札幌家庭裁判所に任意後見監督人選任の申立てをしたのが6月25日。もう7月も半ばになろうとしているが、選任終了の一報は一向に届かない。
そんな中、その家庭裁判所から一本の電話が入り、お!ついにきたか!?と思ったが、残念ながらぬか喜びだった。電話の主は、”家庭裁判所調査官 〇木〇子”。まるで二時間ドラマのタイトルのようだ。主演を張るとしたら、

高島礼子さんかもしくは、

羽田美智子さんあたりだろうか。
で、肝心の電話の内容はというと「この度選任が無事終了いたしまして」という待ちにに待ったものでは残念ながらなく、申立人のワタシから詳しい事情を聞く面談をしたいということだった。1時間程度ということだがもちろんこのために札幌に行くのは厳しいので、ウェブ会議でお願いした。
やがて面談当日となった。既に二日前にはソーシャルワーカーさん立ち合いの下で母との面談は終わっており、今度はワタシの番だ。ちなみに母たちもウェブ面談だったらしいが、PCの中の人間が自分に話しかけてくる状況にただただ「?????」な母だったらしい。さてこちらの番だが内容は奥さんにも知られてはならんと言うので、物置部屋にひとり籠り実施した。色々と根掘り葉掘り聞かれ、口に出すのも憚られるような身内の恥までしゃべらされ、事前の予定の1時間をかなりオーバーしてなんとか終了した。何事も無ければここから数週間で(まだそんなかかんのかよ)監督人が選任されるそうだ。「最後に何かありますか?」と言うので、「すぐに札幌へ呼びつけるような偉そうなセンセイではなく、ITに明るく余計な出費を強いてこなそうな頭の柔らかめな人をお願いします」と念押ししといた。はたしてお盆前には決まるんだろうか。
そしてこのウェブ面談よりちょい前に、「申し込んでいた施設に入れることになりました」とソーシャルワーカーさんから連絡をもらった。今年中に入れるんだろうか?と思っていた矢先なので、軽くたまげた。というわけで母の退院と施設への入居のため、急遽またまた札幌へ行かないといけないことになった。5月から3か月連続での介護の旅となる。
7月27日(月)

またまたやって参りました、羽田空港へ。

夏の観光シーズン真っ盛りの時には行きたくないなーと前々から思っていたが、致し方ない。飛行機代も5月の時の倍近くするが、8月に入るよりはまだマシなのかもしれない。とりあえず今回が無事に終われば、もうしばらくは行かなくて済むだろうし。(そのハズだが・・・)
いつもの通り、昼過ぎには札幌へ到着した。何も無ければランチでクラシックでもグイっと呷るところだが、今日は15時までに銀行の窓口で済ませたい用事があるのでそんなのん気なことは言ってられない。

病院へ行く前に大好きなセコマに寄り、オニギリ一個と安茶の粗末なランチを駐車場の隅っこで済ませた。
病院へ行き、母が入院の際にナースステーションに預けたという印鑑と、介護保険証類を受け取った。ちなみに月曜は入浴日のため面会NGということで、母とは会わなかった。
それでは明後日またよろしくお願いいたします、とソーシャルワーカーさんと別れ、駅前の銀行へ入った。本日のメインTo Doは、母の年金受取口座の届印を特定することだ。最近の通帳は届印が表示されていないし、母に聞いてもアテにならんからだ。これは明日施設で渡す予定の契約書類の中の口座引き落とし依頼書に必要となる。
超ベテランと思しき行員さんに事情を説明し、先月母の部屋から発見した印鑑とさっき病院で回収してきた印鑑の二種類を調べてもらう。おそらく前者であろうと思っていたのだが、どうやらそれは何者かに”盗まれた”ため後者に変更していたようだ。その後者の方もこの春のゴタゴタ時に”盗まれた”のか、紛失したということになっているようだった。しっかり手元にあるのに。
今日のところは届印が特定さえ出来ればそれで満足だったのだが、ベテラン行員さんが「印鑑あったんですね。カードも通帳もあるし、これで全て”発見”ということで手続きしておきます」と望外の展開になった。それは晴れて後見スタートした時にでもと覚悟していたので、嬉しい誤算だ。3月から色々あった問題の口座が、晴れて復活を遂げた。
120点の成果にホクホクしながら地下鉄に乗って今回の宿へと向かった。

すすきので地下鉄を降り、北日本No.1の歓楽街をしばし歩き、

今回ご厄介になる「KOKO HOTEL札幌すすきの2nd」さんに到着した。
ロビーに入ると、フロントにスタッフの方々が居て軽く驚いた。アゴダで安い方から選んだので、てっきりまた無人対応かと思っていたから。
この7月にどっかのホテルをリニューアルしたばかりと言うだけあって、非常にキレイだ。
部屋に入ってまずたまげたのが、

