2月8日（木）
「道の駅池田温泉」の朝が来た。
朝からキンキンに冷えていた。
そんな中エルブレ、特にエルは朝イチから元気一杯で走り回り、朝ごはんもモリモリ食った。頼もしい限り。
朝食は池田温泉本館の下の店でモーニングでも食おうかと思いきや、朝9時からと遅いので諦め、
スープで済ませた。
出発前に駅内を散歩しておく。
ピカチュウの偽者みたいなキャラが居た。
2022北京の銅メダリストの堀島君はここの出身らしい。
お世話になった池田温泉を出発し、東を目指して走り出した。途中で右折して揖斐川沿いの河川敷の道を行く。ナビはグーグルマップを利用しているのだが、やたらと河川敷へと誘うきらいがあるのはどうしてなのだろう。今日はセンターラインがある道だからいいが、もっと細い道もすぐに指定してくるし。
本日先ず到着したのは、各務原だ。ここに店内ペットOKでモーニングという名のランチを食える店があるというので来てみたのだ。
渋い店構えの「喫茶りん」さんだ。
近づくとどうも活気が無いなと思いきや、、またまたやってしまった。無情にも「定休日」の札がかかっているではないか。
グーグルマップで営業日をチェックし、この写真も見て安心して来たのだが。。。結局、どこへ行くにも電話で確認しないといけないのか。
もうこうなりゃまたまた得意のテイクアウトしかないと、近くにある評判の良い弁当屋に行ったが、こちらも扉に鍵がかかっていた。
店の前に停車して次を検索していると、店から女将さんらしき人が出てきて「なに人んちの前に停めてんねん」的に覗き込まれたので聞いてみると、なんと仕出しのみの営業でいきなりフラっと来ても買える店じゃないそうだ。
今日はツイてない。それでも何とか検索してもう一軒良さそうなところを見つけたので、行ってみる。
「各務原市民公園」の駐車場に停め、まずは公園を歩いてみる。
キレイで立派な公園だ。
公園を突っ切った先の通り沿いにある「OUR食堂」さんがお目当ての店だ。
食堂だがテイクアウトもやっているということで、公園で食おうと思ったのだがあまりにも寒すぎるのでクルマへ持ち帰ることにした。
この公園だが、なんとあの黒川紀章先生の設計だそうだ。
そう言われてみると、なんだか洗練されて見える。
公園をくるっと周ってからコンパスへと戻り、テイクアウトを頂く。
日替わりの主菜から満遍なくチョイスしてみたが、どれを食っても美味い！とにかく全てのオカズが素晴らしい。これはいい店に間違いない。
大満足のランチを終え、次はあの国宝を拝みに東へと向かった。
お！見えてきた。
「犬山城」である。
現存12天守の中で最も古いのがこちらということで、それを聞くだけで興奮してくる。
だが犬山城なのに犬NGなので、またまた代表してひとりで登城する。
やはり清須のような復元バリバリのピッカピカのやつなどとはひと味もふた味も質感が違う。
入場料を払って、いざ！
どこの城もそうだが階段の角度がエグい。気をつけていたが一度ガツンと頭をぶつけてしまった。
鎧、一度着てみたい。
武具の間にズラリと武具が並んでいるさまを想像するだけで興奮してくる。
やがて最上階へと登った。
素晴らしいパノラマビューだ。
木曽川が美しい。
駆け足で城観光を終えた。それにしても周りの観光客はYOUだらけだった。日本人よりも遥かに多い。しかもほとんどが、中国やタイあたりと思しきアジアンYOUたちだった。
お城を後にし、本日の停泊地を目指して北へと向かった。
やがて到着したのは「ぷらっとパーク関」だ。東海北陸道の関SAに歩いて行けるので、早速ドッグランへと行ってみた。
ランでは走らずに匂いを嗅いでるだけなので、その周りの遊歩道を散歩した。
さて今宵はここで一晩ご厄介になるのだが、何のためにここ関へと来たかと言うと、
こちらの「しげ吉」さんに行くためだ。とあるブログで紹介されていたのが気になって仕方がなくなり、前泊してこの超人気店のランチタイムに明日突撃するつもりで来た。予約不可で食いたきゃ並ぶしかないという店で、休日などはとんでもない待ち時間になるらしい。
と、関へ来る前は思っていたのだが、なんかもしかして今夜食えるんじゃん？と思い直し、夜営業開始直後の17時ちょい過ぎに試しに来てみたらあっさりと入れた。さすがは平日か。
今宵の大奮発ディナーを前に、期待に胸を膨らませながら先ずは黒ラベルで喉を潤す。
鰻は北海道から出てくる前は食ったことなどなく、もちろん知っているのは関東風のみだ。噂で聞く関西風というのを是非とも食ってみたく、はせ参じた次第である。
二層構造のうなぎ丼の上を頼み気長に待とうと思っていたら、ほどなくして出てきて驚いた。鰻というのは待つものと習ってきているが、こちらではファストなものなのか。東海人が東京の鰻屋に行ったら怒り出すのではないだろうか。
それでは、頂きます！
噂通りのパリっと焼かれた鰻は実に香ばしく、美味い！美味すぎる。硬めの米がまた合うなあ。
下段に埋まった鰻は、米の水分を吸うせいか上段とは違う柔らかめの食感で、これはこれで美味い。しかもかなりボリューミィだ。三層の特上にしなくて正解だった。
いやー、美味かった。関東とどちらが好きかと聞かれると悩むが、この関西風の方が好みかも。
この旅初の高級グルメを満喫して幸せな気分で眠りについた。
本日の走行距離：64km
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