旅車のターゲットとしてはハイエースのバンコンを求めているがもしも購入した際にはガラにもなくちょっとイジってみようと思っている。これまでの愛車たちはほぼほぼノーマルのままで乗っていたが、今度はあのハイエースだからというのもある。巷では、「100%男の仕事車」も多いが、それにも負けないくらいのこれでもかとイジりまくったハイエースも多く見かける。そしてそういう「ハイエーサー」たちを魅了する星の数ほどある(そこまでないかもしれないが)豊富なパーツ類やそれらを扱った雑誌がいくらでも売っている。過去に買っていたその手の雑誌を見ては、さて何をどう付けてやろうか、とあれこれ妄想しながらヒマをつぶしている。
イジるにしてもいいジジイが乗るにはちょっとイタイ系のカスタムはやはりみっともないので避けねばなるまい。たとえばよくあるボンネットとグリルを変えて目つきを悪くするような「フェイスチェンジ」は、年寄りにはちょっとヤンチャすぎるであろう。
顔という点では、FLEXさんやFLEX DREAMさんが販売しているハイエースのクラシカルな顔がお気に入りで、一時本気で購入しようかとも思ったくらいだ。持ち込みでも加工してくれるらしいのだが、価格を聞いたらけっこうないいお値段だったので現在は諦めている。
何はともあれここだけは先ずイジリたい!、と思っているのは足回りだ。ハイエーサーには常識であろうが、基本このクルマは「貨物車」であり最大1000㎏の荷物を積んで走るための道具であるため、「乗り心地」などというモノは度外視されている。過去に4ナンバーのナローおよび3ナンバーのワゴン、おまけにレンタカーでキャラバンのナローに乗ってみたが、たしかにオリジナルのままでは我が家の愛犬たちは開始10分でリバースしてしまうと思われる。ちなみに今でもレガシィでカーブや一般道ではたまにリバースしてしまうので何らかの足回り強化は必須と思われる。
現在検討中の一番手はこの分野のエースのユーアイビークルさんだ。
スタッフさんが書いているブログを拝見すると、この問題で悩む数多くのハイエーサーたちが毎日来店してはオレンジ色の魔法の棒を付けてもらって嬉しそうに帰って行くようで、まるで駆け込み寺のようになっているとお見受けする。残念なことに7月から一部の製品が値上げするらしい。
結論としては中年オヤジは見た目よりも「足回りの強化による家族の乗り心地の改善」が最優先課題であり、他は二の次ということになるだろう。