2022 秋の中国旅 第十三日 本州の西端の絶景を巡る日

道の駅蛍街道西ノ市」の朝が来た。

昨夜の雨はすっかり上がり、キレイな朝焼けの朝だった。周りは車中泊erも少なく、静かな夜だった。暑いと思って昨夜も窓にAizuを貼らなかったが、けっこう寒かった。

道の駅のすぐ横に「豊田ホタルの里ミュージアム」なる施設があり、その周囲を散歩させて頂いた。ちなみにホタルは英語で「Firefly」というのだと初めて知った。

広場でひと暴れもさせて頂いた。今日も元気だ。

そして今朝もこれでもかのお茶漬けを頂く。

食後に奥さんは山陰銘菓の「大法螺」ならぬ「大風呂敷」を食っていたが、

イマイチお気に召さなかったようだ。大好きな信玄餅をイメージしていたらしいが、梨の蜜がイヤだったようだ。

エルブレは大好きな朝寝タイムを楽しんでいた。

隣に気配を感じたので見てみると、広いガラガラの駐車場でわざわざ真隣に停める輩が。まったくもって理解に苦しむ。てめーも扉が開けにくいだろうに。年寄なので、1mmすら余計に歩きたくないのだろうか。

場所を隣のゆめマートへ移し、コインランドリーで洗濯をしながらもうちょっとまったりした。

コインランドリーの隣には田舎によくありがちなコイン精米所があり、朝から立て続けに客が来ていた。どういうユーザーが利用するのかイマイチ理解していないが、農家さんが自分で作った玄米やもらいものの玄米を白米にするために来ているのだろうか。その場合、自宅に精米機を用意するよりこういうところに通った方が安上がりということなのだろうか。

洗濯後に再び道の駅へ戻り、出発前にダメ押しの散歩に出た。

駅の裏手の田んぼの農道を散歩させて頂き、お世話になった蛍街道西ノ市を後にした。

内陸の蛍街道西の市からひたすら西へ向かい、やがて本州の一番西の海へ出た。目指す本日最初の目的地はもうすぐだ。

最後にクネクネと細い上り坂を頑張って上った先は、

「着いた着いた♪」

本州の最西端、毘沙ノ鼻である。昨年の最南端潮岬に続き、本州四極の二か所目だ。

駐車場にコンパスを停め、よく見ると上空が蜘蛛だらけの恐ろしい、まるで鬼滅の刃の那田蜘蛛山のような細い道を上ると、

絶景が我々を迎えてくれた。

月曜ということもあり貸し切りで絶景を堪能することが出来た。ありがたやありがたや。

四極といえばお決まりの到達証明書だが、ここはなんとこの近くでは発行しておらず、下関駅もしくは新下関駅でしかもらえないらしい。そこまで戻りたくないので、後日郵送してもらうことにする。

駐車場へ戻ると、千葉から来られていたハイエースのご夫婦と少しお話させて頂く機会を得た。どうやらこの辺りにお詳しいベテランツーリストのようで、この先のオススメポイントなどを色々教えて頂けた。今日はこれから門司まで行ってそこから横須賀行のフェリーに乗って帰られるとのことだった。色々と有難うございました。良い旅を。

さてそろそろ腹も減って来たということでどこかいい店はないものかと検索をかけ、もしかしてテラスがあるかと少し北上したところにあるレストランに行ってみたが、見事に不発に終わった。

それならばとさらに検索をかけ、良さそげな店を見つけたので北上を開始する。

途中、小串という駅の脇を通ったが、西日本を旅すると海沿いにやたらと「串」とつく町が多いことに気づく。串間、串本、串etc.。色々検索すると、朝鮮語で岬を表す「串(こす)」に由来するのではというもあるようだ。

その小串を過ぎてちょっと行ったところにお目当てのお店はあった。

「お食事処 鮮魚 松永軒 とようらブルーライン店」というやたら長い名前の店だ。人気店のようでクルマがやたらと停まっている。

これは期待できそうだとテンションが爆上がりだ。

刺身定食

イカ刺し丼

豊富なメニューの中から苦労して選んだのは、刺身定食とイカ刺し丼だ。注文してからあっという間に出てきたので若干嫌な予感がしたのだが、一口食ってそんな予感は吹っ飛んだ。何もかもが新鮮で美味すぎる。イカはアオリ系のモチモチ食感ではなく、コウイカ系のパッキョパキョ食感でこれはこれで楽しい。味は言うまでも無く甘くて絶品だ。刺身も全て言うことないし、付け合わせのアジフライもふっくらとして美味いとしか言えない。グーグルマップで進行方向から適当に見つけたのに、このクオリティ。これぞ旅の醍醐味だ。こういう店を求めていたのだ。

