令和5年3月7日(火)
土山SAの朝が来た。
コンパスの背後には大型アイドラーがズラリと並んでいた。元々大型ゾーンではないところだが皆お構い無しだ。大型ゾーンが一杯ならばそうでもしないと休めないのだから仕方のないことなのかもしれないが。ただ、縦二台分小型が並んでいるゾーンにヘタに停めると、その二台分を埋めてくる大型アイドラーに囲まれるリスクが大なので気をつけないといけない。アイドリングの騒音もあるが、彼らの吐き出す排ガスも危なそうだし。
朝食はセブレブの肉まんを頂いた。これまた安定の美味さ。
さて特に目立つ案内板も無いのでおそらく知る人ぞ知る場所と思うが、SAの端っこのこの藪の中へ続く小径の先には、、
ワンコに優しいエリアが現れる。ちょっとした広場があり、
水飲み場や立派なウンチBOXが設置されており、ビニール袋まで用意されている。
後はこの広場を柵で囲んで頂いてドッグランにしてくれれば言うこと無いのだが。
雲一つない快晴の中、土山SAを後にして西へ向かって出発する。東京から土山まで400km弱走ってガソリンタンクはかなり心許なくなっているが、高速使用で京都あたりまでは行けることが前回の旅でわかったのでSAのバカ高いガソリンを給油せずに走り始めた。
草津JCTを大阪方面へ進む。
吹田で下りて給油とランチ休憩を取ることにした。
下りてすぐにガンバのパナスタの立派な姿が目に飛び込んできた。私が死ぬまでには我が札幌もこんな素敵な専用スタジアムを持ってもらいたいものだ。
吹田でのお目当ては「吹田グリーンプレイス」という商業施設で、テラス席のある飲食店がいくつかあるとネットで見たからだ。
パン食べ放題というワードに釣られ、「ドンクエディテ吹田グリーンプレイス店」に入った。
豚肩ロースのパン粉焼きとローストビーフと春野菜のサラダをチョイスした。料理の方は普通に美味かったが、食い放題のパンのラインナップは思ったよりもショボかった。そうは言いながらも意地汚くけっこうな量を頂いた。
自分たちの腹ごしらえも済んだところで、次はコンパスの番だと適当なスタンドを探してウロウロ走っているうちにブレアがまさかの二日目リバースとなってしまった。初日が大丈夫だったので安心していたが甘かった。まだまだ油断は禁物のようだ。
給油ランプが点灯したあたりで尼崎でようやく給油し、阪神高速に乗った。
やがて垂水JCTを徳島方面へと進み、
明石海峡大橋を快調に渡る。
そして寅さんがいつも口上で「島の始まりは」と軽快にまくしたてる淡路島へと上陸した。
淡路SAに立ち寄って一休み。
ドッグランにも入ってはみたものの、やはり走らず。
向こうにさっき渡ったばかりの大橋が見えた。
一休みした後はスマートICから高速を下り、少し南下したところにある「東浦花の湯」へひとっ風呂浴びさせて頂いた。
さっぱりした後は今宵一晩お世話になる「道の駅東浦ターミナルパーク」へ辿り着いた。
夜は駅から少し歩いた先にある回転寿司の「金太郎」へ行ってみた。
おまかせの五種盛を頼んでみた。2000円もするので期待したのだが、ネタはまあいいのだが量が思ったより少なかった。こうしてみると、伊豆で入った伊豆之助さんの1500円の刺し盛りはまさに奇跡の出会いだったのだと確信した。アレを超えるものには未だ出会えていない。
あわせる酒は淡路島の地酒の「都美人」の冷酒だ。爽やかにクイクイと喉へと流し込まれていった。
奥さんは寿司をつまんでいた。人生最後の食事は寿司と今から決めている彼女だが、まあ普通に美味かったようだ。
軽めに済ませたので、コンパスへ戻って二次会をした。それにしても今日は暖かく、花粉もキョーレツだった。目がかゆくてたまらない。
夜でも気温がさほど下がらなく、明日も暑くなりそうだ。
本日の走行距離:169㎞