EVの普及はまだまだ前途多難のご様子

docomoのdマガジンを契約してタブレットやスマホで雑誌をパラパラと見るようになってもう数年が経つ。これを手に入れるまでは書店やコンビニで店員の白い目を背中に感じながら立ち読みで気になる記事だけ読んだりしなければならなかった。もちろん一冊きっちり読みたい場合はポンと買うが、ある雑誌のひとつのコラムや4コマ漫画だけ読みたい場合はついつい立ち読みで済ませてしまっていた。

そんなアナタにオススメなのがdマガジンなのである。

月額440円を払えば、様々なジャンルの1,000誌以上の雑誌が読めるのだ。興味のある雑誌を片っ端から斜め読みしまくれる。最近はコンビニでは雑誌を縛ったりラッピングしたりしてディフェンスを強化しているので、それに対抗しうるにはもはやこれしか無いかもしれない。ちなみに私がよく読みかじっている雑誌は、週刊現代、週刊ポスト、週刊ベースボール、FLASH、SPA、FRIDAY、Number、週刊朝日、といったようなインテリジェンス溢れるラインナップである。ただ良いことばかりではなく、残念なこともある。それは、dマガジンで読む雑誌と町で売っている紙の雑誌とでは、一部内容が異なるということだ。雑誌にもよるが、具体的には紙物に載っている全てのページがデジタルには無いことが多い。気前よくほとんど同じの雑誌もあれば、ケチくせーなーと思わず呟くレベルのものもある。

そんな感じで今日もパラパラと眺めていると、普段は手にしないニューズウィークの表紙に珍しく目に留まった。

普段クルマで割とよく走る車中泊erの端くれとしては、EVの動向はどうしても興味があるというか避けて通れない。我が家の大飯喰らいのコンパスは一体いつまでこの世を走っていいのだろう。早速中身を読んでみた。それによると、、

かつては他人事みたいに地球の環境破壊に興味が薄かったアメリカ人も最近はケツに火がついてきたようで、これは昨今の深刻な山火事や干ばつによる。それもあってカリフォルニアやニューヨークではなんと2035年にはEVしか新車で販売出来ないようにすると宣言してしまった。乗用車だけでなくトラックも含め全てで。それではカリフォルニアのEV普及はどうかというと、先ず新車価格が高すぎて貧困層には手が出ない。古い住宅や賃貸に住む人たちは、充電設備をなかなか用意出来ない。町の充電施設も圧倒的に足りず、必要な数を用意しようとするには莫大な金がかかる。鶏が先か卵が先かで、行政はこれから普及するかもわからないものに大金をかけられず、ユーザーも充電インフラが整っていないEVに踏み切れず、というジレンマに陥っている。とまあそういう感じで、まだまだEV普及は前途多難である、という内容であった。

2035年といえばあとたったの12年で、それまでに大型トラックも含めてEVだけで動かせるなんてそんなお花畑な世界はまあ無理だろうと思う。結局いつまでも古いガソリン/ディーゼル車が無くならず、オンボロなクルマの整備不良などもあって痛ましい事故が多発するのではないかと危惧する。

車中泊もいつまで続けられるかわからないが、飽きるまでは細々と続けて、そうこうしていると何となくEVな世の中になって肩身がどんどん狭くなり、やがてはちょうど免許返納の年頃になって終了というような流れにきっとなるのであろう。とりあえず、行ける間に行っておこうと思う。

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