備えは、し過ぎるくらいでちょうど良い

最近のメディアは、コロナ対策・ワクチン問題・五輪開催の是非・路上飲みなどのネタで賑やかだが、その一方で色々な雑誌などにひっそりと恐ろしい情報が載っている。南海トラフ地震である。

Hans BraxmeierによるPixabayからの画像

政府の発表では、「今後30年以内に70~80%以上の確率」で発生するらしい。冷静に見ると恐ろしいほどの確率だ。一応は私でも未だ生きているかもしれない間に物凄いのが起きるというのだから。しかし30年以内と言われても、明日かもしれないし30年後かもしれないので常に気を張ってはとてもおられず、何か別のネタが耳に入るとすぐに二の次というか軽く忘れた状態になってしまうのがまた怖い。

火山学の権威である京都大学の鎌田先生は、「2035±5年」には必ず起きると考えるべきとおっしゃっている。要するに早ければ2030年。あと9年だ。

しかも恐ろしいことに、この大地震の後にあの富士山の噴火が起きる可能性もあるらしい。約300年前の宝永噴火は大地震の49日後に起きている。宝永といえば、昨年静岡で少し暮らしていた時に毎日見ていた巨大なくぼみがその時の噴火口だ。

その雄大な姿に惚れ惚れしつつ、一方で「あんなデカイ穴から噴火したらどうしよう」とも思いながら毎日眺めていた。

地震だけでもとてつもない被害であろうに、さらに噴火ともなれば日本はどうなってしまうのか。人間ひとりひとりが出来ることなどタカが知れているかもしれないが、備えはしないよりはした方がいいに決まっているし、し過ぎて困ることは何もないだろうから出来る限りの準備はしておきたい。つい毎日ダラダラと過ごしてしまいがちだが、明日それが起きてもある程度は対処できるように、そして明日起きても後悔しないように生きねばと思う。

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