2022年の締めは一人忘年車中泊

2022年の締めくくりとして栃木の温泉付きの道の駅でも巡ろうと思っていたのだが、天気やスケジュールの都合が上手く合わなくて断念した。

それならばと、ヒマな退職者としては一人でふらりと出かけてどこかに一泊して気ままな忘年会でもやることにした。

昼過ぎに暢気に出発し、神奈川に入ってからはひたすら246を南西へと走る。何故こんな混んでいる246をわざわざ走っているのかというと、一人で遊びに行くのに贅沢すると奥さんに怒られるからだ。

先ずはつきみ野の人気魚屋の「角上魚類」で今宵のツマミを調達し、さらに神奈川の奥地を目指して走る。

やがて座間市に入った。瞬間、名リングアナウンサーのジミー・レノン・ジュニアの「From Zama, Japan!」のコールが脳内に鳴り響いた。ザ・モンスター井上尚弥はこの町で生まれたのか。オータニサンもそうだが、彼と同じ時代に生きてリアルタイムで歴史的瞬間を見続けられているのは、実はもの凄いことなんだろう。

そんな座間を抜けて厚木も過ぎ、周りは長閑な山間部となったところで一人忘年会前にひとっ風呂浴びにやって来たのは、

七沢荘」さんだ。何やら工事中のようで最初入り口がわからず、またしても休み?と焦ったが、仮設受付の方に行けばよかったらしい。

1,100円もするのでたいそう立派な大浴場なんだろうと思って入ったが、掘立小屋のような脱衣所でいやな予感がよぎる。浴室も岩&露天しかなく、洗い場も少ない。空いていたからいいようなものの、これで混んでいたらあずましくないことこの上無いだろう。うーん、これで1,100円か。。やはり首都圏はコスパが悪い。

とりあえずはサッパリした後で、すぐ近くにある本日の停泊地へと向かった。

本日ご厄介になるのは、春の一人旅に続き二度目の訪問となる「道の駅清川」だ。

道を挟んですぐ向いには役場があるので、なんとなく安心感がある。

今回は物販の営業時間内に着いたので冷やかしてみると、けっこう色々な商品が売られていた。中でも地元野菜が豊富で、八つ頭、海老芋、里芋と芋類が並んでいた。この辺の名物なのかもしれない。

暗くなってきたのでコンパスへ戻り、先ずは今年一年お疲れさんでしたと自分を労い、ゴールドスターで乾杯だ。ちなみに今日は一人なのでテーブルは出さずに窓際のカウンターで済ませる。

今宵の宴会メニューがカウンターに並ぶ。完全に吉田類テイストのオヤジ向けなラインナップだが、一人というのを忘れてちょっと買い過ぎてしまった。

合わせる酒はどこでも売ってる沢の鶴の山田錦純米酒だ。一人で好き勝手に飲み食いし、この夜はいつの間にか寝入った。

翌朝目覚めた時は、やけに寒いと思ったら車内は7℃しかなかった。一人なのでめんどくさがって窓にAizuも貼らずに寝たからだろう。

朝食は、これまた角上魚類で買ったたまごサンドを頂いた。コーヒーを淹れるのもめんどくさいので、ペットボトルのお茶をただバーナーで温めて飲んだ。

さて二日目の今日はこれまた春に続き、レクリエーションがメインである。お世話になった道の駅清川を出発して北上し、宮ケ瀬湖の周りをクネクネと走って着いたのは、

おなじみ「リヴァスポット早戸」である。いつもよりかなり空いているのでこれは爆釣が期待出来そうだ。

早戸川の流れは今日も清らかで、薄汚れた己の心をも洗い流してくれそうだった。

ザッガーでイワナ

早速釣りを開始したが、期待とは裏腹に全く釣れない。スプーンにはまるで反応せず、ミノーを数回投げたらようやくイワナちゃんが反応してくれたのだが、その後はまたサッパリだった。

うーんパっとしねーなーと飽き始めていた頃に、ようやくおまちかねの放流車がやって来た。

活きのいい放流魚が川に放たれると、ようやくお祭りタイムが始まった。

BF09

ここの放流時の鉄板と信じているBF0.9gのゴールドを投げると、魚たちがブレアのようにはしゃいで追っかけてきてパクっとルアーに食いついてくれる。8尾ほどのニジマスたちが遊んでくれて確変タイムは終わった。

結局その後もぱっとしない時間が続き、それにつれて気温もグングン下がって凍えてきて心も折れたのでトータル13匹というショボイ結果で切り上げて早めに帰った。

2022年の車中泊はこれでお開きとなった。さて2023年の今年はいつ初日を迎えることになるだろうか。

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