2021 山陰旅 第三日 10年ぶりのかつ丼に舌鼓

道の駅 近江母の郷の夜が明けた。

トイレに近い方ではなく静かな裏手の駐車場に停めたら周囲にはほとんどクルマが居なかった。

トイレ周辺はクルマが多かった。皆さんトイレに近い方がお好みなのだろう。右上に写っているキャブコンは後から隣にトラックが来て一晩中アイドリングをかまされていてお気の毒だったが、それでも頑なに動かなかったようだ。

ここの道の駅は裏手に池のあるちょっとした広場があるので、犬連れには嬉しい。

ただ如何せん古い道の駅なのか、トイレがしょぼい。滋賀の他の道の駅もそうだが、いまだに和式が幅を利かせている。ここも洋式は多目的しか無く、しかもノーウォシュレット。朝の争奪戦が予想されるので早々に撤収して先へ進むことにした。

少し先にある「道の駅 湖北みずとりステーション」に入った。ここでしばし午前のまったりタイムを過ごすことにした。トイレは相変わらずノーウォシュレットだが、近江母の郷よりは幾分マシだ。

朝食はお茶漬けにしてみた。パックご飯にふりかけてお湯をかけて食うというシンプルかつ粗末な朝食だが、パンが続くと無性に美味い。

日が射しているのに小雨がパラついていて、気づくと見事な虹が琵琶湖に架かっていた。

琵琶湖沿いの道を少し散歩をして湖を目に焼き付け、エルブレの消化が落ち着いたあたりで琵琶湖を後にした。

少し行くと「日本のウユニ」と言われる余呉湖があるというので行ってみた。

あいにくの小雨空と若干の湖面の揺れのせいでウユニとまでは行かなかった。

ここは賤ヶ岳合戦の舞台でもあるようだ。

広い芝生広場でエルブレのスイッチが入り、合戦が開始された。

旅の疲れもなく元気に走り回った。クルマ酔いも、初日にブレアが3回リバースの後は、ノーリバースで来れている。

さてエルブレのストレス発散が終了したので、ランチのために福井は敦賀へ向かった。下道で行ったが、途中ですれ違い不可能なレトロなトンネルがあった。

さて今日のランチは、10年くらい前に福井で頂いて美味かった記憶があり、最近「ケンミンショー」で観て無性に食いたくなった「ヨーロッパ軒」さんのカツ丼にした。

普段は揚げ物は基本醤油派でウスターソースはまず使わないのだが、ここのソースかつ丼は何故か美味い。大人っぽい苦みも感じられるからなのか。カツも当然ながら美味だが、丼の底にたまったソースだくのメシが何とも言えず美味かった。

福井のスーパースターといえばこの人か

「パ軒」を後にし、次は今宵の酒の肴を求めて「日本海さかな街」へ行ってみた。

広大な店内に無数の魚屋さんがひしめいて激しいセールストークが飛び交う、日本全国に存在する観光客向けの施設とみた。しかし、松葉ガニは高い。今回の旅でチャンスがあればカニを仕入れてむしゃぶりつきたいと思うが、一杯12,000円はさすがに手が出ない。紅ズワイがやはり日本のチャンピオンのようだ。地元北海道のカニが安物に思えてくる。

特に収穫もなくここを後にし、次なる目的地の三方五湖へ向かった。ここまでの旅は、湖めぐりになりつつある。

道の駅 三方五湖」に入った。こじんまりとしているがキレイな駅だ。ネット情報通り、駐車場はけっこう傾いているので泊まるのはキツそうだが。

建物の裏にはドーンと三方湖が広がる。

午前中の余呉湖は小雨まじりだったのに、三方湖は快晴で暑いくらいだった。

隣には「縄文ロマンパーク」なる施設もあるのでちょっとだけお邪魔してから、三方五湖を後にした。

先へ進み今宵の夕食をゲットしに、Yes, we canの小浜市のスーパー「バロー 小浜店」に立ち寄った。昼間のかつ丼でかなり満足していたので少な目に夕食を仕入れ、今宵の停泊地の「道の駅 シーサイド高浜」へ向かった。

道の駅に着いてみると広い駐車場にクルマもほとんどおらず、シメシメと併設された立ち寄り湯「湯っぷる」の方でじっくりと平坦な場所を探して停めた。こりゃあのんびり出来そうだと喜んだのもつかの間、よく見ると湯っぷるの入り口に「本日定休日」の文字を発見して愕然とした。どおりで空いてるはずだわ。

今宵は風呂は諦め、小浜で買った肴を昨夜の残りの近江の酒で流しこみ、高浜の夜は更けていった。

本日の走行距離:118㎞

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