車中泊デビュー戦の山梨の旅からそんなに間も空かないうちに早くも第二弾の旅へ出ることとなった。今回の目的地は栃木だ。テーマは三つあり、そのうちのひとつは「コンパスの電気能力は如何ほどのものか?」である。どのくらい電気がもつのか見当もつかないが、とりあえず行けるところまでは無外部充電で行ってみようと思う。
出発時のサブバッテリーは14.3Vと余裕の満タン状態。これが宿泊を重ねるごとにどうなっていくのか?
いつものようにエルブレの朝食後からたっぷりと時間を取った昼頃に出発し、首都高から東北道に入って80kmほど走り、羽生で最初の休憩を取った。
遅い昼食にウナギおこわ&松茸おこわを買って車内で頂いた。値段からして具が両方とも少なめなのは致し方ないが、美味かった。
羽生を出発してからノンストップで矢板ICを下り、下道をちょっと走ったところでブレアがリバース。。山道でもカーブでもない何でもないところだったので軽くショックだったが、当事者のブレアは吐いた後もケロっとしていた。吐くとはいえ、このあたりにも成長が見てとれる。
しばらく走って本日の停泊地の「道の駅きつれがわ」に到着した。
ここは「日本三大美肌の湯」のひとつである「きつれがわ温泉」が併設された道の駅である。ちなみに後の二つはというと、佐賀県にある嬉野温泉と島根県にある斐乃上温泉らしい。
たっぷりの駐車場もあり、ちょっと歩くと「オータニさん」というスーパーがあり、目の前にはローソンもあって安心だ。またすぐ隣に居酒屋さんもあってクチコミを見ると評判がいいがこの日は残念ながら定休日だった。いつかリベンジしたいところ。
裏手には荒川が流れていて(喜連川じゃないのね)素敵な散歩コースがあるので早速エルブレを息抜きに連れて下りた。
河原の公園内には立派なBBQコーナーまであるが、立て看板をよーく見ると、
なんと犬の散歩は禁止とのこと。読まずにさっき入っちまったが、既に近所のワンコが3組くらい散歩していた。
さくら市の犬飼いさんたちは、よっぽどフンを拾わないのだろう。
散歩を切り上げてコンパスへ戻り、美肌の湯を味わいに行ってきた。温泉施設というよりは銭湯の雰囲気に近い庶民的な感じだったが、JAF会員なら400円で入れることを考えれば十分であろう。三大美肌の湯というだけあって、湯上り後も肌がつっぱらないいい湯だった。
今夜のつまみは、ここの売店で買った卵焼きと、オータニさんで仕入れた鶏しみ大根とサラダという質素なメンツだ。
栃木の杉並木で締めて初日の宴を終えた。
今宵は雨も風もなく穏やかなのでポップアップ就寝出来た。前回の山梨では寝袋だけでは硬かったため、今回から新兵器としてニトリのネット限定四折高反発マットを導入した。またついにFFヒーターを点けての就寝のため、これまた新兵器の一酸化炭素警報器も作動させて初日の夜は更けていったのだった。
ちなみに就寝時のバッテリーは、12.6Vとほぼ余裕。これから朝まで冷蔵庫とFFヒーターを点けっぱなしにして果たして明日の朝はどうなっているか?