2024 初夏の北海道旅 第十四日 小樽でまさかのラグビー日本代表監督との遭遇?

6月3日(月)

ルスツふるさと公園」の朝が来た。

昨夜は屋根裏で気持ちよく眠れた。

ご近所さんはちょっと離れたところに大阪ナンバーの軽が一台のみというパラダイスな環境だった。

道の駅前の駐車場もそれほど停まっていなかった。

幼少期をここルスツで過ごしたという指圧の神様こと浪越徳治郎先生にご挨拶をし、

ひとっ走りしにドッグランへとやって来た。

ドッグランではあまり見ない、どこでもドア的な扉を開けていざ勝負!

やはり朝イチはよく走る。

ランの後は公園内をぐるりと一周しよう。

青い空にポプラ並木と、実に北海道らしい風景が広がっていた。

今朝もリゾットを啜る。最近立て続けに登板させているので、在庫が乏しくなってきた。またコストコで調達せねば。

暢気に朝飯を食っているところに、笹生優花の全米女子オープン優勝というビッグニュースが飛び込んで来た。日本人ゴルファーとして初のメジャー2勝目は素晴らしい。樋口久子、渋野日向子、松山英樹を超えたんだな。

さて今日は月曜ということで、さほど混んではいないだろと高を括って北海道の中心地を目指して北上だ。

今日の羊蹄は厚い雲に隠れてしまっていた。

国道5号線をひたすら北上して余市に入り、

オカモトで給油した。北海道だとガソリンがグングンと減っていくので、2日に一回は給油している感じだ。

余市から引き続き国道5号を東へ進み、

左手にお馴染みの運河と倉庫が出迎えてくれる小樽へと入った。

個人的には来るのは何年振りかわからんが、エルブレを連れてちょっと観光してみようと相成った。

後で奥さんがたっぷり金を落とす予定の「ルタオ」の提携駐車場にコンパスを停め、いざ町へ出発。

平日だから大したことないと思って来てみたが、とんでもなかった。アジアンYOUが大挙して押し寄せていたし、関西弁もけっこう聞こえた。

先ずは腹ごしらえにとやって来たのは、ペットOKのテラス席のある「北の漁場」さんだ。

テラス席はビニールハウスのようになっていて、肌寒い今日にはうってつけだった。

何を食おうか迷った挙句、鮭カニ丼をチョイスした。観光地値段で味も特別感動するほどではなかったが、まあ承知の上での入店だったのでしゃーない。まだまだこの先、機会は山ほどあるさ。

食後はいよいよ運河へと足を運んでみる。

新札発行で何かと話題の渋沢栄一さんゆかりの澁澤倉庫が見えた。

エルはお初のところ、しかもそこそこ人で賑わっているようなところを散歩するのが何故か好きなので、嬉しそうだった。

逆にブレアは賑やかなところは苦手なので、若干緊張気味な表情で歩いていた。

ん?よく見るとレトロな倉庫の中にびっくりドンキーが入っているな。昔からこんなんだったっけ?

倉庫の入り口側にまわってみると、びっくりドンキーの他にも結婚式場やコインパーキングなど、実は色々な施設となっている倉庫群だった。

それにしても街中にYOUが居た。おそらくこの中の何%かは河口湖駅前のローソンにも居たのだろう。

倉庫街から引き返して「かま栄」で夕食用に練り物でも買おうかと寄ってみたが、ここもYOUで溢れていてレジ前が長蛇の列だったので断念した。

コンパスを停めた堺町へと戻り、奥さんお目当ての「ルタオ」の店舗のひとつである「フロマージュデニッシュ デニルタオ」にやって来た。

ここはテラス席がたくさん用意されているので、休憩させて頂こう。

店に着いた時、タイガー・ウッズ的なハーフで長身の若い男子(ちょっとオネエ風)が「かわいーーーー♡」とエルブレを可愛がってくれたのだが、その連れの一団をちらと見て心臓が止まるほど驚いた。

え、、、エディー・ジョーンズじゃん!

先ごろ二度目のラグビー日本代表の監督に就任したエディー・ジョーンズさんが、すぐそこのテラス席に座っているではないか!

