2025 晩秋の四国九州旅 十四日目 ドタバタの末、ついに祈りの島へ

11月23日(日祝)

NPC24H長崎出島町第2パーキング」の朝が来た。

クチコミでは目の前の通りは夜はほとんどクルマが通らないということだったが、サタデーナイトのせいかまあまあ音がしていた。まぁそれでも都会にしては静かな方だろう。

稲佐山の夜景は今朝も美しい。がしかし、ボーっと見惚れている場合じゃない。さっさと支度をして右手に映る長崎フェリーターミナルへ移動しなければいけない。

エルブレだけ軽く食べさせ、一晩お世話になった駐車場をチェックアウトする。料金はというと、3,200円。うーむ。。。

ここから20分ほどのところにある1泊3,000円で電源込みのRVパークに泊まった方が良かったかなと後悔しないでもなかったが、フェリーターミナルはここからわずか2分だしと自分に言い聞かせながら駐車場を出た。

夜明け前のフェリーターミナルに着いてみると、船に乗るクルマの待機列がどこにあるのかさっぱりわからなかった。津軽海峡フェリーなどはこれでもかと地面に書いてあって一目瞭然なのだが。わかりにくいなら誘導員が「こっちこっち」と指示してくれて然るべしなのに、人っ子一人居ない。

そっちがその気ならとこちらも超適当にコンパスを停めて、車検証を携えてターミナルへいざ出陣。お初のフェリーなのでお作法がさっぱりわからないため「一緒に聞いてくれ」と奥さんも同行してもらい、8:05発のフェリーを予約しているので余裕を持って6:30にターミナルに乗り込んだ。しかし窓口には生体反応は無く「受付開始7:00」の張り紙が無情にも貼られていた。なんだ、こんなに早く来ること無かったんかい、と一旦ターミナルを出て、

近所の散歩に出た。その後コンパスへと戻るとようやく誘導員らしき兄ちゃんが寄ってきて、

「ここは月極なので、船に乗る人はあちらへ」と誘導された。

エルブレをコンパスへと乗せ、再びターミナル内をウロウロとしていた時、奥さんから信じがたい一言が発せられた。

「うちらの船、奈良尾ってところ行きじゃないの?」

「は??」

こいつ何言ってんだろ?と最初は思った。だが奥さんが凝視していた立て看板を見て、凍り付いた。

ここ長崎から直で行くと思い込んでいた我らが目的地の奈良尾港だが、なんと8:05の便だと奈良尾を一旦素通りして、福江と奈留を経由してから13:25到着になってんじゃん。そしてトータルの所要時間は、実に5時間20分。。

ええええええ!!

なにこれ??

一瞬、この事態が全く理解できなかったが、ちょっと考えると原因がわかった。今日の8:05の便を予約したのが1週間前の11月17日(月)。コンパス内でPCも見ずに電話のみで、対応のお姉さんとあーでもないこーでもないとやり取りをしての予約だった。その際、長崎から奈良尾行き、ってことで予約したが、長崎から奈良尾の間に福江と奈留が挟まっているという認識が見事に欠落していたのだ。お姉さんとしては、長崎発が8:05、奈良尾着が13:25と言えばこれは直行便じゃないと伝えたも同然、もしくはそんな初歩的なこと理解して当たり前的な体で細かい説明が無かったのだろうと思われる。いやそれでも「長崎から奈良尾に行く前に福江と奈留を経由しますが、よろしいですよね?」的な一言は欲しかったー。。奈良尾に行きたいって言って予約してんだから。。

いや、どうする?5時間半もエルブレを狭いカートに閉じ込めておくのはちょっとムリじゃね?ちなみに次の12:25発のに乗ると、2時間35分で奈良尾に着くことになっている。出来ればこれに変更したいが、予約した時の雰囲気では当日、しかも日曜で祝日の今日にドタチェンジなんか出来るとも思えない。

7時の窓口OPENまであと少し。ターミナルには。釣りパラダイス五島に胸を膨らませたフィッシャーマン親爺たちが、でかいクーラーボックスを肩にかけて徐々に集まり始めている。さて、どうするどうする。。