クラーク博士が出迎えてくれたことだ。これまた随分とステレオタイプな壁で・・・。インバウンダーや北海道に初めて来る人は、もしかしたらテンションが上がるのかもしれないが。

まあでもキレイなので良しとしよう。

さらにこれでもかとテレビ塔柄が攻めてくるバスルームの中は、

キレイなトイレと、

シャワーブースがある。ちなみにバスタブは無いが、後で気づいたが天井シャワーも付いていた。
窓からは、

プリンスホテルや円山方面ビューだ。

そして今回はちゃんと部屋着(セパレートタイプ)も付いている。
こりゃなかなかいいんでねえの?と喜んでいたのも束の間、ある重大な問題に気づいた。

それがこの冷蔵庫だ。何がって、

手前のベッド脇棚がジャマで半分くらいしか開かないのだ。ははーーんなるほど、実は両開きなんだなと逆に開けてみようとしたが、そんな気の利いたシロモノじゃあなかった。なんだこれ??ひでーな、おい。どうやってモノを入れたり出したりすんのよ??

仕方ないので棚をチカラ技で撤去した。これ、移動できるほどの軽い家具だからいいようなものの、そうじゃなかったら一体どうしてくれよう?しかもこの冷蔵庫、ぬるいくせに温度調節ダイヤルが見当たらんし・・・。
そういやこのホテル、連泊の際は掃除とかしてくれんのかな?

最近、こういうところ多いな。今回4泊するが、掃除はチェックアウト前日の木曜のみってことか。ま、タオル交換やゴミ回収してくれるらしいから、いいけど。
気を取り直して夕食を求めてすすきのの街へと彷徨い出る。

最初の夜はラーメンでもとホテルからちょっと行ったところにある店を目指してはみたものの、

外は大した人数ではないが、窓から覗くと店内もけっこうな人数が待っているのであっさり断念。
それならばと次点候補の店へと行ってみると、今度は閑古鳥が鳴いている。嫌な予感しかしないので、ラーメンは止め、

結局はすっかり行きつけとなった?「居酒屋 瑠玖&魚平」へと舞い戻って来てしまった。明日はかなり忙しいので、さくっと景気づけだ。

先ずはクラシックでの喉濡らしだ。かーーーーー、最高。ひとり一度きりのお通しバイキングは、年甲斐もなく意地汚く盛り過ぎた。

刺身三点盛りは、にしん・そい・真いかの道産子トリオを選出した。うん、どれも新鮮で言うことなし。

二杯目の酒もクラシックの今度は瓶を頼んだ。

さっきラーメンを食いそびれたせいか、ついついラーメンサラダなんぞ頼んでしまった。ここの料理がけっこうな量だということも忘れて。
カウンターの隣には70も半ばかと思われる先輩がお二人で飲んでいらした。パイセンたちのバイクや釣りの話題を酒の肴にしばらく飲ませて頂いた。どうやらツレではなくここで初めましてなお二人のようで、おひとりは地元、もうひとりは毎年のように北海道に遊びに来られているらしい。その旅人の方は200CCのスクーター、地元パイセンはハンターカブに乗られているようだった。特に地元パイセンの方が楽しく酔っぱらっていて、年寄あるあるで他人の話もそこそこにご自分が話したいことを実に楽しそうに語っておられ、終いには歌まで歌い出した。ほぼ満員の居酒屋で。
ワタシの今後のささやかな夢として、カブの110くらいのをハイエースに積み込んでまだ見ぬ地を巡り、お遍路や離島や山奥などへと行く時はハイエースをどっかに置いてカブに乗り換えて出動する、というのがある。色々と身の回りがゴタゴタしているので、それが実現するのはヘタしたら70くらいになっちゃうかもしれないが、そんな年でバイクなんか乗れるんだろうか?と思っていた。だがこのパイセン方も出来る(どの程度出来ているのか目にしていないから定かでないが)んならなんとかなるかな、と背中を押してもらったような気がした。
ビールの連チャン、ラーメンサラダ、ドカ盛りお通しと年甲斐も無くやんちゃに行き過ぎて腹が破けそうになったところで、店を後にした。
ホテルへと戻り、

寝酒のワインをチビチビと呑り、

ジジイどものOB戦をぼんやり観ながら、いつの間にか寝落ちした。
さぁ、明日は大変だぞ。
今日の歩数:12,317歩
