友愛の森での朝が来た。
夜中にポツポツとポップアップのテント生地を叩く雨の音に目が覚め「染みてこないかなー。。」と不安だったが、とりあえず大丈夫だろとそのまま寝た。
外から見ると下の方がけっこう染みているが、内部では全くと言っていいほど水分を感じなかった。ウェットスーツのような生地だが、なかなか優秀かもしれない。
道の駅 友愛の森にはちょっとした広場があり朝の散歩コースにちょうど良い。
広場のあちこちに芸術作品が置かれている。
きつれがわではポツポツとしか居なかった車中泊erたちだが、こちらではそこそこ停まっていた。
散歩中に夜が明けたが、同時に深い霧が発生してなかなかに幻想的な朝となった。
朝食は前日夕方にスーパーダイユーで調達したパンを頂いた。値段がお手頃だけに、フニャフニャの軽いパンだった。
コンパスのサブバッテリーの残量だが、一晩FFヒーターを焚いて朝にはエルブレのフードと人間のパンをレンジでチンした結果、12.7Vとまだまだ余裕の状態だった。
嬉しい結果なのだが、本当にこのモニター正しいのか?と若干疑ってしまう。
さて本日はこの旅で最も重要な日である。
エルブレを保護して頂いたcucciamamaさんの下を卒業したワンコたちが大挙この那須に集結する日なのだ。いつもなら11時くらいまでまったりしているところだが、集合時刻が10時のため9時半過ぎに友愛の森を後にして、集合場所であるTOMARCTUS那須店へ向かった。
我が家より先に到着されていたのは「ちゅら・ねる」コンビだけだったが、しばらくして続々と集結し始めた。
一門の総帥である大好きなcucciamamaさんが到着したら耳をぺったりと下げて喜ぶエルブレだった。
この日はTOMARCTUSの店長さんが一門のためにドッグランを貸し切りにして下さったので皆でゾロゾロと向かった。
この日は写真だけ見ればどピーカンなのだが、なんとこの空なのに雨が常に降るという実に変な天気だった。しかも気温は10度くらいとなかなかに過酷なコンディション。しかし犬たちには「そんなの関係ねー」とワイワイ走りまくっていた。
時折ぱーーっと降ってくる雨にたまらず東屋に避難する人間と犬たち。
そして、誰かがオヤツをくれるとなった時にはあっという間にポールポジションを奪うエルブレだった。雨のランで汚れた足で平気で余所のママさんたちのズボンをドロドロにしながら。。愛想がないくせに、食い意地がひどすぎる。
楽しい時間も終わりが近づき、最後にcucciamamaさんが永年の夢だったという全員のリードを持っての記念撮影を行った。ここでもエルはちゃっかりとポールポジションをゲットした。
さらには飼い主も集まっての大撮影。
前列右側に多く見られる「白茶・半長毛・脚短め」というのが与論の保護犬の主流である。ブレアは色だけその名残があるが、エルに至っては一門の誰にも似ていないというレアさ。でも、総帥家のクチャ&アビーや一部の子を除き、この写真に写っている犬たちは兄弟だったり従妹だったりと色々な血縁があるのだと思う。お金があれば全員のDNA鑑定を行って家系図を作ってみたいと本気で思う。
集合写真後にエルブレだけでもちゃっかりと撮って頂いた。
宴たけなわであったが散会となり、我が家もTOMARCTUSを後にし、雨のランで冷え切ったカラダを温めにまた「源泉 那須山」で湯に浸かった。やはりここの温泉は素晴らしい。
今宵の停泊地は前日に続き友愛の森にした。
夕食にはまたしてもスーパーダイユーでお惣菜を仕入れて済ませ、夜には雨も上がったためまたポップアップで就寝出来た。