2026 春の西日本旅 十一日目 名物に旨い物あり

3月14日(土)

道の駅おふく」の朝が来た。

昨夜はコンパスを揺さぶるほどの強風、そして時々雨と、賑やかな夜であまり眠れなかった。

今朝の気温は5℃と大したことは無いが、風が冷たい。

ここに泊まるのは4年ぶり2度目だが、通りを挟んだ向こう側にはまだ行ったことがない。どうやらJRの於福駅があるようなのでちょっと行ってみよう。

通りを渡ってすぐのところにある歩道橋を上る。

これ、、渡っても大丈夫なの??ってくらい、階段も手すりも錆びて穴だらけだった。もはや立入禁止レベルだろ。

歩道橋の上から線路を見下ろす。

よーく見ると、線路が草ぼうぼうだ。あんなんで列車が通れんの??

歩道橋を下りたところには、

とても令和の世とは思えない、まるで大正時代のような光景があった。

あっちが駅舎だな。

渋い駅舎だね。

まさに六角さんがその辺に居そうな雰囲気だった。

 

代表して中に入ってみよう。

ん??

代行バス??

なんと2023年の大雨で営業休止に追い込まれ、以降は代行バスが運行しているそうだ。

どうりで線路があんななワケだ。

美祢線は、運休&代行バスという表現だが、事実上は廃線というのが正しいようだ。

ほぼ100年でその幕を閉じたというわけか。

腹も減ったし、コンパスへ戻ろっか。

今朝は、昨日「道の駅おおとう桜街道」で買った明太フランスと枝豆チーズパンを頂く。

”大人気!”みたいなPOPに釣られて買ったが、正直大したことない明太フランスだった。二個でとどめておいて正解だった。

さて今日は日本海へ出て、頑張って距離を稼ぎたい。山陰は無料の高速道路網が発達しているので何とかなるだろう。

出発前に、

また通りを渡ったところの空き地でダメ押し散歩をし、

国道316号を北へと向かって走り出した。

15分程度走って到着したのが、

長門湯本温泉」だ。

エルブレは駐車場でいい子で留守番してもらい、深川川の清流のほとりの風情のある温泉町へと繰り出した。

昼前からここに来たのは、ひとっ風呂浴びるため、ではなく、

今までなかなかチャンスが無かったあの名物をついに喰らうためにやって来たのだ。

それがこちら。

瓦そば柳屋」さんだ。

この瓦そばというもの、奥さん曰く20年近く前に東京にある山口料理の居酒屋で一度だけ食ったらしいのだが、昔の話だわ酔っぱらっていただわで全く憶えちゃいない。本場で頂く今日こそが初体験と言っていいくらいなのだ。

商売道具の瓦が店の脇に山積みだった

11時の開店に合わせて10分前くらいに着くと、2番手だった。

やがて店内へ通されたが、外観はレトロだが中はモダンなことに軽く驚いた。

壁には、

なんとも可愛らしいミニチュアが。

やがて1番手のお客さんのもとへ瓦そばが運ばれ、瓦そばビギナーのためのレクチャーがイケメン店員さんから施されていた。同じくビギナーの我々も、耳をそばだてて聞き入った。

そして、

ついにやって参りました!いよっ!!

さっき聞いていたので大丈夫です、とイケメン店員さんのレクチャーを辞退し、先ずは薬味を使わずにつゆに付けて一口すする。うん、ちょい甘めのつゆにこのそばがよく合うわ。これまたちょい甘めの玉子と味が控えめの肉も実に良い。

お次はもみじおろしをつゆに入れてズズっと頂く。うーーん、これまた美味。

セットで頼んだ明太子飯としらす飯もなんともまた美味い。明太は柚子風味が素晴らしく、しらすは太いのなんのって。

さて最後はずっと熱々の瓦に接していた底部のそばたちだ。そのパリッパリの食感の楽しさよ。熱々パリパリの麺をジュっとつゆにつけ、はむっと噛むと何とも香ばしくて美味い。

