散々悩んだ挙句、スパ子の自動水やりシステムは元の麻縄使用に戻した。
やはりこれの方がじわじわと給水出来、皿には溜まらない。4リットルのボトルで1mm/日くらいの減りなので根腐りの心配は無さそうだが若干葉っぱが元気が無いので、念のためもう1本追加してみた。
アジサイにも同じシステムで組み、乾燥防止のため縄をラップでくるんでみた。ボトルの転倒時の洪水対応にペットシーツ大も忘れずにセットした。これでおそらく3週間くらいは平気でいてくれる、、と信じたい。
植物たちの対策が完了したところで、満を持して出発した。今回の旅の目的地はついに憧れの九州だ。私は長崎、奥さんは鹿児島を除けば完全に初上陸の地なので嫌でもテンションが上がる。
そのハイテンションに水をさすように、東名は毎度おなじみの渋滞が発生していた。今回は横浜青葉から綾瀬までで40分もかかると出ている。相変わらずのクソ道だ。
しかも出発から30分後に早くもブレちゃんリバース。渋滞で多少はストップ&ゴーが多いとはいえクネクネ道でもないところで。。昨年の長旅で完全に克服出来たと思いきや、1月の伊豆の旅で台無しになった感がある。奥さんが上手くキャッチ出来たからいいようなものの、先が思いやられる。
長い渋滞をクリアして先ずは足柄で最初の休憩を取った。
昼はみんな大好き吉野家の牛丼にした。最近はすき家を主に食っていたが、やはり吉野家は安定の美味さだ。学生の頃はこれがご馳走だったなあ。
足柄を過ぎてしまえばもう渋滞は無く、遅いコンパスなりにスイスイと進む。
天気はどピーカンなのだが風がもの凄い日だった。強い横風に我がコンパスはグイグイと押され、橋の上などでは何度も隣の車線にはみ出そうになって怖かった。ユーアイの足回りが無ければもっとあおられるのだろうか。ただでさえ遅いのに終いには左側車線で80km/h走行となった。
二度目の休憩は掛川PAにした。ここはほぼ松屋な施設であった。松屋もプレミアム牛丼は美味いと思っていたのだが、最近ビーフジャーキーのような硬い肉に当たってからはすき家に転向した。
新東名から伊勢湾岸道に入る頃には陽も傾いてきてクルマの数も増えてきた。ずっと海っぺりを走るアクアラインのような道だけに、依然として横風はハンパない。
この日3度目の休憩を刈谷PAで取ることにした。当初はここで停泊させてもらおうかとも思ったが、次行程を考えるともうちょっと進んでおきたかったので止めにした。
その後新名神に入り、本日の停泊予定地であった鈴鹿PAに着く頃にはすっかり暗くなっていた。ここはトラックがとにかく多いので一般車ゾーンの端っこを取ろうと停めかけたのだが、満車のトラックゾーンからあぶれてきたトラックが強引に横に来て、しかも完全な横向きで二台分を占領しようとバックでコンパスの助手席側へグイグイと迫ってきた。慌ててクラクションを鳴らしたらやっと止まったが、こりゃヤバイ奴だと思い、急いでその場を去った。
そんなこともあったので鈴鹿を諦めることにした。ここはPAだが広いドッグランもあるということだったので残念だ。結局少し行った先の土山PAに腰を落ち着けることにした。
結局ここもトラックが一般車ゾーンにまで染み出して来てアイドリング攻撃を仕掛けてくるが、PAだけにしょうがない。
夕食はフードコートできしめんと肉うどんで済ませた。これから先に美味いものが沢山食えるからなと自分に言い聞かせながらひたすらすすった。
コンパスに戻ってから、ここの売店で買ったKウインナーとやらをつまみにトリス瓶に入れたホワイトホースのお湯割りを少しだけ頂いてこの日は終了した。このウイスキーが空いたら、九州で芋焼酎でも買わねばならないな。
本日の走行距離:386km