2024 初夏の北海道旅 第三日 新潟の米、魚、酒の黄金トリオを堪能する

5月23日(木)

道の駅国上」の朝が来た。

朝の散歩で昨日汗を流させて頂いた「てまりの湯」の駐車場へ上った。道の駅の駐車場の手前にはキレイなデイキャンプエリアがあった。

朝食に今朝もリゾットを食いつつ、昨夜のルヴァンカップの長野戦を観た。

J3相手に負けそうだったが終了前ギリギリで追いつき、そのまま延長・PK戦の末、辛くも勝った。

リーグ戦は相変わらず目も当てられない惨憺たる状況だが、カップ戦はなんだかんだ勝ち進んでいる。今年はもうJ2降格で仕方ないから、せめてカップ戦で優勝しねーかなー。。何か一つでいいからJ1の思い出が欲しい。

お世話になった道の駅国上を出発し、サッカーがPK戦までいって散々待たせたエルブレのため散歩に向かった先は、

10分ほど走ったところにある「弥彦公園」だ。

4万坪もある広大な公園とのことで到底歩き切れそうにないが、とりあえず散歩をスタートした。

公園というよりは「庭園」と呼んだ方がふさわしいくらいの美しいところで、こういうところが犬を受け入れてくれるのはとても有難い。

可愛い柴犬さんとちょっとご挨拶させて頂いた。ハーネスに「もなか」というお名前が貼られていたな。

あー楽し♪

レトロなトンネルが見えてきた。

暑い時のトンネル内は涼しくて最高だ。

公園の終わりが見えてきた。

せっかくなのでもうちょっと足を延ばしてみよう。

越後一之宮、「弥彦神社」だ。

今回は奥さんに代表してお参りしてもらい、鳥居の脇でエルブレとともにしばし待つ。

さすが一宮、立派な神社だったとのこと。

あまりに暑いので、キッチンカーに立ち寄って何か飲もう。

トラックの裏には素晴らしいテラス席が用意されていたので、しばし休憩。

冷えたレモネードが何とも言えず美味い。

エルブレも水とオヤツでエナジーチャージだ。

ふーー、生き返った。ご馳走様でした。

さて、駐車場へと戻ろうか。

お!パンダカラーのレビンじゃねーか。懐かしい!

再び北上開始した。

やがて日本海へと出て、ちらりと佐渡島も見えた。

高い建物が見え始めた。どうやら新潟市内へ入ったようだ。そろそろ昼飯にしよう。

やって来たのは「ピア万代」という商業施設だ。平日だというのにわんさかクルマが停まっていて、驚いた。

お目当てはこちら、廻転寿司の「佐渡弁慶」さんだ。人気店らしく30分ほど待ってようやく席へと通された。

佐渡産の新鮮なネタが豊富で、どれも美味かった。もちろん新潟だけあってシャリもバツグンだった。これで日本酒があればパーフェクトなのだが、そこは必死にガマンした。

ランチの後は散歩と買い物が出来るかと「道の駅新潟ふるさと村」へ寄ってみたのだが、

犬NGだった。

ぷんすかしながらも物販を覗いてみると、魚の品ぞろえに驚愕した。特に南蛮漬けといえば東京ならアジくらいしか見ないが、ここには様々なバリエーションの南蛮漬けがあった。悩みに悩んでいくつか買って、後にした。

長閑な田園風景の中を東へと進み、到着したのは、

2022年の8月にOPENしたまだ新しい「道の駅あがの」である。ここも駐車場は赤く染まっていた。

駅舎の裏手には広大な芝生が広がり、ぐるっと遊歩道が囲んでいた。

特に何ということもないアッサリした道の駅あがのを後にし、さらに北上した。

途中通過した新発田市も全体的に赤い道で、かつシャッター通りだった。

陽も傾き始めた頃に到着したのは、

道の駅胎内」だ。本日はこちらでご厄介になる。

前々から「すげー名前だな」と思っていた胎内市にようやく来ることが出来た。

ちなみに3日目の今日、ブレアは道中ノーリバースでクリア出来た。鬼門を抜け、ここからが本番か。

第一駐車場から歩いてちょっとのところにある「クアハウスたいない」へひとっ風呂頂きに行った。プールもある施設で風呂は520円だが、浴室へ行ってみて愕然とした。

「え・・・?こんだけ??」

いまだかつて、こんなに狭い立ち寄り湯は見たことがない。マニアが好きそうな共同浴場や秘湯系にはきっとこれよりも狭いところはいくらでもあるのだろうが、それらはこれまで避けてきたのでちょっとたまげた。ここも外観からしてそっち系じゃないと信じ切っていたので、一歩入って見事に裏切られた。木曜の夕方だから何とかなったが、これが土日だったらと考えると背筋が凍る。これで520円なら、昨日の300円(17時以降)の「てまりの湯」はまさに「湯ーとぴあ」だ。

色々残念な湯だったがとりあえずはサッパリはしたところで、夕食タイムだ。

道の駅国上」で今朝買ったたれかつにエリンギポン酢、「道の駅新潟ふるさと村」で買った銀ダラ焼きと佐渡産のバイ貝煮、後は煮物にオニギリといったなんともゴージャスなメニューだ。

合わせるは魚沼の青木酒造の「雪男本醸造」だ。スッキリと辛口でどんな肴にも合わせられるオールマイティーなユーティリティプレイヤーといった酒だった。昼間ガマンした甲斐もあり、まあ進むこと。

バイ貝なんてホテイの缶詰でしかほとんど食ったことが無かったが、この佐渡産は激旨だった。銀ダラもほとんどデパ地下の味だ。エリンギはちょっと酢の味が濃かったが、その分酒がクイクイすすむ。

楽しく酔っぱらっている視界の端に、何か緑色の物体が走るのを捕らえた。スライドドアの小窓から外を覗くと、、

蛍光グリーンの虫が「チョロチョロ!!」と素早いスピードで駐車場の地面を這っているではないか!

思わず楳図かずお先生のキャラのような表情で悲鳴をあげたのは言うまでもない。

なんじゃこりゃ!?

さらに恐ろしいことにその緑色の虫はどんどん増殖し、ついには緑だけではなく青いのや赤いのも出始めた。

なんだ、ライトアップみたいな何かか?これ。あー、ビックリした。

エルブレもこの光のショーを不思議そうに眺めていた。

下を流れる胎内川の音しか聞こえない夜になりそうで、こりゃー上で寝るしかないな。

本日の走行距離:112㎞

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