「道の駅厚岸グルメパーク」の朝が来た。
昨夜は冷えたなと思ったら、
朝の車内は15℃だった。外は10℃切っているようだ。
厚岸湾に上る朝陽が美しかった。
今日も良い天気になりそうだ。
今朝も寝起きに一本、ドッグランでやりあったエルブレ。
またまたお茶漬け復活の朝である。
昨日根室のイオンでご婦人たちが群がっていたので思わず手にしたぶどうだが、種無し&皮ごと食えるパターンと思い込んでいたら種もあるし皮もしっかり厚い昔ながらのタイプでちと残念だった。
お茶請けには、女満別空港で奥さんが買ってきた石屋製菓の美冬レモン味を頂く。長年お世話になっている大スポンサー様なので、道外サポーターのはしくれとしてのせめてもの貢献だ。
さてせっかくここに来たなら食わずにゃ帰れないと、9時のOPENと同時にオイスターカフェに駆けつけた。
やはり三陸生まれのマルえもんよりも厚岸生まれ厚岸育ちのカキえもんの方の生牡蠣と、蒸しを注文した。
格別に美味い、とまではいかないが美味しゅうございました。
JAF会員証を見せれば50円引きだというので、150円のミニソフトも1個頂いた。
ここの駅も有料のゴミ袋を売っていたので一枚購入し、
昨夜の大物ゴミの花咲ガニが捨てられ、スッキリと出発出来た。
今日も雲一つ無い青空の下、国道44号を西へ走る。
釧路に入り、リッター156円で満タンにして安心し、
「マンマチャオ北都店」で洗濯をした。
洗濯中は近所の散歩だ。通りを挟んだ向かいには広大な敷地の小学校と中学校があり、歩道も広いので気持ちよく歩けた。
さて、今日の昼飯はどうしよう。検索するとさんまの棒寿司が釧路の新たな名物とあり、フィッシャーマンズワーフに良い店があるらしいので行ってみることにした。
フィッシャーマンズワーフの近くに行くと何やらイベントが開催されているせいかやたらと混んでいたので断念し、近くに人気の弁当屋があるとのことでそちらへ目的地を変更した。
「こがねちゃん弁当双葉店」だ。先ずメニューのあまりの多さに圧倒される。散々悩んで、ポークチャップとザンギというベタなオーダーに落ち着いた。出来上がりを待っている間にも老若男女が続々と押し寄せてくる。
出来たてのアツアツを車内で頂いた。オカズも米も全て美味かった。さすがは人気店だ。夜用にオカズも少し仕入れて釧路を後にした。
白糠の道の駅を少し覗いた後で、今宵の停泊地の「道の駅阿寒丹頂の里」を目指し国道240号を走った。温泉もドッグランもあるので良さそうだと思っていたのだが、いざ到着してみるとけっこう混みあっていて落ち着かなそうな上に「車中泊ご遠慮下さい」という看板が目に入った。歓迎されないところで泊まるのも気が進まないので、もうちょい頑張って先を行くことにした。
再び240号を南へ走り、阿寒ICから無料の高速に乗って西日を正面に浴びながらひたすら西へ走る。
やがて「道の駅ステラ★ほんべつ」に到着した。
ここも上湧別の道の駅と同じように、かつてあった本別駅の跨線橋や線路が遺されている。
こういう演出はノスタルジックで大好きだ。
さてとどこに陣を張ろうかとウロウロしているとこんな看板が目に飛び込んできた。
それならばと車中泊専用の駐車場とやらに行ってみると、
入り口を入るとキレイな広い芝生がそこにあった。まるで乗り入れ禁止のキャンプ場のフリーサイトのようで、轍などひとつも無くもちろん一台の車中泊erも停まっていない。不安になって道の駅の女子店員さんを捕まえて「ホントにあの芝生に停めていいの?」と聞くと、奥に居る親方に聞きに行った。やがて戻ってきて「ハイ、あそこでOKです」という返事だった。マジかい?
こんなんホントにいいの?
一般の駐車場の方にも車中泊erが数台居たが、誰もこちらへ来る気配は無かった。まあ多少はトイレから遠くなるから面倒なのか、あるいは看板を無視しているのか。
こんな広々と静かな場所を独り占めに出来るとは、なんともラッキーだ。ここはまるで楽園だ。誰も居ないのでタープを張ってテーブルとイスも出しちまおうか、ともちらっと思ったがそれは自粛しておいた。けっこう蚊も多かったし。
やがて本別の町にも夕暮れ時がやってきた。
昼間「こがねちゃん弁当」で夜の分の惣菜も一応買ってあるのだが、こんな素晴らしい環境を提供して頂いたせめてものお礼にと駅の施設にお金を落とすことにした。
中華レストランの「秀華」さんだ。先ずはクラシックをグイと一杯。
先ずは中華風冷奴と春巻を頼んだ。冷奴はゴマ油が効いて酒によく合い、春巻はカラッカラに揚がって素晴らしい。そしてなんといってもボリュームがすごい。
一品一品がこんなに多いと知っていたら頼まなかったかもしれない中華ちらしが出て来た。初めて食う味で美味いのだが、これまた量がすごい。何とか二人で全てを平らげて腹一杯でご馳走様と店を出た。
コンパスに戻って二次会をやりながらDAZNでジュビロ戦を観た。ホームで最下位相手に負けでもしたらいよいよケツに火がつくなと不安だったが、
なんと4-0で快勝。とりあえずよくやった。
しかしジュビロもあの憎たらしいほどに強かった黄金時代の頃の見る影もない。でも一時代を築いているだけ、札幌よりはマシというか羨ましいが。
今宵も月が美しい。
さあ寝るべという時刻になっても、周囲には誰も来ない貸し切り状態であった。こりゃあ静かに眠れそうだ。
本日の走行距離:155㎞