クルマ待ちをさせられてすっかりご機嫌斜めのエルをなだめすかし、さらに北上する。

左に海を見ながらずんずん北上し続け、やがて本日のメインイベントの目的地に到着した。

日本のクルマのCM撮影のメッカ、角島大橋である。最近では、菅田将暉君が仲間と熱唱しながらドライブしていたカローラツーリングのCMの撮影場所がここらしい。

それではいよいよこの橋を渡って角島へ行ってみよう。

素晴らしい天気の下でご機嫌なドライブを楽しんだ。出来ればハイエースではなくロードスターあたりで走りたかった。ここでも皆ゆっくりと走って絶景を楽しんでいる様子で、煽ってくるようなオツムの弱い輩は居なかった。

角島へ渡りどこかでお茶でもと検索し、島の西岸にいいところがあるようなので向かってみた。

Gran Vista角島」さんだ。カフェレストランと宿泊施設もあり、ペットも泊まれる部屋があるという。

キレイな通路を通ってテラス席へ通される。

オーシャンフロントの最高のロケーションのテラス席だった。

メニューも豊富で酒類もたっぷりと用意されている。こんな場所で海を眺めながら酔っぱらうなんて極楽だろう。だが今日は渋々コーヒーでガマンだ。

ここはキムタクのドラマ「HERO」の特別編のロケ地で、赤い矢印の先に見える堤防で久利生検事が釣りをしていたらしい。奥さんはテレビで観ていたにも関わらずそんなシーンはまるで記憶に無く、店の人にタブレットで実際のシーンを見せて頂いてようやく思い出したようだった。トシは取りたくないものだ。

メニューを見るとテイクアウトも豊富にあることがわかり、夕食用に調達させて頂いた。

夕陽もキレイそうな場所だったが、テイクアウトを受け取り先へと進んだ。

角島灯台の周りの公園でも散歩しようかと思い行ってみたのだが、駐車場が有料だったのでスルーした。

島内を適当に走っていると、おばあちゃんたちが井戸端会議をしていて、足元を見ると猫たちも参加していた。何とも言えない平和な風景だった。

日も傾いてきたので角島観光を終えて再び大橋を渡る。

最後に丘の上から角島を見納めして、本日のねぐらへと向かった。

今宵ご厄介になるのは、「道の駅北浦街道豊北」である。

海沿いの小高い場所に位置する駅で、トイレからも港が見渡せる。

建物の脇に何やら階段があるので上まで登ってみよう。

和久古墳である。

和久漁港が一望できる。

いい感じに日も落ちてきて、楽しい夕食タイムがやって来た。

角島でテイクアウトした釜揚げしらすピザとイカ焼きが今宵のメニューだ。ピザも美味かったが特筆すべきはイカの美味さだ。味良し香り良し。この辺りの「特牛(こっとい、読めねー)港」はイカが有名らしいので、きっとこれも地元産に違いない。しかしこの特牛もそうだが、西日本は読めない地名が多い。北海道もそう言われがちだが、アイヌ語の音に無理やり漢字を当てているのでそのまま読めば大体正しい。だがこちらはそもそも字と音が違いすぎる。

食後は今や東京方面では買えなくなったカールのうすあじを食ってみた。まあ悪くないが、やはりチーズの方が美味いかな。でも一番好きなのはカレーだったのだが、それは売っているのを見たことが無い。

暗くなるにつれ前を通る国道191号の交通量も減り、静かに眠れそうな予感がする北浦街道豊北の夜であった。

本日の走行距離:96㎞

最後までお読み頂き、有難うございました。もしよろしければ、最後にポチっと押して頂けると幸いです。↓

にほんブログ村 旅行ブログ ペット同伴車中泊の旅へ にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ にほんブログ村 犬ブログ 元捨て犬・元保護犬へ