2023 春の四国旅 第十二日 断腸の思いで再び香川へ

令和5年3月17日(金)

道の駅風早の郷・風和里」の朝が来た。

昨夜は何とか寝れたが、目の前の国道やら走り屋の爆音やら色々とやかましかった。朝っぱらからドアを開けっぱなしでデカいボリュームでラジオを流すオッサンまで居た。あれはどういう心理なのだろう。素晴らしい放送なので他の人にも聞かせたいのか、はたまた耳が遠くてああしないと自分が聞こえないのか。老害にはならないよう自分も気をつけたい。

幸いにも雨が降っていなかったので、歩道橋を渡ってビーチへと出てみた。

ここもまた人っ子一人居ない貸し切り状態で散歩が出来た。

風早長浜海岸の南側には堤防があったので行ってみた。

今朝も瀬戸内の海は優しく穏やかだった。

夜が明けたところで歩道橋を渡って道の駅へと戻る。

今朝も飽きもせずスープを頂く。

さて予報では今日は四国全体が一日中雨となっていて、これから向かう松山も例外ではない。明日明後日は多少はまともな天気のようだが、また来週の火曜あたりからずっと悪そうだ。

松山の後は南下して宇和島、土佐清水、四万十、高知と行く予定だが、

同じく火曜からずっと雨模様のようだ。これでは犬連れ旅は楽しめないし、四万十や仁淀も灰色の空の下ではブルーなんぞ望めない。悩みに悩んだ挙句、今回は四国一周を断念することにした。

とりあえず今日はわりかし増しな天気予報の香川へ再び向かうことにしたのだが、その前に松山で現存天守12の一角である松山城を一目見ようと雨の国道196号を南下した。

そろそろ左手にお城が見えてくるはずだ。

見えた!現存天守。

雨もけっこう降っているので、お城見物はこれにて終了した。またの機会にじっくり訪れることにする。

国道56号で赤信号で止まり何の気なしに辺りを見ると、「済美高校」の文字が目に入った。今ではティモンディだろうが、道産子にとっては北海道勢の甲子園初優勝の時の相手という方がすぐに頭に浮かぶのではないだろうか。

そろそろ腹が減ったということで「回転寿司すしえもん」さんに来てみた。

NPBの各チームのユニフォームが飾られ、店員も着用していた。

かなりの野球推しの寿司屋だ。

嬉しいことに金曜日は198円以下の皿が全て100円均一らしく、喜び勇んで寿司を貪り食った。

なぜ寿司というのは際限なくいくらでも食えるのだろう。どれも美味いが、コブイカは特に甘くてもっちりして絶品だった。そして鯛もお土地柄か素晴らしい味だった。

まだまだ食えるがキリが無いので名残惜しくも会計へと進んだ。たらふく頂いたので怖かったのだが、金曜割引に加えLINE登録も併せて3,700円という拍子抜けの結果だった。このクオリティでこの値段、愛媛すばらしい。銚子丸でこの調子で食ったら、もっと活きの悪いネタで6,000円は下らないだろう。

大満足の寿司ランチを頂いた後は愛媛に別れを告げ、降りしきる雨の中で一路香川を目指す。地図によると松山から西条方面へ抜ける一般道は山道で細かいカーブがけっこう続くようなので、無理をせずに平野部までは高速を使うことにした。

松山ICから松山自動車道に乗って山間部をサクっとやり過ごし、いよ小松ICで下りてからは国道11号をひたすら移動する。エルブレにとっては今日は我慢の移動日だ。

途中今宵のお惣菜を買って給油を済ませ、数日前にも寄った「道の駅とよはま」でちょっと休憩し、琴弾公園に着いた頃にはもう夕方になっていた。ここは「道の駅ことひき」の一部分ということになっている。天気も悪いせいか貸し切り状態だった。トイレはイマイチ綺麗じゃないが、もう今日はこちらで手打ちとした。

四国中央市でふらりと寄った店で買った惣菜は全て当たりだった。

小雨の頃合いを見計らってエルブレのトイレを済ませ、貸し切りの琴弾公園で眠りについた。聞こえてくるのは雨音のみの静かな夜であった。

本日の走行距離:128㎞

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