2024 初夏の北海道旅 第二十日 帯広の豚丼はもうここ一択でしょ

6月9日(日)

道の駅おとふけなつぞらのふる里」の朝が来た。

思ったよりは静かな夜だったが、外に出てみるとさすがは人気駅で日曜の朝、すごい数の車中泊erが停まっていて驚いた。

何はともあれ、二年前には無かったドッグランへ行ってみよう。

大型犬エリアと小型犬エリアのボーダーラインは体高35cmだそうだ。

遠慮なく誰も居ない大型犬エリアに入らせてもらう。柵もガッシリして立派で、脚を洗うシャワーまで完備されていた。

留萌ほどは暴れなかったがそれなりに走った。

が、しかし、走る前にブレアが催し、ついに柔らかめのヤツを出してしまった。

う、、、ついに恐れていたことが!?

ヤバいなあ、、、こんなところからカンタンには帰れねーぞ、、、と気落ちしているところに、

こんにちはーーと可愛らしいコーギーさんが2頭やって来た。

無用なトラブルを避けるべく、大型犬エリアをお譲りして我が家は小型犬エリアに移動し、金網越しでのご挨拶だ。

なんと同じ名前のエルちゃん(♀12歳)とチャップ君(♂7歳)で、岡山からやって来たらしい。見るからに優しいお父さんとお母さんは保護犬のボランティアもなさっているだけあって、エルブレにも優しくしてくれた。

岡山の瀬戸内側は終の棲家にと考えているくらい大好きだと伝えると、お父さんは嬉しそうに色々な情報を教えてくれた。特に桃、ブドウ、牡蠣に関しては岡山が日本一だと絶大なる自信がおありのようだった。ブドウに関しては山梨が強敵だろうが、他は確かにそうかもしれんな。「不動産物件も安いですよ」とおっしゃっていたので、是非いいのがあったら紹介して欲しいものだ。

エルチャップ家とお別れし、ランを出た。

外のベンチはソーラーパネルがついており、

なんとスマホのワイヤレス充電に対応していた。すげーな。

今朝は、昨日東川の道の駅で買ったパンと、スーパーで買ったパンとの合わせ技だ。

共に美味かった。

さて今日は帯広グルメを堪能する日だ。

と、その前に、近くのコイランドリーで洗濯だ。

洗濯を無事終えて帯広へと向かい、やって来たのは、

う、、、開店10分前に来たが既に長蛇の列。。さすが日曜日。

ご存知、帯広が誇る名店「ぱんちょう」さんだ。

店内の席数が34で自分たちの前に居る人数は21、こりゃ余裕で第一陣に入れるな?と期待したが、なんとちょうど自分たちの直前で満席となった。昔みたいに相席でギチギチに座らせるって時代でもないからな。

30分くらい待つのかなと覚悟していたが、10分後くらいで席へ案内された。

肉が6枚の竹を二つと、オプションのなめこの味噌汁をひとつ頼みしばし待つ。

来た来た!ハミ肉の上にちょこんと蓋が乗った丼が。

蓋を開けると炭火のかぐわしい香りに鼻を鷲づかみにされる。一口食っただけで、もう今回北海道くんだりまで来た甲斐があるというもんだ。肉もタレも米も文句のつけようがない。これこれ、コレが食いたかったんだよな。前回は最初に他の人気店のも食ってはみたが、申し訳ないがここのとは比べ物にならず、結局ここのを食いなおした。もう豚丼はここのだけを食えばいいんだ、と今回あらためて確信した。