いやーー、美味かった。この瓦そば、大したことないという方も多いようだが、個人的には大好きです。

店の脇ではヤマメの塩焼きも売っていた

それにこの柳屋さん、とにかく店員さんの感じがいい。徹底的にホスピタリティが叩き込まれている印象です。ごちそうさんでした。

食後は美しい川っぺりを歩いて駐車場へと戻る。

いかにもエルが好きそうな遊歩道だ。さっきの柳屋さんもテラス席は犬OKなのだが、今日はちょっと寒かったので次来る時があればエルブレも連れて来たいな。

食後は再び国道316号に戻り、長門市街方面へと進む。

早速無料高速区間が始まったので、有難く乗らせて頂く。

萩ICから萩の中心部を抜け、やがて海沿いの気持ちのいいドライブが始まる。

JAのスタンドに立ち寄って、

@183円で給油し、レクに立ち寄ったのが、

道の駅発祥の地である「道の駅阿武町」だ。

4年前にも立ち寄っているが裏手にはべらぼうに気持ちのいい海岸がある。

海沿いの遊歩道の散歩を開始しよう。

相変わらず良いところだね。

エルブレもそう思うかい。

誰も居ない堤防には、

イカ墨の跡があった。

しかもこんなに天気のいい土曜にも関わらず、誰も釣りをしていない。楽園なのか??

海も信じられないくらいの透明度だし。

お、誰も居ないと思ったら、向こう側の堤防でたった一人で竿をガンガンシャクっているエギンガーが居る。

しばらく観戦していたが、残念ながら釣果は無かった。

ほー、山口ではキジハタの捕獲制限があるそうな。でもそれって高級魚のキジハタが堤防で普通に釣れるってことよね。すごいなあ。

釣り場はガラガラでも今日は土曜日、隣のキャンプ場はさすがにテント&タープがちらほらと張られていた。

美しい阿武の海でたっぷりと癒された後は、再び国道191号に戻り北東へと向かう。

萩から阿武へ入ったはずなのに、ちょっと走るとまた「萩市」という看板が出てきてワケがわからなかった。どういうこと?

よく地図を見てみると、萩市って阿武町をぐるっと囲い込んでいるんだと知る。阿武はまるでバチカン市国のようだ。

さて、今日はまだまだ先が長いので頑張って走らねば。

道の駅が出てくる度に立ち寄って夕食の惣菜を物色するが、気の利いたものが見当たらない。やはり道の駅というのは開店と同時に年寄がわーっとたかり、人気商品はほとんど昼で無くなるようだ。午後にふらっと立ち寄っていいものを買おうなんざ、虫が良すぎるってことなんだろう。

途中寄った「道の駅ゆうひパーク三隅」では、

美しい日本海と線路のビューを楽しめたが、夕食は買えなかった。

やがて浜田市に入ると、

ついにレギュラーが200円を突破した。くーーー、キビシイ。

そして江津の「道の駅サンピコごうつ」に立ち寄ったが、

やはり何も買えず。

さらに先へと進み、

やっと宿場が近づいて来た。

到着したのが、

道の駅ごいせ仁摩」だ。

ごいせ、とは石見の方言でいらっしゃいという意味だそうな。お言葉に甘えて、今夜一晩ご厄介になります。

2021年にOPENしたまだ新しい駅で、トイレもピカピカでしかも静かそうだ。ドッグランまである。

さて夕食だが、道中そんなに買えなかったので、

道の駅なかつで買っておいたパウチされた鶏もも肉に、

阿武町で仕入れたかまぼこアソートで軽く済ませた。もも肉はクチコミが良かっただけあっていいお味で、酒が進む。かまぼこも以前も買って気に入っていたのだが、やはり安定した美味さだった。

土曜の夜なのに車中泊erの数は少ない。こりゃ穴場だな。

ドッグランの傍へ行ってみると、なんと24時間OPENだった!なんと大らかな。

もう遅いので明日の朝にしとこうね。

昨夜と打って変わって風が穏やかで、よく眠れそうだ。

本日の走行距離:185km

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