短い時間でかつ、悪い頭で考えた対策は以下の4つ。

1.12:25の便に変更してもらう
2.奈良尾(中通島)は諦めて、最初に寄る福江で下りちゃう
3.2.がOKなら、26日もしくは27日の福江から長崎への帰りの船を予約する
4.元のプラン通り何も変えずエルブレには5時間半耐えてもらう

そうやってあーでもないこーでもないと考えているうちに7時になり、窓口がOPENした。やがて我々の番が来て事情を説明し、恐る恐る「12:25のに変更なんて、、出来ませんよねぇ・・・?」と大胆にもPlan 1.から窓口のお姉さんにぶつけてみると、、

「・・・出来ますよ」と、あっさりと返って来た。

「うそ!?」

あまりの出来事に最初信じられなかったが、ちらっと見たお姉さんのお手元にある紙に書いてある予約っぽいのはうちのを含めてたった3行しか無かった。え???予約ってそれしか無いん???あの電話での予約の取れなさぶりは一体何だったの???

この九州商船、フェリーの場合予約はクルマのみでしかもキャンセル代はかからず、当日受付に来なかったらそのままキャンセル扱いみたいなユルさだ。もしかしたらその辺も影響しているのかもしれないが、それならお姉さんのお手元の紙にはもっと行がびっしりあって然るべし。。よくわからないシステムです。

とりあえず無事に予約も変更出来たがこの時点では12:25発のクルマの予約が終了しただけ。あくまでも発券はしてくれず、また受付開始の10時以降(便によって随分と差があんな)に窓口へ来ないといけない。九州商船、頑なだ。

それにしても、、12:25のに乗るんなら3,200円も払って近くでP泊することも無かったな。。ま、結果論だけど。

ぶつぶつ言いながらコンパスへと戻ると、さっきの兄ちゃんよりも上級そうな誘導員の兄さんが寄って来た。実はかくかくしかじかで12:25の便に変更したんだよと彼に伝え、また後でとその場を離れた。

思いがけず昼まで時間が空いちまったがどうしよう。どっかを観光するにも中途半端だし、とりあえず向かったのは、3年半前にはP泊した「長崎県営常盤南駐車場」だ。

とりあえず落ち着いたところで、今朝フェリー内で食うために昨夜用意しておいたサンドイッチを頂く。

腹が少し満たされた後は、隣接した「長崎水辺の森公園」を散歩しようか。

夜散歩でも見ていた日本丸の近くまで来ると、

当初乗るはずだった8:05発のフェリーが出航して行った。

日本丸の横の芝生広場では、何やらイベントが催されるようだ。

ステージの前には座席も用意されており、もしかして福山さんとかさだまさしさんクラスでも来るのかな?

かなりローカル色の強そうなこじんまりとしたイベントのようだった。

フリーマーケットも開かれるようで、出店者の皆さんは準備にお忙しそうだった。

公園をのんびりと一周してからコンパスへと戻ったが、まだまだ時間に余裕があるし寒いので、

優雅にコーヒーブレイクとした。もちろんインスタントだけど。

ゆっくりと寛いでいるとけっこういい時間になって来たので、港へ向かって出発した。

船に乗る前にこれだけはしておかないと、とスタンドに寄り、

給油をする。既にそこそこ入ってはいたが、島はとにかく高いらしいのでダメ押し給油だ。

そして街は長崎サポーターで溢れ、青とオレンジに染まっていた。それもそのはず、今日の試合はJ2で現在2位の長崎が首位の水戸をホームで迎え撃つという、まさに天下分け目の大一番。勝てば逆転で首位に躍り出るという痺れる一戦なのだ。

