6月7日(金)
みさき台公園キャンプ場の朝が来た。
昨夜は雨も降らず、しかもここ特有の強風も無く穏やかだった。
下のサイトも平和そうな朝だった。
上のサイトはバイクのソロキャンパーが多いようだった。
家族全員、朝イチのトイレを済ませた後で、
道の駅側の駐車場へと移動し、
6:30からやっている朝風呂へと繰り出した。
こちらはHoの半額クーポン対象の湯で当然ながら朝も使えると思って行くと、なんと朝は対象外だった。むむむ。ま、大した額でもないのでしゃーないかと、気を取り直して大浴場へと進む。
さーあったまるべと浴槽にざぶんと入ってたまげた。ぬるい。ハンパなくぬるいのだ。湯から出て洗い場へ行く間に寒くて震えるほどだった。湯が役に立たないので、シャワーをかけまくって無理やりあったまった。何だ?これは。朝早いので準備がまだだったのか?それなら客を入れるべきじゃないだろう。
風呂で散々な目にあった後で、セコマの定番ベーコンおかかオニギリで癒してもらう。
さすがはセコマのホットシェフ、裏切らない。
また、コストコで買ったもずくスープを初めて飲んでみたが、こりゃいい。インスタントっぽくない。
イチゴは昨日苫前の道の駅で買ったヤツだが、まあまあの味だった。
さて今後の旅程だが、このまま北上して大好きな道北を楽しもうと思ったが、6月21日には東京に戻らなくてはならないことになった。行きたいところを全て周るとちょっとキツそうなので、今回は泣く泣く道北は諦め今日は旭川方面へと戻ることに決めた。次回があれば道南はすっ飛ばして一気にオロロンラインで道北へ行き、稚内近辺で少しのんびりしてから道東に行くというコースにしよう。
そうと決まればここを出る前にダメ押し散歩だ。
お世話になった初山別を後にし、昨日は北上したオロロンラインを南下する。
さらば、オロロン鳥。また来るぜ。
さて今日の昼はどうしようか。
結局今日もやって来ました、「すみれ」さん。
今日は店内ではなく、店先で大女将が担当しているテイクアウトを頂いてみようと思う。
何にしようか目移りするほどあった中から何とか選び、ここから3分先の「道の駅おびら鰊番屋」で頂くことにした。
海側の特等席をお借りして、テイクアウトを頂く。
完全なご奉仕価格で提供されているテイクアウトは、どれも新鮮で素晴らしかった。
食後は道の駅の隣の重要文化財を外からちょっと見学させて頂こう。
当時の栄華が偲ばれる立派な御殿だった。
最後に道の駅の建物に寄ると、
親子熊のはく製があった。ちっこくて、昨日の三毛別のと同じ種とは思えない。
小平を後にし、再び留萌へとやって来た。
留萌ICから深川留萌道へ乗り、
深川西ICで降りて、旭川方面へと進む。
さすがは北海道第二の大都市、急にクルマが多くなって走りづらい。
「道の駅あさひかわ」をちょっと覗いたが、特に収穫は無く、市内でちょっと買い物をしてからまた東へと向かった。
「道の駅とうま」でゴミが捨てられると思い込んで来てみたが、
古い情報だったようで大昔にとっくにサービス終了していた。事前に電話で確認しない時に限ってやってなかったり休みだったりといつものパターンだ。
当麻からは一路南下し、到着したのは、
「道の駅ひがしかわ」だ。本日はこちらでご厄介になることにする。
ここは初めてやって来た町だが、東川といえば確か、
「ふ、ふなきぃーー(泣)」で日本中を感動の渦に巻き込んだ原田雅彦さんの出身地か?
念のため検索してみると、それはお隣の上川町の方だった。東川は、
チームナックスのリーダーの方だった。
ここは今増えつつある「モンベル」併設の道の駅だ。
早速散歩に出てみると、、
小さそうな町なのだがキレイで、意外にも飲食店や可愛らしいお店がけっこうあった。こりゃ、夜にどこか行けそうだと、エルブレに付き合ってもらいながら探検した。
何を食おうか悩んだが、エルブレにご飯をあげてからやって来たのは、
スープカレーの店「キングベア」さんだ。
店に入ると先客は全て30代くらいの若い衆ばかりでちょっとビビる。
スープカレーって私が札幌の街を出た後から流行り始めたらしく、今まで縁が無かった。数年前に一度だけ札幌のそこそこ有名店に入ってみたが、「やっぱルーの方がいいな」と思って今日に至る。
まあでもせっかくなんで、ここいらでもう一回チャレンジしてみるべかなと、ここに来てみたのだ。
いきなりボリューミィで驚いた。ジャンギはここのソウルフードでザンギとジャークチキンのハイブリッドらしいが、どデカイのが3つも付いていた。辛さは15段階で4にしてみたのだが、それでもけっこう辛く、汗が噴き出て来た。さらに大盛りが無料と聞いて意地汚く頼んだのが失敗で腹がはちきれるくらい食ってしまった。夜なのに。ベアバーグももちろん美味いのだが、奥さんがオプションで頼んだサクサクブロッコリーというのが超絶品だった。サクサクパリパリでまるでスナックだ。これが袋詰めで買えるなら、10袋は買っていただろう。
スープカレーもけっこういいなと再認識してコンパスへと戻り、最後の散歩に出た。
夜になったらホントに開くの?と半信半疑だった居酒屋は、ちゃんと開いていた。人口が8000ほどの町らしいが、全く死んでいないどころかしっかり活気がある。
素晴らしくキレイな芝生広場の奥に煌々と光り輝く施設があった。どうやら図書館らしく、学生さんがけっこう出入りしていた。若者もしっかり居るし、行政がしっかりしていそうな町だ。移住者も多そう。
着いた時は上空を飛行機が飛んでいるし、隣のガソリンスタンドの兄ちゃんの声も響きどうなるかと思ったが、寝る頃には静かになった。ただ目の前がすぐ道路なので、念のため中で寝ることにしよう。
本日の走行距離:189km