エルブレを月に一度の動物病院へ連れて行った。病院と言ってもメインは爪切り・肛門腺絞りなので美容院のようなものだ。
待合室で順番を待っている時にふと目の前に積まれたダンボールを見ると、「ソルアセトF」というどこかで見たような文字が目に入った。何だっけな、としばらく考えて思い出した。
この前入院した際に一昼夜受けていた点滴と同じだ。犬猫も全く同じものを使うとは知らなんだ。
さて、エルブレのグルーミングも無事終わりこれでいつでも旅に出れる、とはいかない。我が家の重鎮であるスパティフィラムのスパ子の自動水やり対策が未だだからである。昨年秋の旅の際は水やり対策でしくじり、もう少しで枯らしてしまうところだった。二度と同じミスは許されない。
前回は原始的な麻縄を使用したシステムを組んで機能しなかったので、今回はAmazonで新兵器を調達してみた。
届いたモノを早速開けてみると、想像以上にちゃちくただ粗末な袋に入っているだけで説明書も何も無かった。
Amazonの商品ページの説明に従ってセッティングしてみた。
先ずは先端のセラミック部分を10分間水に浸す。
次に本体を鉢にぶすりと埋め、内部に水を満タンに入れて蓋をきっちり閉める。
最後に水を入れたペットボトルに管を沈めてセット完了。
水やり量の把握のためにマスキングテープを貼って様子を見ることにした。
夜にセットしたのがどうなったのか翌朝見てみると、
想像以上に一晩で減っていた。鉢の受け皿には水がそこそこ溜まっていた。
スパティフィラムの枯れの原因で多いのは水やりのしすぎらしいので、ちょっとこれはハイペースな気がする。受け皿が溢れるのも怖い。今回は鉢よりも高い位置にペットボトルを置いたので、次のテストではもうちょっと下げた位置で試してみることにする。
それにしても散々探し回ったが、これだ!というドンピシャなシステムになかなか出会えずじまいだ。どうやらスパ子の鉢内水分を常に丁度いい状態に保ってくれるような都合の良いシロモノは無さそうだ。そうなると旅の前半は若干水分過多なくらいに潤して、後半は何とか乾きに堪えてもらうしかないのかもしれない。もうシニアなスパ子には酷かもしれないが、我が家で最もタフガイなヤツなので何とか頑張ってくれと祈るしかないか。