早いものでもう2年が経過した

リーマン生活をリタイヤして夢だったキャンピングカーのコンパスを手に入れてから早2年が経過した。ということはいよいよ車検がやって来る。

10年落ちで走行距離64,000㎞だったのが、現在86,000km。この二年間で22,000km走った。

前の前の愛車の時代からもう20年も世話になっている品川の工場に今回もお願いするが、8ナンバーを通すのは今回が初めてだ。工場の社長は他のお客さんのキャンカーも扱ってはいるが、我が家のコンパスの車検は初めてなのでお互い若干の不安を抱えていた。

先ずは余計な荷物は出来る限り降ろして、8ナンバーの条件を満たすべくちょっと車内の整理が必要だ。キャンカーとして車検を通すための条件は大雑把に言えば以下だろう。

  1. 寝台
  2. 調理設備
  3. 上下水設備

1.は後部の女子部屋が万年床状態にしていて、二列目三列目も倒せばすぐベッドになるのは一目瞭然なので検査官もおそらく何も文句は言わないだろう。

2.も電子レンジが付いているので問題なし。問題は3.である。我が家はコンパス内では全く調理をしないのでシンク周りは収納として使っている。そこの体裁を整えねばならない。

このシンクの蓋を開けると普段は、

よく使う食器類をぎゅうぎゅうに詰め込んでいる。

これらの食器類を一旦全てどかしてシンクを復活させる。

次にこのシンクの真下に位置する給排水設備も復活させないといけない。

普段はコールマンのソフトクーラーを突っ込んでパントリーとして使っているが、

クーラーも撤去し、

2年前に取り外して物置に押し込んでいた給排水タンクを引っ張り出して無事設置した。

やがて工場の社長が引き取りに来てくれて設備の説明を一通りしたが、「まあ、中古車だしビルダーの既製品だから大丈夫でしょう」とのことだった。検査官に何か言われてわからんかったら電話します、と言い残して社長とコンパスは去って行った。

それから3日後に無事にコンパスは帰還したが、結局電話はかかってこなかったので何の問題も無かったようだ。

運転席で新しい車検証をチェックしようとグローブボックスから引っ張り出して驚いた。

やたらとサイズがちっこくなっていたのだ。以前のA4から封筒みたいな大きさに変わった。住所氏名や車検有効期限などが記載されなくなり、それらの情報は埋め込まれているICチップに全て格納され、次回以降の車検でも新しい車検証は発行されずにチップのデータを更新していくというやり方に今年から変更になったらしい。知らないうちに進化したもんだ。

そしてつい先日に社長から請求書が送られてきた。古いクルマだけに今回はけっこうかかったかなとビクビクしながら封筒を開けた。

けっこう色々と交換や作業をしてくれたらしい。で、気になるお値段は、

20万いくかと覚悟していたのだが、思ったよりも安くてホっとした。こういう信頼出来る工場が無いと困るだろうなと最近つくづく思う。フライデーなどで報道されていた某「大原動機」のようなタチの悪いところに出したらいくら取られていただろう。実際にやってもいないような工賃を取られそうだし、壊れてもいない部品を勝手に交換されたりしそうで怖くてとても依頼できない。

さぁ、車検も無事通したところでまたふらりと旅に出たいところだが、今年も猛暑が始まりつつあるので近場では行くところが見当たらない。8月下旬まではガマンして東京でくすぶって、また満を持して北海道へと行くことになるのだろうか。

最後までお読み頂き、有難うございました。もしよろしければ、最後にポチっと押して頂けると幸いです。↓

にほんブログ村 旅行ブログ ペット同伴車中泊の旅へ にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ にほんブログ村 犬ブログ 元捨て犬・元保護犬へ