2024 北関東プチ旅 第一日 秋の味覚のアレを求めて

11月6日(水)

エルの術後の調子もすこぶる良いし、コンパスもリフレッシュさせたということで、ちょいと旅に出ることにした。

どんよりと曇った秋空の下、いつものように悠長に昼時に出発した。出だしの首都高は拍子抜けするくらい空いていたので「こりゃ、幸先いいな♪」と快調に走ったのも束の間、

悪名高き箱崎の手前辺りでノロノロ渋滞にぶち当たった。

頻繁なストップ&ゴーで「こりゃ、やばいな」と思ったとたん、お約束のブレアのリバース発生。ま、初日だけに想定内だ。

ようやく渋滞をクリアして向島線に入ると、快調に流れだした。この左に隅田川を望む辺りが、なぜか首都高で一番好きなエリアだ。

常磐道に入り、出発から1時間半ほど経過したところで守谷で休憩することにした。

大規模修繕でもやっているのか、建物は全て布で覆われていた。

こちらのSAにはドッグランがあるのでちと寄ってみよう。

昭和の空き地のようなサーフェスだし午後だしで、ほとんど走らなかった。

ただ気分転換になるのは間違いないので、やはりドッグランがあるのは有難い。

ランの周りには歩けるところもけっこうあるので、我が家的にはここ守谷はかなりポイント高めだ。

守谷を出て石岡辺りに来ると、どんよりした曇り空がすっかり晴れた。

履き替えたばかりのニュータイヤのファルケンW11はすこぶる快適だが、前のグッドイヤーベクターフォーシーズンズカーゴよりもちょっとロードノイズが多めかな?

やがて友部のスマートICで高速を降り、

長閑な下道を走っているとまたまた雲が多めになってきた。

今年の北海道旅ですっかり惣菜店利用にハマったので、今回も事前に調べてあった「できたて工房 旬菜」さんに立ち寄った。

今宵の肴を適当に見繕ってから向かった先は、

道の駅かさま」だ。ここは昨年秋の東北旅以来1年ぶりだが、なんと昨年と全く同じの後部と左側を芝生に囲まれたベスポジに奇跡的に陣取ることが出来た。今宵はこちらでご厄介になる。

さて、旅の目的地を何故ここにしたかというと他でもない、秋の味覚の栗を食いに来たのだ。ここの駅にはモンブランをウリにしている店が、複数のキッチンカーを含めいくつもある。奥さんの一番のお目当てはそれなのだ。

今回奥さんが選んだのは、奥の中庭のキッチンカー「栗乃香」さんだ。昨年は建物内の店に開店と同時に並んだ奥さんだったが、今回は15:30くらいだったがどの店も嘘のように閑散としていた。どうやら平日の午後が狙い目のようだ。

栗部分は確かに極上だが、内部のブルーベリーか何かのフルーツソースが余計だと言いつつペロっと平らげた奥さんであった。とりあえず初日にして大きな目標を達成したようだ。

通路には立派な菊がいくつも置かれていた。

リバースした分を取り戻すべくガツガツとゴハンをかっこんだブレアは、大好きな女子部屋でエルとともに気持ち良さそうにひと眠りしていた。

娘たちが寝たところでお楽しみの晩酌タイムだ。

途中、「できたて工房 旬菜」さんで仕入れたのはアスパラの肉巻きにセロリサラダと巾着だ。そのちょい先の農産物直売所では枝豆をゲットし、さらにここの道の駅の売店で140円均一の惣菜3点(こんにゃくの土佐煮、紅生姜入り玉子焼き、ナポリタン)を追加するという、稀に見る豪華なディナーとなった。

できたて工房 旬菜」さんのはしっかりとした味付けだがまたリピートしたい美味さだった。枝豆もチェーンのスーパーのヤツなどよりも数段美味い。特筆すべきはここの売店の惣菜だ。市販品とは思えないほどの薄味で初老の我が家には非常に舌に優しい。こりゃ、明日の出発前にも覗いて買おう。

酔っ払いオヤジがあまりにも「美味い美味い」と騒ぐせいか、エルブレも起きてしまった。

最後の散歩に出る頃にはすっかり冷え込んできた。だが、FFヒーターを焚くほどでもなさそうだ。

注目の米大統領選挙は、どうやら「もしトラ」が実現しそうだ。どうなる、国際社会。

本日の走行距離:124km

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