4月28日(日)
「RVパーク ホテルスターらんど」の二日目の朝が来た。
二日目も実に静かな夜で、屋根裏でゆっくりと眠れた。
やはり静寂は決してタダでは無いと、あらためて思い知った。
朝は駐車場の、「バタン!」「ゲラゲラ」という物音から始まった。5時からの朝風呂にやって来た年寄夫婦のようだ。
チェックアウトするまで入り放題のご自慢の薬草風呂。せっかくなので頂くことにしよう。
5時から風呂入ってるヤツなんてそんなに居ないだろうと行ってみると、なんのなんの。ワシャワシャと頭やカラダを洗う人たちで洗い場はけっこうな賑わいだった。ほとんどが宿泊客なのか、はたまたGWの日曜の朝だからなのか。
皆が洗ったりサウナで整ってる間にガラガラの湯舟を独泉し、朝っぱらから暢気に手足を伸ばしてあったまった。いやーー、よきかなよきかな。
小原庄助さんばりに朝湯を楽しんだ後は、朝飯だ。
昨日の朝に続いて今朝はキーマカレーメシを食おうと思ったが、、、ちょっと重いのでやめ、
二年くらいコンパスの棚にほったらかしになっていた梅がゆにしといた。
おかゆだけじゃ寂しいのでギョニソも添えて頂いた。染みるねえ。
食後はまたまた優雅にスタバのベロナを淹れて、
まったりとコーヒータイムを楽しんだ。
ところでこちらは同じ並びに泊まっていた方々だが、手前のエクシーガには度肝を抜かれた。
最初は「男の一人旅か、イイネ」と思いきや、「おっとカップルかい。楽しそう」とコーヒーを啜っているまでは良かった。
ちょっと視線を外して再び戻すと、、
なんと、子供が二人出てきたではないか。
え?あれに4人で寝たの!??
子供と言っても未就学児童では無い。上はヘタしたら中坊で、下はどう見ても高学年だ。
どうやって寝んの!??
板を渡して二段ベッドにするくらいしか思いつかないが、それには荷室の高さがあまりにも無さ過ぎる。
もしやあの家族、アフリカオオコノハズクのように、シュっと細くなれるのか。。。
世の中100人居たら100通りの旅のスタイルがあるものだ。
あまりに居心地が良くてケツに根が生えてしまったが、高速の上りの渋滞が始まる前に帰ろう。二日間もお世話になった「RVパーク ホテルスターらんど」をチェックアウトし、帰路に就いた。
まだまだ真っ白に雪を被った富士山を正面に見つつ、都留ICから中央道へ乗った。
超早めに帰路に就いただけあって上りは順調すぎるくらいだったが、反対側の下りは見るも無残なノロノロ渋滞となっていた。
道中なんの問題も無く昼下がりに帰宅すると、エルブレは二日間もフラフラひとりで遊びに行っていたオヤジを思いの外歓迎してくれた。そしてお客さんが残してくれたキリンの晴れ風をグイっと呷り、ひとり旅の心地よい疲れを流したのであった。
さあて次はいよいよ北海道あたりへ繰り出そうか?
本日の走行距離:86km
今回の総走行距離:218km