6月11日(火)
「道の駅とうべつ」の朝が来た。
昨夜は幸いにしてDQNの襲撃も無く、静かに過ごせた。
ここの駅にはセブレブが入っているので、
オニギリを買ってきて、もずくスープと共に頂いた。元々がオニギリ20円引キャンペーンのところ、アプリでさらに20円引とお得だった。
ここはやたらと犬NGゾーンだらけの駅で、アッチもダメ、こっちもダメとうるさいので早めに移動することにした。
本日先ずやって来たのは、奥さんがかねてから来たがっていた、
道の駅からわずか数分のところにある「ロイズカカオ&チョコレートタウン」だ。六花亭、きのとやときて、ここで北海道スイーツショップ巡りの集大成らしい。
ちょいと工場の周辺道路を散歩させて頂いてから、
奥さんは喜び勇んで直営ショップへと行き、残った我々はコンパスで待つ。
スイーツはもちろん、パンもしこたま買って嬉しそうに帰って来た。
当別を離れ南下した途端、色の悪い分厚い雲の下になった。
やがてポツポツと降りだした中でやって来たのは、「モエレ沼公園」だ。
なんでも奥さんの友人の旦那が設計だか施工だかに絡んでるので一度来てみたかったらしい。昔からモエレ沼という名前は知っていたが、来るのは初めてだな。
駐車場でしばらく雨が止むまで待機する。
レンタサイクルも用意されている。
「そろそろ止みます」というYahoo天気を信じていざ散歩へ出発。
雲の動きが早くて、不安だ。。
広くてキレイな公園そうだ。
これがここの象徴でもある「ガラスのピラミッド」というヤツらしい。
アクリルとかなんかな?と近くに寄ってみると、ホントのガラスだった。
ピラミッドの横にくっついてる箱は無い方が美しかったんでは?と思うのはシロウトなのだろうか。
その先も歩けそうなので、行ってみよう。
芝生部分は犬NGなので、遊歩道を歩く。
真っ黒い雲がじわじわ近づいてきて、心なしか蒸しっとしてきたな。。
あちらに見えるお山の方にも行ってみようか、なんて呑気なことを言っていると、「もうすぐザーザー降りになる」とYahoo天気が急に言い出した。おいおい、さっきまでそんなこと言ってなかったのに。どうりで蒸し蒸ししてくるはずだ。
急いで駐車場へ戻ろうと歩きだしたが、ピラミッドのあたりで大粒の雨が落ちて来だし、ひとまず最寄りの小さい駐車場へと急いだ。
奥さんとエルブレにはここで待っていてもらって、ひとりコンパスの元へと歩き出したが、途中からザーっと降りだして、レンタサイクルの建物へと避難した。
その間、エルブレたちは小さい屋根の下で雨宿りしていた。
コンパスはすぐそこに見えるのに、雨があまりにも強すぎて近づけない。
ザーザーがポツポツになった一瞬の隙をついてコンパスへと辿り着き、いざエルブレの救出へと向かう。待ってろよー、今助けに行くからなー。
無事救出成功し、モエレ沼公園を後にした。次はもっと天気の良い時にゆっくりと散歩したいものだ。
どうやらモエレ沼にだけ局地的に降っていたようで、ついてなかったな。
と思っていたらまたまた土砂降りがフロントガラスを打ちつけ始め、路面もあっという間に水たまりが出来るほどになった。そしてエルがまたまたパニックになり始め、
またしてもこの通り、禰󠄀豆子と化した。
エルはガラスに打ちつける雨よりも、路面の水たまりの上を通過する時の「ブバーー!」という音とタイヤハウスから伝わる微かな振動が何よりも嫌なようだ。家でもたまにソファで隣で寝ている時にケータイのバイブレーションが「ブルル」とするともうダメ、飛び起きて恨めしそうな目でこちらを見て居なくなる。なので大雨の日は水たまりを踏まないようにハンドルを切りながら走らねばならない。めんどくさい。。。
しばらくこの調子で膝の上からどかないので、危ないったらありゃしない。今回の旅で完全モヤシっ子になってしまったようだ。
南下するにつれて雨雲から脱出成功し、やっと青空が見えてきた。
さて今日の昼飯にとしばらく走ってやって来たのは千歳にあるこちら、
「IORI」さんだ。「おにぎりあたためますか」でかつて絶賛されており、一度来てみたかったのだ。
かなりの人気店らしいが、13時過ぎだったおかげかすんなりと入れた。
名店「すみれ」で修行されたご主人ということなので、頼むはもちろん味噌だ。
クチコミによると男には物足りない量らしいので私は大盛り、奥さんは並にチャーシュー追加でオーダーした。
先日の岩見沢の一令さん同様にスープの表面が油の膜で覆われていて熱々だが、一令さんより味が薄くてこちらの方が断然好みだ。チャーシューもトロトロで美味いが、何せ麺が最高に美味かった。いやー、美味い。評判通りどころか、上を行く店だった。もう、美味い味噌ラーメンはわざわざ札幌まで行く必要無いかもしれない。
大満足で店を出た後は、そこからすぐのところにある、
「道の駅サーモンパークちとせ」にやって来た。
駅の裏手には気持ちの好さそうな公園があるので行ってみよう。
千歳の水道水は全て名水だそうだ。
午前中のモエレ沼とはえらい違いの天気で日向は暑かった。
広くはないが、いい公園だった。
さらに奥の方へと歩いて行くと、
世にも珍しい?淡水魚専門の水族館があり、
目の前の川に、トラウトたちがうようよ泳いでいた。ルアー投げたい。
さらに奥へと進むと、千歳川にかかる橋があった。
この橋はインディアン水車橋というらしい。
さらに橋の奥へと行くと、ソフトボール場があった。
散歩しているワンコも少し居た。
お土地柄、時折上空に轟音が鳴り響き見上げると、
旅客機や、
戦闘機が飛んでいた。
いやー、のんびりできた。次に来る時はここに泊まってIORIさんで味噌ラーメンを食うってのもいいな。
帰りに物販を覗くとけっこう色々なものが売っていた。なかでも、礼文産とロシア産のうにの価格差(4倍)にびびった。
さて、そろそろ次へ行きますか。
千歳まで来たが、恵庭方面へとまた北上する。
やって来たのは恵庭の惣菜屋の「赤い屋根のおうちごはん屋」さんだ。ここで今宵のオカズを調達し、
オカモトで給油し、「道の駅花ロードえにわ」をちょっと冷やかしてから再び南下し、今宵の宿を目指す。
国道36号をしばらく進み、
到着したのは、「道の駅ウトナイ湖」だ。
さて先ずは湖畔でも散歩させて頂くかと思いきや、
なんと犬NGだった。環境省が絡むと話が大袈裟になって犬連れとは相性悪いな。
それでも当別とは違い、駅側に歩けるところはたくさんあってよかった。
先ほど恵庭で仕入れたお惣菜はどれも美味そうで、しかもタイムセールでほとんどが安く買えた。
しかも味も全て良く、いい晩酌になった。日本中のお惣菜屋を巡る旅ってのも良さそうだな。
夜の散歩の時に、生まれて初めて奄美ナンバーというのを見た。はるばる来たぜ、北海道ってな感じだろうか。
目の前を走る国道36号は苫小牧と札幌を結ぶいわば大動脈なだけあって、眠ることを知らなそうだ。今宵は賑やかになりそうだな。
本日の走行距離:111km