びびるけどやはり宣告を希望します

昨日は病院で検査の合間にやたらと問診票やらアンケートやらを書かされた。「喫煙年数は?」とか「日頃の飲酒量」を聞いてくるのが複数の紙で重複していてめんどくさかったが、一瞬手が止まったのが「がん宣告を希望しますか」というヤツだった。

今回の主目的の胆のうは、摘出後に病理検査にまわされポリープの良性or悪性判定されるので、間違いなく結果は知らされる。その他に、昨日はCTで輪切りにされているので、胆のう以外にも色々と見られた結果もしかしたらよろしくないモノが見つかるかもしれない。

実際にドクターから面と向かって「ガンです」なんて言われたら小心者だけにかなり動揺すると思う。でも、日本人の場合、死ぬまでに何らかのガンになるのは2人に1人らしいので、けっこうな確率で起こることをある程度想定しないといけないだろう。びびるが、本人としてはやはりホントのところが知りたいので「希望します」にチェックを入れた。

ガンの度合いにもよるが、悪いなら悪いで余命がどれくらいなのか知らないと残りの過ごし方が決まらない。ある程度自由に動けるのはいつまでなのか。それによっては絶望なんかしていられない。「死ぬまでにやりたいことリスト」をソッコーで作って、ひとつでも多くのアイテムを潰さなければ。自分の場合、「コンパスで未だ行ったことのない都道府県を制覇する」は最低限の目標で何としてでも達成したい。他にも最後にもう一回MT車に乗りたいし、アオリイカもたくさん釣りたい。高い酒もガブガブ飲みたいし。

とまあ、口では何とでも言えるが、実際にその立場になってみないとどうなることやら。ガックリ落ち込んで引きこもりになるかもしれない。幸いにも結果が良かったとしても、少しでも健康寿命を全うするためにも今年も全力で楽しみたいと思うしかない。

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