2023 秋 みちのく犬連れ旅 第十九日 行楽シーズンの土曜日は穴場を求めて地味に過ごす

10月21日(土)

道の駅ひらた」の朝が来た。

車中泊erも少なく静かな夜であった。

「日本一からい村」って意味がわからなかったが、どうやらこの村でハバネロを栽培しているからだそうだ。

今朝は納豆&スープのみの粗末メニューだ。

今日は土曜のせいか朝から少年野球チームのバスがやって来て、ユニフォーム姿の坊主どもが20人くらい一斉にトイレに全力疾走でダッシュしたりして落ち着かない。

物販の開店が近づくにつれて今度はドヤドヤと普通車が集まってきた。こうなるとさらに落ち着かないので、一番隅っこに移動して目立たないようにしないとだ。

出発前に駅の周りをくるりと散歩した。

のどかなところだった。

国道49号を北上し、グーグルナビの言う通り左折すると田舎の山道になった。

やたらと細い道なったと思いきや、突然ライダーの集団とすれ違ったりする。

山道から一転して立派な道路になり、右手には福島空港が出てきた。

昨日もちらっと立ち寄った「道の駅たまかわ」に到着した。ここに入っている「おにぎり・らぼ」さんが評判が良いので、昼飯用にテイクアウトするのだ。

どれも超美味そうだが、けっこういいお値段のせいか他に客が居なかった。

どれにするか迷いながらもいくつか選び、メインの物販も覗いてから駅を後にした。

今日は土曜日で、紅葉や人気のスポットのような人が多く集まるところは極力避けて移動も少なめにしようと思う。

美味そうなオニギリを買ったので、どこかいいところは無いかと西へと走る。

ここはどうだろう、と行ってみたのが矢吹町にある「大池公園」だ。

それでは、行ってみよう。

出だしのわんぱく広場は子供連れの家族で割と賑わっていたが、その先の遊歩道は閑散としていた。

「しめしめ♪」

大池の水は抜かれていたが目の前にちょうどいい東屋があったので、そこで弁当を広げた。

たまかわで厳選したのはこの4点、南高梅、サバマヨ、大葉&鮭、たらこ(北海道鹿部)だ。

オカズは道の駅ひらたで買ったコロッケ&メンチだ。

オニギリは全て「具見え」というのがこだわりのようだが、確かにビジュアルは良いかもしれないが具をこぼさないように食べるのがとにかく難しい。おそらくテーブルの上で皿に乗せて食うのが理想で、アウトドアでは至難の業だ。だが味は全て最高だった。コロッケ&メンチも美味かった。

朝にチェックした天気予報だと今日は降らないと言っていたが、遠くの空は真っ黒な雲が覆っていた。これで本当に降らないのか信じ難かった。

もうひとつくらい公園をハシゴしようかとも思っていたが、けっこう歩いたのでこの辺でお開きにして県道44号を南下した。

まだ陽も高いうちからひとっ風呂浴びに来たのが、「東舘温泉ユーパル矢祭」だ。

相変わらず空は不気味な雲に覆われていた。これで降らないわけないよなあ。

土曜かつ行楽シーズンでもあるので今日の風呂選びは慎重に慎重を重ねた。混んでいる風呂ほどこの世であずましくないものは無いからだ。ここは700円なのだが、16時から450円に下がるので16時前なら空いているのではないかと来てみたが、これが大正解。ちなみにモンベル会員100円割引もあるのだが、適用はひとりだけというセコさだった。

浴室へと入ると案の定早い時間なので地元の爺さん連中しか居なかったが、揃ってもう上がるという頃でラッキーなことに一時は貸し切り独泉状態となった。内湯は二つあって共にぬるめでのんびりと入っていられた。貸し切りなので普段は行かない露天も楽しめた。いやー、いい湯だった。

大満足な気分で外に出ると、水をさすようにポツポツきた。やっぱり。奥さんが出てくる頃には本降りとなった。

結局土砂降りの中、国道118号を北へ戻り、「道の駅はなわ」へと到着した。今日はこちらでご厄介になる。

しばらくすると雨が上がり、真っ黒な雲の中に見事な虹がお目見えした。

今日はまだ時間もあるので、アサヒジョッキ缶大生を飲りながらマリノスvs札幌をDAZN観戦した。

1-4で大敗と、相変わらずのクソ試合だった。

気を取り直して夕食だ。道の駅たまかわで買った煮しめ、油揚げの甘辛煮、納豆餅というシブいメンツだ。今回の旅では納豆餅ばっか食ってる気がする。

煮しめの味はちょうどいいし、油揚げもピリ辛で実に酒に合う。納豆餅は冷えてちょっと硬くなっていたが悪くなかった。

今夜は相当冷えるという予報が出ている。

本日の走行距離:89km

最後までお読み頂き、有難うございました。もしよろしければ、最後にポチっと押して頂けると幸いです。↓

にほんブログ村 旅行ブログ ペット同伴車中泊の旅へ にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ にほんブログ村 犬ブログ 元捨て犬・元保護犬へ