てことは、、、さっきのオネエはもしかして日本代表!?でも、ラグビー選手にしてはちょっと線が細いな。。まだ若そうだからユース世代で、実は次期ジャパンの秘密兵器とかか??しかしなんでまた、今頃小樽に??

エディーさんは一緒のテーブルの年配のオッサンと何やら話し込んでいる。癖の強いオージーイングリッシュを聞き取るべく、マギー審司ばりに耳をでかくして聞き耳をたてていると、、、

ん?英語じゃなくて関西弁しゃべってんな。

もう一度よく見ると、、、

全くの別人だった。あーーびっくりした。

全員、コッテコテの関西弁だし。

気を取り直して、ここの看板のフロマージュデニッシュとコーヒーを頂く。

昼が軽かったので、ここで唯一の食事っぽいメニューのソーセージフロマージュパイも頂いた。これがまた熱々でボリューミィで美味かった。

休憩も終わったところで小樽観光を終え、再び国道5号に戻って東へと向かった。

やがて札幌市内へ入ると、クルマの数も増えてきた。

そして次の目的地に到着し、

地下駐車場からトコトコと地上へと上がったそこは、

白い恋人パーク」だ。

ここに来るのもかなり久々で、もちろんエルブレは初見参だ。

そう、今日のエルブレの衣装はここへ来るためだけのものだ。ちなみに駐車場の係のオジサンは喜んでくれた。

もう午後なので我らがコンサドーレはとっくに今日の練習を終えたらしく、フィールド内では芝生のメンテナンス作業中のようだった。

まだ練習していれば檄のひとつでも飛ばしてやろうと思ったが、仕方ない。

せっかくなので、クラブ史上最も輝いていた2019年(ルヴァンカップ決勝進出)の集合写真の前で記念撮影をした。あれから坂を転げ落ちるように低迷が始まったなあ。来年はついに、、、

気を取り直して、クラブハウスの方にも行ってみよう。

中はマジックミラーで見えないが、選手かコーチの声がかすかに漏れていた。おそらく居残りで筋トレでもやっているのだろう。

レプリカを着てウロウロしているエルブレを中から見て、ガチャっと出てきてサインのひとつでもしてくれる犬好きな選手やスタッフがひとりくらい居るかも?と思ったが、待てど暮らせど誰も出てこなかった。

唯一、フィジオセラピストのセウソさんと思しき男が出てきたものの、さっさと奥へと去って行った。

しゃーない、グッズでも冷やかして帰るべ、とショップを探したが影も形も無かった。何やらちびっ子向けの別の施設があり、そこのお姉さんに聞いたら、なんともうグッズショップは無くなったとのことだった。

最後に大スポンサーの「ISHIYA」さんのショップにせめてもと僅かな金を落とし、白恋パークを後にした。

北上してやがて石狩へ入り、「道の駅とうべつ」を覗いたが何も買えず、さらに北へ向かった。

しかし、、北海道は冬の積雪の影響でどこも路面が悪いが、、この辺りは特に酷かった。段差だらけのガッタガタ道で、ユーアイビークルのショックじゃ全く吸収できず跳ねまくりで疲れたのなんのって。

そんなこんなでようやく本日ご厄介になる、「道の駅三笠」に到着した。

道の駅自体は本日は定休日なのだが、併設の温泉「太古の湯」目当てのクルマがけっこう停まっていた。

エルブレに夕飯を食わせてちょっと休んだ後で、今日の疲れを癒しにひとっ風呂浴びに出た。JAF割は無いがLINE登録割引があり、760円から100円引きで入れた。ロッカーも浴室も広くて天井も高く、檜風呂が気持ちよかった。お湯はちょいヌメちょいしょっぱいタイプで、洗い場も衝立があってもう最高だった。ここはまた来たい。

さて、今夜はセコマ呑みだ。

北海道の道の駅は惣菜が買えないので、せめて昼飯を充実させたいところだ。

今夜は屋根裏で寝たいところだが冷えてきたので中にしておこう。

本日の走行距離:178km

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