2月15日(木)
「道の駅にしお岡ノ山」の朝が来た。
夜中時おり雨が屋根を打ちつけていたが、朝一は上手い具合に止んでいた。無事に朝散歩は出来たが、エルの食欲がイマイチだった。なんとか食えたが食後30分様子を見て、どうやらリバースは無さそうなので、朝食を頂きに外に出た。
ここのレストランでは7時からモーニングをやっていて、和食と洋食の2種類を提供している。
悩んだが二人とも和食をチョイスした。でかいオニギリに蕎麦orうどん、サラダに鶏唐にイカフライレモン煮にさらにゆで卵に飲み放題のコーヒーと盛沢山で500円だ。全てが暖かく、超ボリューミィでコスパが高い。
コーヒーは薄めだが、カップが背の高いタイプで、何となく昔のアンナミラーズを思い出しノスタルジックだった。各席には電源が用意されていて、道の駅のレストランとは思えない心憎さだ。
さて本音ではそろそろ少しでも東へ戻り始めたいところだが、静岡へ行けば行くほど夜の雨が強いという予報が出ている。こりゃ今日もこの辺りに留まるのが正解か。
雨がほとんど降らない隙を突いて、とりあえず散歩に出る。
ここの道の駅は敷地内にも散歩にいい芝生があるが、階段を下りていくとさらに素晴らしい公園があった。
「岡ノ山 遊ぼっ茶広場」だ。
キレイなトイレやバーベキュースペースがあり、矢作古川沿いに延々と遊歩道が続いている。
芝生も広々として実に気持ちが良い。
エルもすっかり体調が復活した様子だった。
ブレアは元気一杯だ。チビだが、体力はエルよりあるだろう。
無事雨にも降られず散歩を終えた後は、そろそろ道の駅に色々並ぶ頃だろうと覗きに行った。案の定、美味そうな弁当やパンがこれでもかと並んでおり、迷いながらもいくつか仕入れた。さあ買う物買ったし、ちょっと観光に出よう。
国道23号の下道の方をのんびりと東へと走る。
お、歩道をエルみたいな口黒のドMIXちゃんが散歩していたので思わずパチリ。
さて本日目指して来たのは、
蒲郡だ。天気が良ければきっと海がキレイな場所なのだろうが、生憎グレーな世界だった。それでも雨がザーザー降っていないだけ有難いと思わねば。
先ずは腹ごしらえに、先ほど道の駅で買った弁当を頂く。
値段が値段だけに少な目の量だが、両方とも充分美味かった。
さらに、奥さんが是非とも食ってみたいと熱望して買ったのが、
西尾の学校給食にも出てくるというソウルフード、抹茶トーストだ。子供向けだからか、苦みよりも甘みが強い。給食にこれが出る日はきっと皆ハイテンションなのだろう。
さて今日ここ蒲郡にやって来たのは、あれに見えるは「竹島」を訪れるためだ。
島全体がパワースポットであり中心部には「八百富神社」がある蒲郡のシンボルだそうな。
嬉しいことに犬も入って良いとのことで、色々な方のブログで紹介されている。行ってみよう。
長い橋を渡ると鳥居が見えてきた。
長い階段を登った先にある神社へお参りし、
弁天様と龍神様両方の御朱印を頂いた。
お参りの後は島の周囲の遊歩道を歩いて帰る。
天気が良ければきっと絶景なのだろう。
来るときにも渡った橋をまた歩きながら何の気なしに八百富神社のオフィシャルサイトを見ると、、、
なんと、、この2月からこのようなことになったようだ。。知らなかったとはいえ、大変失礼致しました。
気を取り直して、「竹島園地公園」もちょっと散歩させて頂く。
誰かの銅像がある。
今やってる大河は登場人物の8割が藤原さんでわかりにくいと不評らしいが、この藤原俊成さんもその一人かと思いきや、平安末期の人のようで違った。
お次はどこかで夕食でも調達するか。すぐ傍に気になる店を見つけたので行ってみる。
お惣菜屋さんの「一万屋」さんだ。
この地で50年以上続いているというお店は、見るからに昭和レトロな佇まいだった。「おかず」という文字が食欲をそそる。年配の老夫婦が静かに切り盛りされていた。
全てが美味そうだったが何とか選び、蒲郡を後にした。
色々と検討した結果、ここしかないとやって来た今宵のねぐらは、
「道の駅にしお岡ノ山」である。まさかの二連泊となるが、天気を考えるともうここしか選択肢が無かった。予報では雨が弱そうなのはこの西尾市くらいなのだ。
夕食のメニューは、一万屋さんで調達したマカロニサラダにきんぴらと煮豆。それにここで今朝買った西尾が誇るソウルフードの「イカフライレモン煮」の大人バージョンというラインナップだ。
一万屋のアイテムは素朴で自然で素晴らしい味付けだった。すぐ傷みそうな繊細な味で、本当に美味かった。大人のイカフライレモン煮はピリっと辛くて、ノーマルのよりも好みだった。このソウルフードは計3回口にしたので、もう堪能し切った。思い残すことはない。
予報通りたまにパーっと降るがすぐに止む。これなら何とか凌げそうだ。
本日の走行距離:39km