4月13日(土)
「道の駅和紙の里ひがしちちぶ」の朝が来た。
噂通りのものすごく静かな夜だった。関東も探せばあるもんだな。
恐る恐る外に出てみたが、里山の宣伝マンの姿は無かった。ほっとしつつ、昨夜案内して頂いた裏のエリアを散歩した。
これで今年の桜も見納めか。
いい朝だったが一点気になったのが、ブレがまたユルめのを出したことだ。嫌な予感。。
この旅最後の朝食は地味にリゾットで締めた。
あだっつぁん曰く、土日はワラビを求めて買い物客がわんさか押し寄せ、開店前から並ぶらしい。この静けさでは信じ難いが、念のため第二駐車場の方に移動した。
やがて開店時刻が近づくにつれ、たしかに来るわ来るわ。あっという間にメイン駐車場は満車となり、第二もどんどん埋まって行く。ちなみにここは第五くらいまで駐車場があるらしい。
我が家もちょっと野菜を買い、出発前の散歩に出た。
近くを流れる槻川はとてもキレイだった。あだっつぁんが子供の頃はここでもアユが捕れたらしいが、今ではもうダメだそうだ。
ひとりルアーマンが竿を振っていたが、何も釣れてなさそうだった。
徐々にブレアがソワソワと落ち着かなくなってきた。
そしてついにまたしてもビチってしまった。。
和歌山の時は3日目の夜、今回は4日目の朝と、一体どうしたブレア。もう車中泊旅が嫌になってしまったのか、はたまた昨夜のテニス小僧どもの騒音ストレスか。もう今日は帰るだけだからいいが、今後もあるので悩ましい。。
とりあえずお世話になった道の駅を出発し、帰路に就いた。
途中、奥さんの友人オススメの小川町の「デリカテッセン・アーチャン」に寄ってハムやらソーセージやらを買い物した。たしかにどれも美味そうだった。
その友人が必ず食うというアメリカンドッグを買い食いした。揚げたての熱々で衣がカリッカリ、中のソーセージは優しい味で素晴らしかった。
出すモン出したブレアは疲れたのか、買い物をしている間は静かに寝ていた。
小川町を出て、「道の駅いちごの里よしみ」で最後の寄り道をした。
いちごを求めてけっこうな人出で、猿回しも出ていた(撮影禁止)。
我が家も人混みをかき分けてイチゴを買い、
昼飯にからみ餅と赤飯を買って車内で食った。金ゴマがかかった赤飯って初めてだったが、美味かった。からみ餅も美味いが、もうちょっと大根が辛くてもいいかな。
食うモン食ったので後は一気に帰るだけだ。北海道のような景色の中をしばらく南下し、
川越から関越に乗って無事帰宅した。
ビチの陰に隠れてしまったが、なんとブレアさん、3泊4日をノーゲロで完走出来た。本来なら表彰モンだが、ビチのせいで全力では喜べなかった。
アーチャンで買ったモツ煮をハイボールで流しながら、ブレアが車中泊嫌いになってるとしたらもう今後はジジイの一人旅なのかなあ、なんてぼーっと考えたりしていた。次は5月後半から北海道にでも行こうかなんて企んでいたのだが、暗雲がたちこめてきた。今回は関東だから気楽だったが、これが青森あたりでビチりでもしたら、戻って来るのが一苦労だ。はたしてどうなることやら。
本日の走行距離:81km
今回の総走行距離:379km
後日譚
ブレアは結局この翌日は出さず、翌々日の朝に100点満点の💩を出して結局一回こっきりのビチで済んだ。心配したエルへの伝染も無く、大事には至らなかった。とりあえずひと安心だが、次の旅が試金石か。