せっかくなのでスタジアム側の道を通ってチラっとでも開戦前の会場の雰囲気を味わっておこうではないの。

するとスタジアム側の川沿いの道は大渋滞していた。スタジアムの駐車場に入りたいクルマも多いのかもしれない。

おお、ピーススタジアムが見えてきた。

昨年鳴り物入りでOPENしたこの素晴らしいスタジアム。羨ましすぎる。

いつかは観戦に訪れてみたいが、来年からしばらくは同じリーグになることは無いかもね。。。

スタジアム周辺の渋滞を抜けて再び長崎港へと戻り、今度は間違えることなく乗船待機列に停車した。すると、今朝の上級誘導員の兄さんが「〇〇様、お待ちしてました」とワタシの顔を見てすっと名前を呼んでの素晴らしい対応をしてくる。やるな、九州商船。

窓口で今度は無事に発券してもらったが、ここでも軽くショックなことがあった。今回、五島からの戻りは長崎港ではなく佐世保港にしたのだが、長崎にしておけば復路料金が10%OFFとなる往復割引が適用されたのだ。さらに車両料金も、長崎~福江であれば回数券ってのがあって大幅お得だった。

同じ九州商船なのに航路を三つに分けてその中でしか割引しないという、なかなかに融通の利かない会社である。

とりあえず次に福江に行く機会があれば、必ず使おうと心に誓った。

さて無事に発券まで済んだが、お次の懸念はエルブレをどうやって乗船させるか?ということだ。船内ではエルブレはエルブレ1号ことカートに入れ、頭部が他の客から見えないようにすっぽりと覆う必要がある。そこで乗り込む方法は下記の2つ。

1.家族全員コンパスで乗り込み、車両甲板に停車してからカートを組立ててエルブレを乗せ、エレベーターで客室甲板に上がる。
2.最初からカートを組立ててエルブレを乗せ、奥さんとエルブレは徒歩客としてターミナルビルの乗り場から乗船する。

1.の最大の問題は、車両甲板での他のクルマとの間隔が狭く、カートを出すためにリアゲートを開けない、開けたとしても組み立てるスペースが無い恐れがあることだ。九州商船はお初なので甲板の様子が不明だが、津軽海峡フェリーはそんなスペースは無かった。

結局そのリスクを避け、2.を選択することにした。やがて乗船時刻が近づいてきたので奥さんたちをターミナルビルまで送りに行く。

今回、九州商船対策として準備した新たな装備は、本来ベビーカーの日除け用であるカバーだ。

この作戦の弱点としてはカバーとカートの間が隙間だらけのため、油断をするとすぐに顔を出してくることだ。

ターミナルビルで一旦別れコンパスへと戻ると、例の兄さんがヘルメットを被ったおそらく船内作業員の兄ちゃんとコンパスの脇で話し込んでいる。ワタシの顔を見るなり、そのヘルメットの兄ちゃんが、

「えーーっと、、ベビーカーはどちら側から下しますかね?」

と、聞いて来た。そうだ、さっきエルブレ乗船作戦を決める前に例の兄さんに船内の様子とかを聞いていたんだった。兄さんそれをヘルメット兄ちゃんに伝えて色々と相談してくれていたのだ。兄さん、あんた素晴らしいよ。気が利くったらないね。ペットカートがいつの間にかベビーカーに変換されちゃってたけど、そんなことはどうでもいい。

「ターミナルビルから乗せることにしたんで、もう大丈夫です」と二人にお礼を言い、

いざ、乗船となった。

ここで下船時のことを考え、ひとつ手を打っておくことにした。奥さんたちだけまた徒歩客と一緒に下船させるのもアリだが、通常は港に着く前にクルマ客が車両甲板に下りて準備しとけと言われるだろう。カートをバラして積んだりといった作業時間がけっこうあるかもしれないので、停車場所を船内作業員から指示される前にこちらから、

「下船時に後ろのドア開けて荷物とか積みたいんですけど」

と、言ってみた。するとちゃんと後ろが開けられるくらいの隙間がある場所に誘導してくれたではないか。九州商船、予約や料金体系は融通利かないけど、現場作業員の方々は実に気が利くじゃないの。

さあ、後は航海時の居場所を確保するだけだ。車両甲板からエレベーターで客室フロアに上がると、コンシェルジュ的なお兄さんが「客室はこちらです」と笑顔で手を上げていた。

