今週の「昭和のクルマといつまでも」は懐かしのホンダシビック初期型のRSが登場した。幼少の頃、旭川の親戚の家にこの初期型のシビックがあった。子供の目から見ても「ユーモラスなカタチだなあ」と思ったダルマのような丸っこい姿だが、今見るととても可愛らしく、なんとも言えない良いカタチのクルマだ。これも叶うことなら所有してみたい一台である。
カタチももちろんだが、番組の中で紹介された当時のカタログに心を揺さぶられた。表紙が全面、クルマ旅人の旅情をくすぐるポエムになっているからだ。
今のクルマのカタログではまず見ないであろうデザインだが、まずい、ますます己の中の旅心がくすぶりだしてしまった。沸き、あふれそうだ。
二度目のワクチンも未だだし、世間もまだまだ落ち着きそうにないが、旅への想いを抑えきれなくなりつつある。