食後はちょっとだけ町を散歩した後は、

もうひとつの帯広が誇る名店、泣く子も黙る「六花亭」の総本山へやって来た。

奥さんは狂喜乱舞しながらたんまりと買い込んで来た。本店限定のマルセイアイスサンドとサクサクパイを車内で頂き、帯広グルメはこれにて終了だ。

さてお次はエルブレタイムだとやって来たのは、

二年前も来て、その犬に対する愛情に感動を覚えた「緑ヶ丘公園」だ。

ハートフルなメッセージ

相変わらず素晴らしい公園で、エルもニッカニカだ。

とここでブレアがまたまた催し、ビチってしまった。ついに20日目にして、きてしまったか。。。昨日の昼に食った生ラムで胃腸がビックリしちゃったのかも。。

しかし今日は蒸し暑い。

そんな中、あちらこちらでは大勢でBBQをやっていて楽しそうだった。

さて今夜はこれから北海道は雨模様で、どこもかしこも夕方から明日の明け方くらいまで降るといっている。どこかに少しでも雨が弱く、出来れば降るとしても21時から4時くらいでカンベンしてくれるところはないものか。Yahoo天気で必死にあちこち検索してみると、、、一か所だけあった。帯広からは若干距離があるが背に腹はかえられないので、これからそこを目指して西へ向かうことにする。

出だしはまだ青空が見えていたが、

徐々に雲行きが怪しくなってきた。

途中、芽室の町を通ったら、、、、やってましたネズミ捕り。次々にとっつかまえた餌食たちを細道へ呼び込んでせこい小遣い稼ぎ。いやだいやだ。

ヤバそうな日勝峠を避けるべく、十勝清水から道東道に乗った。

西へ向かうにつれ、空は益々嫌な色になっていく。

夕張で高速を降りた。

なにゆえここ夕張で降りたかというと、

ご存知、北海道が誇るブランドフルーツである「夕張メロン」がお目当てだ。せっかく傍まで来ているのだから是が非でも食いたい奥さんは、まず一軒目のメロン屋を覗いて閉店間際に残っていた切れっぱしをひとつ買って来た。

さらに夕張の町の中心部へと北上する。

ここ夕張に来るのもすごい久々だ。何を隠そう、ここは私の生まれ故郷で2歳くらいまで住んでいたのだ。かつては炭鉱で大いに栄えたが徐々に寂れ始め、かなり以前からゴーストタウンと化し、ついには2007年に財政破綻したのは記憶に新しい。

さらにもう一軒のメロン屋「夕張メロン市場」に寄ってみた。

お、私の大好きなますだおかだの増田さんも来ているようだ。

政治家のセンセイのインチキ入院のお見舞いに持って行くような箱もあったが、もちろん我が家が買うのはこんなんじゃなく、ビニールパックに入っている切れっぱしの方だ。

さっきの店よりもICから遠いせいか、こちらの方が若干安かった。試食もさせてくれたので、優と良をそれぞれひとつずつ買ってみた。

さて夕張の最後にちょっと寄ってみたのは、

ラーメンのんきや」さんだ。

今日が休みだと知ってて来たのだが、このラーメン屋さんは代替わりはしているが大昔からここ夕張にある。なんせうちの両親が付き合ってる時に、ダンスホールの後でここでラーメン食ってたってんだから7,80年前からあるかもしれない。その間、町は栄華からドン底に落ちたが、ここは存続している。20年以上前に一度だけ食ったことがあるが、、、今日も食いたかったなあ。

さてそろそろ今日のねぐらへと向かうため、西へと向かう。

栗山監督で一躍有名になった栗山町を過ぎ、

やって来たのは長沼町にある「道の駅マオイの丘公園」だ。

広々としてトラックとも完全分離でトイレもすごいキレイそう、、、と思ったが、トイレは外観だけだった。ノーウォシュレットなのはまだいいとして、大が2つ故障中。。駐車場を見る限り今宵は敵が少なそうなので、まいっか。

うわ!初代のレガシィ??

いやー、いいね。5ナンバーのレガシィ。2代目ですらほとんど見かけなくなったのに、初代が見れるとは。

今宵もセコマナイトになってしまった。

昨夜のホッケフライの食い残しとともに頂いた。今日も昼に満足しているので、ダメージは無い。

戦利品のメロンを頂きながら、ルヴァンカップの対富山第二戦を観た。なんと勝っちまったよ。もうルヴァン優勝出来るならJ2降格でもいいや。

途中何度もブレアが外に出たがり、うわ!ビチか!と雨の中出ると何もせずに騙される、というのがあった。結局最後まで出ず。このまま固まってくれるといいのだが。。。

本日の走行距離:187km

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