「いや、これからカートに犬を乗せて奥さんが乗り込んでくるんですけど、頭から覆ってればこの辺の廊下に居てもいいと前にメールで問い合わせた時に言われてますが、大丈夫ですよね?」と、おずおずと聞くと、

「はい、”通路”であれば大丈夫ですよ」とメールでの回答と同じ答えが返ってきてとりあえずひと安心。そのために「Helinox」のイスを二つ持ってきたのさ。だがこの後、コンシェルジュからさらに思いもよらぬ一言が。

「ここも”通路”扱いなので、大丈夫ですよ」

と言ってくれたのは、なんとバリアフリー客室だった。

こんなちゃんとした椅子の席に座ってもいいの!?

とそこへ奥さんがカートを押してちょうど乗り込んで来たので、「ここ、いいんだってさ!」と言いながらエルブレが人目につかない一番端っこの席に無事陣取ることが出来た。

いやーー、とりあえずは一安心。後は2時間半、乗っていればいいだけだ。

ちょっと狭いがガマンしておくれよ。

安心したら腹が減って来たが、昼飯をなんとなく買いそびれて何も無い。

しょうがないので交代で自販機コーナーに行き、カップヌードルのしょぼいランチを摂った。おそらくこれまでの人生で最も高い(280円)カップヌードルだったのではないだろうか。

食後はデッキに出て何気に海を見渡すと、左手に、

昨日散々眺めた軍艦島の反対側が拝めた。

2時間半ここに座っていなきゃいけないのかとも思っていた

乗る前は、「廊下もNG!デッキに居て下さい!」と無情にも言われた時のため、防寒着も持ち込んでいる。今日は快晴だがやはりデッキは風が強い。中に座れて本当に助かった。

席に戻って奥さんがターミナルビルで見つけた豆菓子をポリポリ食いながら、

目の前のテレビで流してくれている長崎vs水戸の大一番を観戦した。ケンミンが一体となって応援している感じがいいね。

エルブレは文句も言わず狭いカート内で大人しくしてくれている。いい子いい子。

やがて外には目的地である中通島が見えてきた。

クルマ客はクルマのところに行って準備してろ、とアナウンスが流れるやいなや、そそくさとエレベーターで車両甲板に下りた。エルブレをコンパスに乗せ、ちゃっちゃとカートを畳んで積み込み、無事余裕で下船スタンバイが完了出来た。帰りもこのパターンでいこう。

そしてついに念願の祈りの島へ初上陸だ。朝からドタバタと忙しかっただけに、感無量だ。

上陸して先ず向かったのは、

五島うどん ならお」さんだ。

朝食がデイリーヤマザキのサンドイッチ、昼食がシーフードヌードルと今日はこれまでロクなものを食ってない。夜くらいは何かまともなものを食いたいと船の中で色々と調べ電話してみたのだが、港の近くの和食屋さんは今夜は予約で一杯、スーパーも何やら小さそうなところが一軒あるくらいだった。そしてこのならおさんは15時で閉店となっており、船が港に着くのがまさに15時。。やばい、夕食も難民かーと一瞬諦めたが、ダメ元でならおさんにテイクアウト頼めますか?と電話で聞いてみると快くOKしてくれたのだ。

人の好さそうな女将さん?からテイクアウトを受け取った後は、とりあえずダメ元で奈良尾に一軒しか無さそうなスーパーに行ってみる。

それがこちら「ナイスデイ」さんだ。かなりのストロングスタイルな見た目だが、想像していたよりも大きい。沖縄の共同売店的なのを想像していただけに。

離島だけに物価は高めだなとは思ったが、けっこう何でも揃っていて驚いた。美味そうな刺身があったのでそれを1パックとパンを少々買ったが、我々がどこからどう見てもよそ者だったせいか、「もう少し昼間だったら惣菜とかもっとあったんだけどネ」とレジの親爺さん(もしかして経営者?)に声をかけられた。パンも自家製ですぐ売れちゃう、とも。

