえず今後はソーシャルワーカーさんと勝矢さんとで話を進めていただき、詳しいことはまた後日電話でということで見学は終了した。最後雑談みたいになったのだが、この勝矢さんはなんと我が家の近くにある大学の出身とのことで先ず驚いた。さらに母の生まれが十勝の大樹町だと伝えると、なんと勝矢さんは帯広の出だという。「いや、奇遇ですねーー」とちょっとした縁を感じつつ、施設を後にした。
次の見学予約は14時なので、とりあえずランチタイムとしよう。とはいえ、あまり選択肢も無いので、

二日連続での蕎麦ランチとなった。天ぷらつきの十割蕎麦が1300円ほどとコスパ抜群。
さて、お次の施設はちょっと交通の便がよろしくないのでタクシー移動も考えたが、

こちらの方がお得と、初のタイムズのカーシェアを利用してみる。
車両はヤリスのハイブリッドだ。ここ数年ハイエースしか運転していないので運転席に座った瞬間「低っ!」。スポーツカーにでも乗ったような感覚に先ず襲われた。ハイブリッド車も初めて運転するので、突然エンジンが止まって壊れたかと思った。いざスタートしてみると、想像以上に加速も良いしブレーキもガンガン効くので、慣れるまではぎこちない運転となった。ハンドルもクイクイと反応が良すぎるくらいだった。これは面白い。GRヤリスのMTにも乗ってみたくなってしまった。

うーーーん、やっぱ5ナンバーサイズっていいなあ。
けっこうな雨の中、有料老人ホームBに到着した。出迎えてくれたのは女性のホーム長さんだ。サバサバとした感じの方で、母との相性を先ず考えてしまった。なんとなく一抹の不安を感じた。
昨日の有料老人ホームAと同じグループだけに基本的なことは同じようなもんだが、大きく違うことはここは昼間のデイケアは車に乗って別の場所へ毎日出かけるとのことだ。昨日のAは建物内移動なので楽っちゃ楽そうだが、車で出かける方が気晴らしになって良いのかもしれない。その分、冬靴やらコートやら帽子やらもしっかり用意しないといけなそうだ。
一通り話したところで「昨日もいくつか見学されてきたんですよね?いかがでした?」とホーム長さんが聞くので、思わず外部通院の付き添い問題についてボヤいた。するとホーム長さんは意外そうな表情で、「え?そうでした?」と言う。そしてその後で、
「うちはやりますよ。」
とサラリと信じられないことを言うではないか。一瞬何が起きたのかよくわからなかった。
「ただ有料ですけどね。1時間900円で。」
安っ!!
同じグループなのになんでこうまで方針が違うんだ。理事長が各施設に大幅な自治権を与えているのだろうか?いずれにせよ、1時間900円で婆さんを病院に連れてってくれるんだったら、遠方の家族としては何も言うことは無い。
昨日と違って目の前がぱーーーーっと晴れたようないい気分でホームAを後にし、最後の見学先であるグループホームBへと出向いた。
出迎えてくれた管理者の方はこれまでの方々とは異質な雰囲気で、せいぜい40そこそこな感じのしゅっとした男性だった。介護業界っぽくない黒マスクで、よく見るとあごヒゲがちょろちょろとマスクの下から出ていて、眉毛もキレイに整えていらっしゃる。チャラいのか?と身構えたがそれも一瞬のことで、話始めるとやたらと腰が低くマジメそうな方だった。先に施設内を一通り見学し、最後に面談となった。こちらも基本は昨日のグルホAと同じ感じで、月額はやはり20万くらいかかるようだ。そしてこちらでも昨日からの別の施設の見学について聞かれたので、先ほどと同じように外部通院の付き添いについてボヤいてみた。すると、さらに信じられないことに、
「うちは付き添いしますよ。しかも無料で。」
なんて言うではないか。何?この施設によっての違い。昨日と今日で真逆だ。
しかも見学している時に、食堂でぼーーーーっとしている婆さんたちにこの方が手を振ると、何人かの婆さんが微かな笑みを浮かべて手を振り返していた。ここは虐待などは無縁そうだなと、その時思った。さらにここは毎月入居者の家族に向けて日々のレクや生活風景の写真を纏めた通信を送っていると言う。良さそうに思えるなあ。ここがグルホじゃなくホームだったら言うことないんだけどなあ。
最後の見学を終え、ヤリスを元の場所に戻した後は、地下鉄で区役所へと向かう。そして母の住民票を取り、やっと本日の予定が全て終了した。
くたくたになりながらやっとホテルへ戻り、

ひとっ風呂浴びたあとで、クラシックの限定でようやく喉濡らしだ。いやーー、美味い。
夕食に外に出る気力も無いので、

イオンで買って来た惣菜で今宵は済ます。

さらに先月飲んで美味かったセコマのG7の最上級?を今回思い切って買ってみたが、これが実に美味かった。
さて明日はいよいよ今回のメインイベントである母の部屋の片付けだ。9時には現地に居ないといけないので、寝坊しないようにせねば。
今日の歩数:11,288歩 クルマ借りた割には歩いたな・・