さて買う物買えたし後は宿場へ向かうだけと、坂を上る。

さらにグイグイと急坂を上り、

立派なリゾートホテル?の脇を通過した先のどんつきにあるのが、

今夜一晩ご厄介になる、奈良尾地区総合運動公園の駐車場だ。

この駐車場とホテル「マルゲリータ奈良尾」との間には「奈良尾ふるさと観音公園」という公園もある。

池があり、

黄金に輝く観音様もおられる。

けっこうな広さの公園で、しっかり散歩が出来て有難い。

せっかくだから運動公園の方も覗いてみよう。

想像の上を行く立派な野球場が2面あった。

バックネット裏には役員席?みたいなのもあり、ホームベースもしっかり埋め込まれていた。1~3塁ベースは無かったが、あの座布団みたいにポンと置くスタイルではなく、四角い差し込み口がある本格的なヤツだった。

用具入れの扉にある「ナッシーズ 11」というのは、ナッシーズというチームの11番が偉大なる永久欠番なのだろうか。

奈良尾港も陽が傾いてきた。

さて今宵何故ここに泊まらせて頂くかというと、

池のほとりにいまやこの島唯一となった立ち寄り湯である「奈良尾温泉センター」があるからだ。

こちら、元々は温泉だったらしいのだが施設の故障によって現在は沸かし湯での営業となっている。一応年中無休を謳ってはいるが、そこは我が家のこと。苦労して島に渡ってみて「臨時休業」という憂き目にあったらシャレにならないので、事前に二回電話してちゃんと営業しているか確認した。「基本毎日営業しますが、設備が故障したら休みます」と二度とも同じ答えだった。なんともリスキーな香りがしていたが、強行渡航してきた次第だ。

完全なるオフィシャルサイトが見つからないため、色々なサイトの写真を確認しまくったが、おそらく銭湯のような狭くて古い風呂なんだろなと覚悟して来た。なんせ島に一個しか無いんだから贅沢は言ってられない。他に選択肢は無いのだ。いざ、出陣!

いきなり入り口に張り紙がしてあって肝を冷やしたが、

沸かし湯だよ、って言ってるだけだった。大丈夫、それはわかってっから。

頼もーー!と中に入ってみて、想像とのあまりのギャップに唖然とした。

とにかくシャレオツなのだ。

料金を払って脱衣所へと向かうが、扉も壁もロッカーも全てがオシャレ。え?ここって星のやの傘下とかなんだっけ??

浴室に入ってもシャレオツは続く。湯舟はさほど広くないが、6個の洗い場はそれぞれが広く、仕切る衝立は最近のマンションのベランダでよく見かける水色がかったガラスっぽい。置いてあるシャンプー類も高級感あふれたヤツだ。湯舟に浸かると、窓からは奈良尾港が一望出来る。いやーーー素晴らしい立ち寄り湯じゃないか。いつまでも潰れないで欲しいーー。

大満足な入浴の後は、お馴染みのゴールドスターで喉を濡らす。

さて今宵のメニューは、

かつ丼

親子丼

五島うどん ならお」さんのかつ丼&親子丼のテイクアウトに、

ナイスデイ」さんで買った泣く子も黙る高級魚クエとイカの刺身だ。

合わせる酒は諫早の杵の川だ。かなりのライトボディで女子ウケしそうなフルーティな酒だった。クエの刺身はびっくりするくらいの味の濃さ。この前食った味の全くしない刺身とは雲泥の差だ。これは明日以降の買い物が楽しみだ。テイクアウトの丼はちょっと米が汁を吸っておじやっぽくなったがそれはしょうがない。味は美味いのだ。滞在中はご自慢の五島うどんもぜひ食いに行きたいものだ。

寝る前散歩に外に出ると、

星がハンパない。ちりばめられすぎ。

こぼれそうだ。ほとんど松本零士先生の世界だ。

そして周囲は、音がしない。究極の静寂さだ。ここまでの無音状態、これまで経験したことないかもしれない。もう、屋根裏寝しかないでしょうが。

本日の走行距離:12km (フェリー 79km)

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